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入社式は誰のため!?成功のための5つの工夫

公開日:2025年7月11日 企業イベント

入社式の本当の主役とは

春、新たな仲間を迎える入社式。
「入社式は新入社員のためのもの」と思われがちですが、果たして本当にそうでしょうか?

実は、入社式の企画は新入社員だけでなく、既存社員や経営層、さらには組織全体にとっても大きな意味を持つイベントです。
近年では、入社式の企画・運営を“全社員の成長のきっかけ”や“組織の一体感を高める場”として再定義する企業が増えています。

なぜ今、入社式の企画が全社員にとって重要な場として注目されているのでしょうか。
その背景には、組織のエンゲージメント向上や、変化の激しい時代における一体感の醸成が求められていることがあります。
新入社員だけでなく、既存社員や経営層も一緒に未来を見つめ直すことで、組織全体の活性化や成長意欲の向上につながるのです。

また、近年は多様な働き方や価値観が広がる中で、入社式の企画も進化しています。オンラインやハイブリッド形式の導入、ダイバーシティを意識したプログラム設計など、従来の枠にとらわれない新しい入社式の企画が注目されています。
こうした変化は、企業文化のアップデートや、全社員の心理的安全性の向上にも寄与しています。

入社式を“社員全員のため”にする5つの工夫

入社式の企画を「誰のためのものか?」という問いに向き合い、全社員の成長や組織の活性化につなげるためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。
ここでは、実践的な5つのポイントをご紹介します。

既存社員・経営層も主役になる参加型プログラム

入社式の企画では、新入社員だけでなく既存社員や経営層も主役となる演出が重要です。
既存社員による歓迎スピーチや経営層からのメッセージだけでなく、全員参加型のセレモニーやパフォーマンスなど、式典本編で全員が一体感を感じられるプログラムを設計しましょう。
こうした演出は、新入社員にとって「歓迎されている」という実感を、既存社員にとっては「組織の一員としての誇り」を感じるきっかけとなります。

経営理念・ビジョンの再確認セッション

入社式は、企業の経営理念やビジョンを全社員で再確認する絶好の機会です。
経営層が自らの言葉で会社の未来や期待を語るだけでなく、グループディスカッションやワークショップ形式で理念を深掘りすることで、社員一人ひとりの理解と共感を促進します。

たとえば、理念に基づいた行動事例を共有したり、ビジョン実現のために自分ができることを考えるワークを取り入れることで、理念が「自分ごと」として浸透しやすくなります。
このような取り組みは、組織の方向性を再認識し、全社員が同じ目標に向かって進むための土台となります。

さらに、理念やビジョンを可視化するために、ポスターや動画、スライドなどのビジュアルツールを活用する企業も増えています。
視覚的な工夫を加えることで、より多くの社員にメッセージが伝わりやすくなります。

ロールモデルの体験談共有

入社式の場では、既存社員の中からロールモデルとなる方に、自身の成長ストーリーや失敗談、乗り越えた経験などを語ってもらうセッションを設けましょう。
ここで大切なのは、単なる成功談だけでなく、失敗や苦労を乗り越えたリアルなエピソードを共有することです。

新入社員にとっては、将来のイメージが湧きやすくなり、「困ったときは相談できる先輩がいる」と感じられる安心感につながります。
また、ロールモデルの多様性を意識することで、さまざまな価値観やキャリアパスがあることを伝えられます。
既存社員にとっても、自身のキャリアを振り返る良い機会となり、組織全体のエンゲージメント向上にも寄与します。

会社としてのキャリアパス・成長支援の仕組みを提示

入社式の企画では、今後のキャリアパスや成長イメージを「会社としてどのように支援しているか」を具体的に示すことも重要です。
人事担当者や先輩社員から、社内でのキャリアアップ事例やスキルアップ支援制度、研修プログラム、キャリアマップなどを紹介しましょう。
これにより、新入社員は「どんな未来が待っているのか」を具体的にイメージでき、安心してキャリアを描くことができます。

また、キャリアパスの多様性や、個々の強みを活かせる環境があることを伝えることで、社員一人ひとりが自分らしい成長を主体的に考えやすくなります。
こうした仕組みの提示は、入社後の定着や早期離職防止にも効果的です。

新入社員と既存社員の交流ワークショップ

入社式後には、新入社員と既存社員が実際に交流できるワークショップやチームビルディングを実施しましょう。
たとえば、共通の課題に取り組むグループワークや、趣味・特技を活かした交流イベント、部署横断のディスカッションなど、実践的なコミュニケーションの場を設けることで、早期の人間関係構築や心理的安全性の醸成につながります。
オンライン開催の場合も、デジタルツールを活用して双方向の交流を促進できます。

こうしたワークショップは、入社式本編で生まれた一体感を、実際の業務や日常のコミュニケーションへとつなげていく重要な役割を果たします。

“社員全員のため”の入社式を実現する実践ポイント

上記5つの工夫を実践する際には、いくつかのポイントに注意しましょう。

・プログラム設計は「参加型」を意識する
一方的な説明やスピーチだけでなく、双方向のコミュニケーションを重視した内容にすることで、全社員の主体性を引き出せます。
たとえば、質疑応答や意見交換の時間を設ける、グループワークを取り入れるなど、参加者が自ら考え、発言できる場を意識しましょう。


・社内コミュニケーションの活性化を促す仕掛け
グループ分けをランダムにしたり、役職や部署を超えた交流の場を設けることで、普段接点の少ない社員同士のつながりが生まれます。
また、アイスブレイクやゲーム要素を取り入れることで、緊張をほぐし、自然なコミュニケーションを促進できます。


・オンライン・オフラインのハイブリッド対応
昨今はリモートワークが定着しつつあるため、オンライン参加者にも配慮したプログラム設計が求められます。
チャット機能やバーチャル背景を活用したアイスブレイク、オンライン投票やクイズなど、デジタルならではの工夫も有効です。
オフラインとオンラインの両方で一体感を持てるよう、進行や演出にも工夫を凝らしましょう。


・事前アンケートやフィードバックの活用
参加者の期待や不安を事前に把握し、プログラムに反映させることで、より満足度の高い入社式の企画を実現できます。
終了後のフィードバックも次回以降の改善に役立ちます。
アンケートは匿名で実施することで、率直な意見を集めやすくなります。

また、入社式の企画・運営の効果を測定するために、参加者アンケートやエンゲージメントサーベイを活用する企業も増えています。
入社式後のフォローアップや、定期的なコミュニケーションの場を設けることで、入社式の学びや気づきを日常業務に活かすことができます。

入社式で“社員全員の成長”を実現しよう

入社式は「誰のためのものか?」という問いに、明確な正解はありません。
しかし、全社員が主役となり、組織の未来をともに描く場として入社式の企画・運営を活用することで、企業はより強い一体感と成長力を手に入れることができます。

新入社員だけでなく、既存社員や経営層、そして組織全体のために、ぜひ今回ご紹介した5つの工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まずは自社の現状や課題を振り返り、できるところから一歩ずつ実践してみることをおすすめします。
全員の成長を加速させる入社式を、ぜひ実現してください。

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