これを読めば大丈夫!タイ渡航の準備から帰国まで、解説します

海外出張先として、常にランキング上位のタイ・バンコク。 安心して渡航し、ビジネスに集中するためにも、最新の渡航情報を確認し、出張に備えましょう。
本コラムでは、タイ渡航を控えているビジネスパーソンに向けて、最新の「渡航の準備から帰国まで」を解説していきます。ぜひご活用ください!
INDEX
タイ渡航の情報整理

はじめにタイの渡航条件について、今一度整理をしましょう。
パスポート残存期限
入国時6ヵ月以上
査証の有無
不要
※商用目的で30日以内の短期滞在の場合、2026年12月31日まで一時的に商用査証の取得が免除となります。
【出発前】渡航に必要な手続きについて

タイ渡航が決まりましたら、以下の手続きを行いましょう。
滞在目的により、査証の手続きが必要となります。在タイ日本国大使館・在東京タイ王国大使館のウェブサイトを合わせてご確認ください。
①(必要な方)査証の取得
日本国籍の一般旅券所持者の査証免除期間は以下の通りです。
業務内容によっては、査証が必要な場合がございますので、必ずご出発前に大使館のホームページ等でビザの有無について確認をしましょう。
観光目的:60日以内
在東京タイ王国大使館|ビザ免除について/オンアライバルビザ
商用目的:30日以内(~2026年12月31日まで)
在東京タイ王国大使館|日本国籍の30日以内滞在の商用ビザ免除について
査証が必要な場合は、2025年1月1日より運用が開始されたe-Visa(オンラインビザ)で取得手続きをしましょう。
申請から受領までのお手続きをオンライン上で行っていただけます。
② 航空券・ホテルの手配
査証等の申請時に、航空券(Eチケット)が必要となります。
そのため、まずは航空券の予約手配を進めましょう、
タイ行きの航空券ですが、座席供給数や訪日観光客の影響で混み合っております。
渡航が決まりましたら、お早めにご準備ください。
CHECK
スケジュールについては、各航空会社のウェブサイトより最新情報を確認することができます。
航空券と合わせて、滞在ホテルの手配を行いましょう。
航空券・滞在ホテルは、HISで手配できます
CHECK
モバイルバッテリーについて
タイ国際航空とエアアジアでは、安全対策として、機内でのモバイルバッテリーの使用及び充電が禁止されています。
詳細は各航空会社のウェブサイトよりご確認ください。
タイ国際航空
THAI Announces Prohibition of Power Bank Use Onboard
Baggage Policy
③ タイデジタル到着カード(TDAC)の登録
2025年5月1日以降、タイデジタル到着カード(TDAC)が正式に導入されました。
これにより、従来の紙の入国カードは廃止され、すべての外国人渡航者に対してオンラインでのTDAC登録が義務化されます。
対象は空路、陸路、海路すべての入国手段で、タイ国籍以外のすべての旅行者がこの手続きを行う必要があります。
タイデジタル到着カード(TDAC)について
登録サイト:https://tdac.immigration.go.th/
登録期間 :タイ到着の3日前から
登録料 :無料
④ 海外旅行保険への加入は、忘れずに
突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入を強くおすすめいたします。
どのプランにすればよいかなど、迷うことがありましたら、ぜひHISまでご相談ください。
出発前に、、、たびレジの登録をしよう!
海外滞在先の危険情報の収集手段はお持ちでしょうか。
最低限、外務省のたびレジ登録は済ませてから渡航しましょう。
CHECK
たびレジの登録は、下記外務省ウェブサイトにてご確認ください。
タイ到着後について

現在、日本からの入国は、以下の順で手続きを行います。
時期や時間帯によっては、入国審査が非常に混雑しており、空港を出るまでに時間を要しております。
到着後は余裕をもったスケジュールを組むことをおすすめいたします。
①空港到着・入国審査
※2022年7月2日より入国カードは廃止されています。
入国審査に必要なものは、パスポートと搭乗券のみです。
②荷物の受け取り
③税関
④出口へ
滞在中注意したいこと

バンコク市内の移動手段
出張時の移動手段として、タクシーを利用される方が多いのではないでしょうか。
バンコクでは通勤時や夕方のラッシュ時にひどい交通渋滞が起きますので、余裕を持って移動するようにしましょう。
タクシー乗車時には、メーターを利用しているかをご確認ください。
メーターを利用しないなど、割高に請求される場合がありますので注意が必要です。
最近では「Grab(グラブ)」というタクシーの配車アプリがあります。
乗りたい時間と場所、目的地を入力することで値段、タクシーのナンバー、ドライバー情報が送られてきますので、タクシーが来たら乗るだけです。
乗車時の交渉が不要になりますので、言葉に不安がある方にもオススメです。
電子タバコの持ち込み禁止
タイでは電子タバコ禁止条例がタイ商務省から2014年12月27日より発令されています。アイコスをはじめ、加熱式のタバコも含まれます。
違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金のいずれかが科せられますので十分にご注意ください。
また、公共の場所や室内では、紙たばこの喫煙も禁止されています。
宿泊先のホテルでも全面禁煙あるいは喫煙場所が限定されておりますので、ホテル選びの際にご注意ください。
お酒について
タイでは24時間お酒が購入出来るわけではありません。
法律でお酒の販売・提供時間が定められています。11時~14時、17時~24時のみ購入が可能です。
安心のグローバルネットワーク
企業として従業員の安全を確保するためには、細心の注意が必要です。
HISでは、タイに複数の拠点を持つことで、皆さまの安心・安全の渡航をサポートしています。
バンコクのほか、日系企業の進出が多いシラチャー、北部のチェンマイ、ピサヌロークに4つの拠点を設けております。
安心のグローバルネットワークを持つHISへお任せください。
日本帰国時のご案内

日本への帰国時の情報について整理いたします。
帰国時の水際措置について
現在は、帰国・入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者のうち、調査協力いただける方に、感染症ゲノムサーベイランスを行っております。
Visit Japan Webの登録
Visit Japan Webを登録しておくと、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができ、手続きが簡素化されます。
最後に
最新情報に十分留意しながら、しっかりと準備を進めましょう!
HISでは、タイの拠点ネットワークを活かし、安心安全の海外渡航サービスをご提供しております。
渡航、出張の計画がございましたら、HISまでご相談ください。