ポルトガル政府観光局 局長からのご挨拶
ポルトガルの大きな魅力は、温和で親切な人々の笑顔です。ゆったりと時が流れる安全な国ポルトガルでは、どこか懐かしくほっとするひと時を過ごしていただけるにちがいありません。
ポルトガルには伝統、文化、美食、自然、歴史など様々な魅力があふれていますが、近年はモダンで洗練された雰囲気が加わり、新たな魅力が生まれています。
長い歴史に培われた数々の遺産、伝統と革新の融合がもたらした美味しい料理とワインの数々が皆様のお越しを心よりお待ちしています。
個性的で美しい街々
リスボン ヨーロッパでも有数の美しい首都
縦横無尽に街中を走り抜けるトラム、坂道をゆっくりと上るケーブルカー。大航海時代の風を感じる発見のモニュメントや絢爛豪華なジェロニモス修道院。目抜き通りにはエッグタルトを頬張りながら散歩する人々。どの風景を切り取ってもそのまま絵葉書になりそうな美しい街。一年を通して温暖で、どの季節でも楽しめます。
ポルト 川沿いの風景が絵になる街
ドウロ川にかかるシンボリックなドン・ルイス一世橋、アズレージョで飾られた教会や家々が、坂の街ポルトの風景を美しく彩っています。ワインセラーが並ぶ川沿いの開放的なエリアは、かつて「カレの港」と呼ばれ、「ポルトガル」の語源になりました。お洒落な雑貨店やカフェも多く、街歩きに夢中になってしまいそう。
コインブラ ポルトガル最古の名門大学の街
丘の上に建つ1290年創立のコインブラ大学がシンボル。現在も2万人以上の学生が学んでいて、街中で黒いマントを来た学生を見かける事も。
オビドス 白壁の家並みが美しい素朴な街
かつて王妃の直轄地だった「谷間の真珠」オビドス。城壁に囲まれた小さな街で、カラフルな色で縁取られた白壁の家が並び、のどかな風景に癒されます。
アヴェイロ 街中に運河が流れる水の都
運河沿いのアールヌーボーな建物を背景に、静かに往来する船「モリセイロ」のカラフルな舳先を見ていると、絵本の世界に迷い込んだような気分に。
コスタ・ノヴァ ストライプの家並みが印象的
海沿いに色とりどりのストライプの家々が建ち並ぶ「パジャマシティ」。写真映えスポットとしてここ数年で注目度がUP!
シントラ 王族の避暑地だった山間の街
かつて王族の避暑地として愛された街、シントラ。山間に貴族の城館が点在する様が美しく、詩人バイロンに「エデンの園」と評されました。
ロカ岬 ヨーロッパの一番はしっこ
シントラ近郊にあるロカ岬はユーラシア大陸最西端。「ここに地果て、海始まる」と書かれた石碑を背景に、雄大な風景をご覧いただけます。
街を彩るアズレージョと音楽
ファド 人々の想いを歌い上げる文化遺産
19世紀にリスボンの下町で生まれたファド。魂のこもった歌声を聴いていると、心に静かな感動が広がります。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
アズレージョ 街を彩るかわいい装飾タイル
500年以上の歴史を持つアズレージョ。建物の外壁を彩るものから歴史や物語を伝える絵画のようなものまで、旅する中で多くのアズレージョに出会えます。
必ず食べたい美味しいもの
日本人の口に合いやすい、と言われるポルトガル料理。タラやイワシ、タコやエビなど、日本でもお馴染みの魚介類を中心に、素材を活かした優しい味付け。よく冷えた微発砲の白ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」や、修道院から生まれたエッグタルトなどの素朴なスイーツ、そして食後は「ポートワイン」でしめくくり。
心躍るかわいいお土産
とにかくかわいいポルトガル雑貨。ポルトガルのシンボル「ガロ」(雄鶏)をモチーフにしたものや、アズレージョ柄のマグネット、コルク製の絵葉書や小物入れ、そしてレトロパッケージの缶詰類。ついつい散財してしまいそう。老舗石鹸店「クラウスポルト」のラグジュアリーソープは自分へのお土産にぴったり。
写真家が撮るポルトガルの空
旅をしながら世界の空を撮り続けてきたプロの写真家HABUが、
ポルトガルで出会った空をご紹介します。
- 羽部恒雄
- 1955年東京都生まれ。10年間のサラリーマン生活を経て写真家に転身。以来「空の写真家」として世界各地を撮影。『空は、』(2018年)、『みんな空の下』(2015年)など数多くの写真集、雑誌、写真展等で、移り行く空の美しい一瞬をとらえた作品を発表している。
動画で見るポルトガル
ポルトガルってどんな国・・・?
イメージが膨らむ動画をご用意しました。開放的でのどかな街並み、歴史を刻む厳かな教会、印象的なアズレージョなど、魅力的な風景の数々を凝縮。
きっと行ってみたくなる、そんな風景をお楽しみください。