社員旅行 平均予算やおすすめシーズンなどをご紹介!
社員旅行の気になる平均予算、沖縄や北海道・韓国やハワイなどの方面別モデルコースやツアーに加えて、新しい旅のスタイルをご案内します。
従業員に満足してもらう旅行を作りあげるには、従業員の声をしっかり汲み取り、旅行に反映させることが重要です。そこで多くの企業で取り入れられているツールが「アンケート」です。
今回は、アンケートを実施するうえでおさえておきたいポイントや、実際にどのような項目を聞くべきなのかについてご紹介いたします。
皆様の企業の社員旅行は、どのような目的で実施されていますか?
「従業員と楽しい時間を過ごしたい」「従業員のエンゲージメントを向上させたい」「帰属意識を高めたい」など、目的は各企業によってさまざまだと思います。
アンケートを実施することで、参加者の意見や希望を把握し、それに基づいて旅行プランをカスタマイズできます。従業員は自分たちの意見が反映された旅行を楽しむことで満足度が向上し、それにより目的の達成もしやすくなります。
実施や集計には手間がかかるかもしれませんが、社員旅行の効果を最大化するためには、ぜひ取り入れていただきたいツールです。
社員旅行の満足度を向上させるためにアンケートを取り入れることは非常に効果的です。
しかし、ただ単に実施するだけでは、従業員から知りたい情報が得られず、上手く活用できない場合があります。そこで、アンケートを効果的に活用するために、実施前の準備事項をご紹介いたします。
前回の社員旅行で集計した結果をもとに、どのような意見が上がっていたか分析しましょう。
過去データを活用し、実施しないという選択もとれますが、従業員の最新の傾向を把握するためには、毎回アンケートを実施することをおすすめします。
また、過去のデータは貴重な情報源となるため、保存しておくようにしましょう。
前回の幹事とコミュニケーションが取れる場合は、アンケート結果との比較や傾向を掴むために、社員旅行の様子や重視していた点、計画時に上がっていた意見などを事前にヒアリングしておきましょう。
全く詳細が決まっていない状態でアンケートを取るのも一つの方法ですが、行き先や日程がバラバラな意見から一つの候補地に絞り込むのは非常に大変です。そのため、アンケート実施前に旅行の日程、予算、行き先など、基本的な枠組みを他の幹事や最終決定者と事前に話し合っておくことをおすすめします。これにより、アンケートで聞くべき質問の範囲が明確になり、無駄な質問や聞き漏れを避け、効果的にデータを収集することが可能になります。
社員旅行期間中は業務がストップしたり、プライベートの予定を調整する必要があります。できるだけ多くの従業員に参加してもらうためにも、従業員にとって最も参加しやすい日程を確認しましょう。
すでにある程度時期や日程が決まっている場合は、選択式のアンケートを作成すると従業員が答えやすくなります。
設問例
・どのような旅行日程でしたら参加しやすいですか?
出発日 : ( )月 上旬 ・ 中旬 ・ 下旬 / ( )曜日出発
いつでもよい
日程 : 日帰り ・ 1泊2日 ・ 2泊3日 ・ 3泊4日 ・ いつでもよい
希望の旅行先については、行き先だけでなく観光地も一緒に聞いておくと、滞在プランを検討する際の参考になるのでおすすめです。
設問例
・行きたい旅行先や観光地はありますか?
( )
アクティビティや体験など、旅行中にやりたいことを聞くことで、行き先が絞られたりプランを計画する際に役立ちますので自由に希望を聞いてみましょう。
また社員旅行に参加するうえで、従業員が抱いている気持ちもアンケートで引き出せると、満足度向上にもつながります。
設問例
・旅行先でやりたいことや、社員旅行に期待することはありますか?
( )
例:○○のアクティビティがしたい、他部署と会話が出来るきっかけがあるとよい
POINT
参加の有無も同時に確認する場合、以下の内容も一緒に聞いておきましょう。
設問例
・部屋割りや座席の希望はありますか
( )
例:窓側・通路側、酔いやすいので前方がいい、喫煙ルームなど
設問例
・アレルギーや特別なケアが必要なことはありますか
( )
例えば、年度末や四半期末などの繁忙期や、大きなプロジェクトと重なる時期に依頼をすると、回答をなかなかもらうことができなかったり、幹事から回答のお願いをしにくいなど、思うようにアンケート回答を収集できない場合があります。そのため、依頼する際は時期に注意してお願いするようにしましょう。
アンケートを実施し、回答期日までに集まらないということはよくあります。
もし回答が集まらなかった場合でも期限を延長できるように早めに設定したり、万が一の場合に備えて余裕を持たせた期日設定をすることが大切です。
社員の日常業務が忙しい中で、アンケートの存在が見落とされがちです。また、アンケート回答の優先度が低く見られ、後回しにされることも少なくありません。これを防ぐためには、定期的にリマインドメールを送ることが効果的です。
質問項目が多すぎると、回答者の負担が増えてしまいます。そのため、必要な情報と参考程度の情報に分けて、回答しやすくしましょう。 また「なぜその旅行先に行きたいのか」といった理由も任意で聞いておくと、従業員の社員旅行への思いが見え、計画が行き詰った際のヒントにもなるので、おすすめです。
匿名回答は、従業員から本音を引き出しやすくなります。名前があると本音が聞き出せないのではないかと懸念される場合は、名前を伏せてアンケートを実施するのもおすすめです。ただし、全く個人の情報が分からない状態では傾向を掴みにくいため、年代や性別のみを尋ねる形式にすると良いでしょう。
いかがでしたか。
社員旅行から帰ってきた際に、従業員から「楽しかった」と思ってもらえたり、「従業員のエンゲージメントが向上した」「帰属意識が高まった」などといった社員旅行の目的を達成するためには、さまざまな従業員の意見に耳を傾け、取り入れることが非常に重要です。
アンケートはそれを実行する上で大切なツールの一つです。
従業員がより満足する旅行を実現するために、アンケートを賢く活用し、社員旅行を計画しましょう。