ベネフィット(福利厚生)
HISの旅行割引、永年勤続や報奨として旅行をプレゼントするベネフィットプログラム、トラベルデスクの設置など福利厚生の充実や休暇取得促進にご活用ください。
働く目的は何か?時代と共に重要視される項目は変化します。
卒業旅行の回数から見えた、今の若者たちが重視する働き方を考えます。
突然ですが、いまどきの学生が卒業旅行に何回行くかご存知ですか?
大学を卒業し旅行会社に就職して二十数年...。もうそろそろ二回り下の年齢の新卒が入ってくるんだなぁ...。
と、ちょっと自分の年齢を考えると悲しくなってくるのですが、思い起こせば、時は1996年。
卒業旅行は、友人と2人でタイを周遊しました。
バンコク、アユタヤ、パタヤと周遊しました。8日間でしたが航空券だけ手配して出発。すべて現地についてから考えるという本当に適当な旅行でした。
旅のトラブルもいろいろありましたが、自由で楽しい旅行だったことをいまでも鮮明に覚えています。
それからタイに魅入られて入社後も何度もタイには脚を運びました。
私の時代は卒業旅行といえば1人1回が普通でした。
このコラムをご覧の皆様は卒業旅行は何回行きましたか?
話を戻すと『いまの大学生が何回卒業旅行に行くか?』
その答えは・・・・・
平均2.3回!
多くの学生が2回から3回の卒業旅行に行っている事実!!!
強者は4回、5回以上と卒業旅行に行ってます!!
かのアウグスティヌス(354~430年)も『世界は一冊の本だ。旅をしない人々は本を1ページしか読んでいないのと一緒だ。』と言っています。旅は人に感動を与え、人生を豊かにしてくれます。若いうちに世界中の多くの場所や文化に触れて欲しいものです。(発言が年寄り臭いのは気にしないでください。)
そもそも、何故今の学生達は、我々の世代よりも旅に出るのでしょうか?
現在の大学生は、インターネットネイティブと呼ばれる「Z世代(1990年代後半から2000年生まれ)」。子供の頃からインターネットが身近にあり、情報収集もインターネットがメインです。
インターネットを見て「このフォトジェニックな場所に行きたい!」と影響される事は日常茶飯事。SNSやYoutubeを通して情報を得る事に慣れているため、逆にデジタルよりリアルに価値があると考え、「リアルに旅行に行く」事に価値を感じる人が多いのではないでしょうか。
若手の人材不足が問題視され、採用の現場では頭を抱えているかと思います。若者の働く目的も「経済的に豊かになる」よりも「楽しい生活をしたい」の伸び率が高いです。
「賃上げだけでなく、福利厚生や勤務環境の改善も人手不足への対応として有効との声が多く聞かれた。」といった調査結果も見られます。
(日本銀行「地域経済報告」より)
ライフワークバランスを重視し、就職活動でも福利厚生の手厚さから、企業の選ぶ学生も多いです。HISでは、企業様の福利厚生プランに「内定者割引」を特典で付ける事も可能です。社員の方々が受けられる福利厚生の旅行割引サービスを内定者の方にも提供しています。詳しくは担当へお問い合わせください。