今考えれば【こんな無茶な旅、無計画な旅】行ってました！

HIS Hills Shibuyaスタッフが厳選した旅行の選び方をコラム形式でお伝えします。

2021年7月30日配信

今考えれば【こんな無茶な旅、無計画な旅】行ってました！

――さっそくですが、今思えば「よくやったな～」「無茶な旅だったな」と思い出す旅はありますか？

Kyoko：あります！
21歳の学生の時に友人と行った旅行ですが、航空券のみ事前に手配して宿泊先や行き先は、 行きながら考えようという、今では考えられない無計画な沖縄旅行をしました。

1泊目は那覇市内のドミトリーに宿泊し、2日目は急遽、どこかの島に行こう！と 思い立ち、出港時間がちょうど良かった久米島行きのフェリーに乗り、とんでもないくらい 船酔いをしながら4時間かけて久米島に行きました。

――出港時間がちょうどよかったというだけで久米島行きのフェリーに飛び乗るのも今では勇気がいりますね。
久米島ではどのように過ごしましたか？

Kyoko:たまたま立ち寄った食堂の店員さんが「よかったら近所のお家で集まってご飯食べるから一緒に行く？」と誘って下さって、20人くらいの地元の方が集まっている宴会に参加させて頂きました。
みなさんすごく温かく迎えて下さり、たくさん話をしてくれたのですが、方言が強くて正直話の内容はまったくわかりませんでした(笑) その中で唯一、年齢の近い女の子がいて、「明日久米島を案内するよ」と言ってくれて、次の日、軽トラの荷台に友人と私を乗せて久米島を1周してくれました。 とても小さな島ですが、何よりも人がとても温かく、本島とはまた一味違った久米島の透明な海が今でも忘れられません！ でも、もし行くことがあれば、ぜひ飛行機をお勧めします(笑)

Saki：トラックの荷台に乗って島を周るなんて憧れます！

Ayako：すごく学生ならではの自由な旅行ですね！まるで映画観たい。 でも航空券だけ手配して行くというのが、今では少し心配になっちゃうかも

――久米島はどこに泊まったんですか？

Kyoko：レンタルバイク屋さんに併設してる民宿（ゲストハウス）に泊まりました。 その宿は冷房が1時間100円で、1時間ごとにお金を入れないと冷房が切れちゃうんです。 夜中暑くて起きるんですよ。だから友人と交代で夜中起きてお金を投入していました・・(笑) でもそれも民宿ならでは、島ならではでとっても楽しく、今では思い出に残っています。

――そのゲストハウスは今でもあるのですか？

Kyoko：当時はおじいちゃんが経営していたようなので、今でもお元気ならよいのですが、ゲストハウス自体は今でも営業しているみたいですよ。興味がある方はぜひ行ってみてください！

Mei：そういう旅行って、ずっとあとになっても記憶に残ってるんですよね。

――現地に到着した後にプランを考えるという無計画だった旅も、離島ならではの温かい方々に出会い、素晴らしい沖縄の海を満喫できた素敵な旅となったのですね！

――他に「これぞ自由旅行！」という思い出の旅はありますか？

Saki：私も学生の頃、青春18きっぷで神奈川⇒福井⇒京都⇒鳥取⇒岡山⇒滋賀⇒神奈川のコースをたった5日間で周ったことがあります。

というのも、きっかけは鳥取砂丘に行ってみたいね！と友人と話したのがきっかけでした。 ただ学生の頃でお金もなかったため、青春18きっぷで鳥取を目的地として行き方は決めず、 とりあえず出発してみよう！となり、すべて鈍行列車で旅をしたことがあります。 鳥取砂丘に行くことしか決めていなかったため、その日その時のタイミングや天気などで乗る電車や立ち寄るところ、泊まる場所を決めていきましたが、ものすごく充実していて楽しかった思い出しかありません。

――鳥取砂丘以外はどこの観光地を訪れたのですか？

Saki:福井の東尋坊や綺麗なビーチの水晶浜、小浜というところでミニクルーズ、京都の天橋立、鳥取砂丘、岡山の倉敷、満奇洞という洞窟、最後にはちょうど琵琶湖の花火大会もおこなっており、最高の旅の締めくくりでした。
地元の方々に都度尋ねたり、移動はすべて鈍行列車なので今思うと無謀だったなとも思いますが、無計画でもこんなに楽しめるなんて・・！と感動して一生忘れられない思い出になっています。

Mei:これ5日間で行ったんですか？すごい！その時の年齢でしか楽しめない旅のかたちですね。地元の方とのふれあいも素敵です。

Saki:逆にプランニングしていってたらこんな風に周れなかったと思います。

Kyoko:青春18きっぷ、とても興味あります。私も使ってみたかったです。

――青春18きっぷ、いくらくらいで買えるんですか？

Saki:価格は5日間で12000円くらいでした。

Mei:これでこんなに周れるなんて格安ですね！学生さんや時間がたっぷり取れる方にはおすすめですね。

Saki:私も学生の時に、東京から地元の青森まで青春18きっぷで帰ったことがありますが、ひとりというのもあり、鈍行が辛すぎて、次から絶対に新幹線使おうと思いました。
でもみんなでワイワイして行くなら鈍行の旅もよいですね。

――こちらも目的地だけを決めて、旅をしながら旅を決めていくという自由旅行、まさに青春18きっぷ、ぴったりですね！

――他に、忘れられない無謀な旅や旅の失敗談などの思い出などありますか？

Mei:私は3泊4日で四国を周ったのですが、車がなかったのですべて電車とバスを使いました。
徳島でかずら橋に行ったんですが、とにかく行きにくい場所で、ほぼ丸1日かかってしまい、翌日は渦潮を諦め、大塚国際美術館をハイスピードで見ました。
有名な作品だけ見て、はい次！見た！はい次！を繰り返しました・・・。
3日目は愛媛県でしまなみ海道をサイクリングしたんですが、今治から行ったのでかなりハードでした。そして夕方には香川に行かないと行けなかったので大急ぎで自転車を漕ぎました。
まるで競輪選手のようでした(笑)
最終日は栗林公園と金毘羅さんをまわったのですが、案の定時間がなく、奥社まで行くと1300段くらいあるんですが、途中の本宮の700段くらいまでを急いで登りました。
もはや何かの修行かと思いました・・。
最後、香川でうどんも大急ぎですすりました。

――このルートって王道のコースだと思うのですが、スケジュールとしては3泊4日でもバスと電車の場合は結構きついってことですか？

Mei:かなりきついですね。できれば高知も行きたかったんですが、とてもではありませんが入れる隙間はまったくありませんでした。

Kyoko:四国ってみどころがたくさんありますが、時間的余裕がないと難しいんですね。

Ayako:計画の段階では行けると思うんですが、実際に行ってみるとうまく行かない事ありますよね。

――とっても忙しい旅だったのですね。旅を終えてどうでしたか？

Mei:疲れましたがとても楽しかったです！ 後日、爪が内出血していたので病院に行ったら「とてつもない距離を歩いたりした？」と 医者に聞かれるほどにとにかく修行の旅となってしまいました。 またぜひ行きたいですが、そんなわけで皆さん、四国に行かれる際はぜひお車をおすすめします(笑)

Saki:私は同じようなルートを2泊3日で、車で移動しましたけど、ちょうどよかったですよ。 車の運転が出来る方は、四国は車が便利かもしれませんね。 アクシデントも楽しめるくらいが素敵かなとも思います！

――今回は時間に追われることもあったようですが、自分で電車やバスの時間、行きたい場所、やりたい事、滞在時間をしっかり考えて計画をされたのはとてもすごいことだと思います！
ぜひ、次の機会に今回行けなかったところをリベンジしてほしいです！

――いかがでしたか？
時間があるからこそ出来る旅、自由な旅、思いつきの旅、しっかり計画を練って行く旅、 時には失敗することやトラブルもあるかもしれません。 しかし、それも旅の醍醐味ではないでしょうか。 High Premium HIS Hills SHIBUYAでは、旅好きなスタッフが皆様の旅のプランニングを お手伝い致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。 こんな旅がしたい！とご希望をお伝え頂けましたら、出来る限り皆様にあったプランを提案致します！ 今後も私たちが様々なテーマで旅行に関するあれこれを話していきますので、興味を持って頂いた方は是非、またこちらのページをご覧になってください！

次回は8月30日に更新予定です。

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