【最新】中国渡航の準備から帰国まで!入国に必要な手続きも徹底解説
2023年11月1日より、ついに健康申告(中国税関出入国健康申告)も不要になり、新型コロナウイルスによる入国制限が撤廃となった中国。また各航空会社も就航便を増便するなど、中国への渡航者も徐々に増加しております。本コラムでは情報を整理し、ビジネスパーソンの渡航を前提に、「渡航の準備から帰国前まで」を解説していきます!
ご案内
2024年7月1日より中国の「反スパイ法」が改定され、SNSなどの情報統制を目的に、国家安全機関は警察証などを提示すればスマートフォンやパソコンなどの
電子機器の検査ができると定められているので、企業情報の入った電子機器の持ち込みは控える事を推奨しております。
渡航中の通信用に、渡航者本人名義のレンタルスマートフォンをご用意しております(別途)
INDEX
健康申告(中国税関出入国健康申告)についてNEW
2023年11月1日から、中国出入国時の「健康申告(中国税関出入国健康申告)」は不要になりました。
なお、発熱、咳、呼吸困難などの伝染病症状がある場合、伝染病に罹患しているとの診断がある場合は税関に申告する必要があります。
中国渡航の情報整理
はじめに、情報を整理しましょう。
パスポート残存期限
入国時6ヵ月以上
査証の有無
必要
(現在、15日以内滞在の訪中査証免除措置は、暫定的に停止され、原則として日本国籍者の中国入国は、査証が必要です。)
在中国日本国大使館 駐日中華人民共和国大使館
新型コロナウイルスによる特別検疫の有無
なし
【出発前】渡航に必要な手続きについて
ここからは、渡航手続きについてまとめます。必要な手続きは個々のケースによって順番が入れ替わることがあります。ここでは一つのケースワークとしてお伝えします。
① 査証の取得をしよう
2020年3月31日より、日本国籍に対する査証免除措置は暫定的に停止されています。そのため、原則として中国へ入国の際には査証の取得が必要です。
(※ 2022年8月24日以降、有効な居留許可所持者 及び APECビジネストラベルカード所持者は入国可能となりました)
渡航の目的に沿った査証の申請を行いましょう。
申請に必要な書類は、取得する査証により異なります。
CHECK
ビザに関するお問い合わせは、当社と法人契約を結んでいる会社様に限らせていただいております。大変恐れ入りますが、管轄エリアの領事館へお問い合わせ頂きますようお願い致します。
② 航空券・ホテルの予約をしよう
現在、就航本数が限られています。最新のスケジュールは航空会社ウェブサイトからご確認いただけます。
③ 海外旅行保険への加入は、忘れずに
新型コロナウイルスだけではなく、突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入を強くお勧めいたします。どのプランにすればよいかなど、迷うことがありましたら、是非HISまでご相談ください。
出発前に、、、たびレジの登録をしよう!
海外滞在先の危険情報の収集手段はお持ちでしょうか。最低限、外務省のたびレジ登録は済ませてから渡航しましょう。
CHECK
たびレジの登録は、下記外務省ウェブサイトにてご確認ください。
中国到着後について
2023年1月8日以降、入国後の隔離措置が撤廃となったため、到着後に新型コロナウィルスの症状がなければ、入国後すぐに行動が可能になります。 ただし、各地方政府ごとに予告なく制限を実施する場合がございます。渡航前に在中国日本国大使館・総領事館 または 各直轄市・省・自治区や中国の訪問先などに必ずご確認ください。
安心のグローバルネットワーク
情勢やルールの変更が生じやすい状況下での渡航は、平時よりも気を付けるべきことが多くなります。企業として従業員の安全を確保するためには、細心の注意が必要です。HISでは、中国に拠点を持つことで、皆さまの安心・安全の渡航をサポートしています。安心のグローバルネットワークを持つHISへお任せください。
日本帰国時のご案内
日本への帰国時の情報について整理致します。
帰国時の水際措置について
2023年4月29日以降、有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。現在は、帰国・入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者のうち、調査協力いただける方に、感染症ゲノムサーベイランスを行っております。
Visit Japan Webの登録
Visit Japan Webを登録しておくと、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができ、手続きが簡素化されます。
最後に
いかがでしたでしょうか。入国規制が撤廃され、コロナ前と同水準に戻り渡航しやすくなった中国。最新情報に十分留意しながら、渡航の準備を進めましょう!HISでは、グローバルネットワークを活かし、安心安全の海外渡航サービスをご提供しております。中国への出張、赴任の計画がございましたら、HISまでご相談ください。