これを読めば大丈夫!タイ渡航の準備から帰国まで、解説します
海外出張先として、常にランキング上位のタイ・バンコク。
2022年10月1日より、新型コロナウイルス対策で実施をしていた入国規制が完全撤廃されました。
これに伴い、ワクチン接種回数の有無に関わらず、コロナ以前の渡航条件に戻りました。
本コラムでは、タイ渡航を控えているビジネスパーソンに向けて、最新の「渡航の準備から帰国まで」を解説していきます。ぜひご活用ください!!
INDEX
情報を整理しよう
タイへの入国条件
現在、タイ渡航は入国制限が撤廃し、コロナ以前と同条件の渡航に戻っております。
今一度、渡航条件を整理しましょう。
パスポート残存期限
入国時6ヵ月以上
査証の有無
不要
※商用目的で30日以内の短期滞在の場合、2026年12月31日まで一時的に商用査証の取得が免除となります。
【出発前】渡航に必要な手続きについて
タイ渡航が決まりましたら、以下の手続きを行いましょう。
滞在目的により、査証の手続きが必要となります。在タイ日本国大使館・在東京タイ王国大使館のウェブサイトを合わせてご確認ください。
①(必要な方)査証の取得をしよう
2024年1月より、商用目的で30日以内の短期滞在の場合、2026年12月31日まで一時的に商用査証の取得が免除となります。しかし業務内容によっては、査証が必要な場合がございますので必ずご出発前に大使館のホームページ等でビザの有無について確認をしましょう。
CHECK
2023年4月1日(土)以降、日本を含むビザ免除国/地域からタイに入国する渡航者の滞在可能期間は45日から30日になります。 タイへの渡航に際しては、入国時に押される滞在可能期間のスタンプをご確認ください。
査証が必要な場合、申請にはまず入国の理由を示した書類の準備 (Work Permitなど)が必要です。 就労ビザとは別にタイ労働局に申請が必要です。こちらは個人での申請はできず、受け入れ先の法人が申請する必要があります。 その後、有効な査証または再入国許可証(Re-Entry Permit)の取得をします。査証の申請は、申請者本人、またはグループ会社を含む申請者の所属会社の社員の方のみ可能です。
CHECK
② 航空券・ホテルの手配
査証等の申請時に、航空券(Eチケット)が必要となります。そのため、まずは航空券の予約手配を進めます。
現在、タイの国際線は通常フライトが運航中です。
タイ行きの航空券ですが、座席供給数や訪日観光客の影響で混み合っております。
渡航が決まりましたら、お早めにご準備ください。
CHECK
スケジュールについては、各航空会社のウェブサイトより最新情報を確認することができます。
航空券と合わせて、滞在ホテルの手配を行いましょう。
航空券・滞在ホテルは、HISで手配できます
③ 海外旅行傷害保険・コロナ対応の保険加入(推奨)
2022年7月1日以降、新型コロナの治療費等を含む医療保険への加入と同保険証の提示義務が廃止になりました。
しかし、新型コロナウイルスだけではなく、突然の事故、病気や怪我といったアクシデントに備える為に、海外旅行保険への加入を強くお勧めいたします。
特に現地滞在中に陽性となった場合は、日本帰国日を変更する必要があります。
その費用負担は小さいものではありません。
どのプランにすればよいかなど、迷うことがありましたら、是非HISまでご相談ください。
CHECK
医療保険の加入は、HISで手配できます。
タイ到着後について
タイ到着後の手続きは、コロナ以前と同様の手続きに戻っています。
また、入国後に特別なアプリのインストールや行動報告などもございません。
2023年3月現在、入国審査が非常に混雑しており、到着の時間帯によっては空港を出るまでに時間を要しております。
到着後は余裕をもったスケジュールを組むことをお勧めいたします。
CHECK
2022年7月2日より入国カードは廃止されています。
入国審査に必要なものは、パスポートと搭乗券のみです。
タイ国内の移動について
タイ入国後、コロナ禍における行動制限や規制はございません。
バンコク市内から他の地域への移動も可能ですので、そのまま国内線への乗り継ぎもできます。
タイ国内の航空便、専用車両などの手配も承っておりますので、是非ご利用ください。
CHECK
現地の様子・滞在時のルール
数年ぶりの渡航・出張を予定されている方も多いのではないでしょうか。 ここからは現地の様子、滞在時に注意すべき点をご紹介します。
バンコク市内の移動手段
出張時の移動手段として、タクシーを利用される方が多いのではないでしょうか。
バンコクでは通勤時や夕方のラッシュ時にひどい交通渋滞が起きますので、余裕を持って移動するようにしましょう。
タクシー乗車時には、メーターを利用しているかをご確認ください。
メーターを利用しないなど、割高に請求される場合がありますので注意が必要です。
最近では「Grab(グラブ)」というタクシーの配車アプリがあります。
乗りたい時間と場所、目的地を入力することで値段、タクシーのナンバー、ドライバー情報が送られてきますので、タクシーが来たら乗るだけです。
乗車時の交渉が不要になりますので、言葉に不安がある方にもオススメです
マスクの着用は?
マスク着用義務は撤廃されていますので、着用は任意となっています。
公共交通機関(BTS・MRTなど)では、着用が推奨されています。
バンコク市内のコンビニやドラッグストアなどでマスクは購入できます。
その他、滞在時の注意したいこと
①電子タバコの持ち込み禁止
タイでは電子タバコ禁止条例がタイ商務省から2014年12月27日より発令されています。アイコスをはじめ、加熱式のタバコも含まれます。
違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金のいずれかが科せられますので十分にご注意ください。
また、公共の場所や室内では、紙たばこの喫煙も禁止されています。
宿泊先のホテルでも全面禁煙あるいは喫煙場所が限定されておりますので、ホテル選びの際にご注意ください。
②お酒について
タイでは24時間お酒が購入出来るわけではありません。
法律でお酒の販売・提供時間が定められています。11時~14時、17時~24時のみお酒の購入が可能です。
現地でコロナに罹患したら
滞在中に新型コロナウィルスに感染した場合、基本的に自主隔離になります。報告義務はございません。 感染の疑いを感じた場合、簡易検査キットはバンコク市内のドラッグストアや自販機で手軽に購入できます。 万が一、クリニックや病院で受診する場合でもバンコク市内には日本語対応可能な施設も多数ございます。 ご加入の保険会社や病院の指示に従いましょう。
安心のグローバルネットワーク
企業として従業員の安全を確保するためには、細心の注意が必要です。
HISでは、タイに複数の拠点を持つことで、皆さまの安心・安全の渡航をサポートしています。
バンコクのほか、日系企業の進出が多いシラチャー、北部のチェンマイ等、タイ国内に6つの拠点を設けており、日本人スタッフが在籍しています。
日本語でお気軽に問い合わせいただけます。
安心のグローバルネットワークを持つHISへお任せください。
日本帰国時のご案内
日本への帰国時の情報について整理致します。
帰国時の水際措置について
2023年4月29日以降、有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。現在は、帰国・入国時に発熱や咳などの症状がある渡航者のうち、調査協力いただける方に、感染症ゲノムサーベイランスを行っております。
Visit Japan Webの登録
Visit Japan Webを登録しておくと、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができ、手続きが簡素化されます。
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。
入国規制が撤廃され、従来に近い状態でタイへ渡航することが可能です。最新情報に十分留意しながら、しっかりと準備を進めましょう!
HISでは、タイの拠点ネットワークを活かし、安心安全の海外渡航サービスをご提供しております。
渡航、出張の計画がございましたら、まずは、HISまでご相談ください。
CHECK
For Your Information・・・最新の渡航情報は、こちらで確認しよう
在タイ日本国大使館
新型コロナウイルス関連情報欄に、入国、滞在に関する情報が掲載されている
在東京タイ王国大使館
最新の渡航情報の掲載あり
タイ政府観光庁
定期的にコロナ感染情報を配信している
外務省海外安全ホームページ
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