
約400年前、前田利家公がこの地に城を定めて以来、加賀百万石の城下町として発展してきた金沢。城の周りに形成された武士の町、活気あふれる商人の町、城下を守るように配された寺の町・・・。当時の風情が今も色濃く残り、美しい文化が息づいています。また、日本海の新鮮な海の幸はもちろん、加賀野菜や和菓子など食の魅力も満載。ますます人気が高まる金沢へ足を運んでみませんか?
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金沢の人気観光スポット
金沢駅 鼓門
北陸新幹線も乗り入れる北陸の主要駅。能楽で使われる鼓をイメージした壮大な鼓門と、幾何学模様のガラスの天井が美しいもてなしドームに目を奪われます。高さ13.7m、太い柱で支えられた門構えは圧巻の一言。夜のライトアップも必見です。©石川県観光連盟
アクセスJR金沢駅兼六園口(東口)すぐ
兼六園
日本三名園のひとつ。加賀藩前田家によって造られた廻遊式の大名庭園で、国の特別名勝。春の桜や秋の紅葉など四季を通じて美しい景観を楽しめますが、冬の雪吊りは絶景と評判です。幻想的な光景が楽しめる夜のライトアップもおすすめです。
アクセス「兼六園下・金沢城」バス停より徒歩約3分
金沢城公園
加賀藩前田家の居城跡に造られた都市公園。古文書や古絵図を元に復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓は、壮大な外観はもちろん、当時の製法を忠実再現した内観も必見です。桜の名所としても有名で、石垣沿いに咲く桜が大変見事です。©金沢市
アクセス「兼六園下・金沢城」バス停より徒歩約5分
ひがし茶屋街
金沢を代表する茶屋街。美しい出格子と石畳が続く風情ある街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。伝統工芸品や雑貨ショップ、町屋カフェも充実しているので、レンタル着物で和装して散策するのもおすすめです。
アクセス「橋場町」バス停より徒歩約5分
金箔のかがやきソフトクリーム
金箔の工芸品を扱う「箔一」で、北陸新幹線開業を記念して開発された名物スイーツ。金箔1枚を大胆に乗せた見た目も豪華なソフトクリームです。1万分の1mmの薄さの繊細な金箔を乗せる瞬間は必見。伝統の技を間近でお楽しみください。
アクセス東山店:バス停「橋場町」より徒歩約5分
長町武家屋敷跡界隈
加賀藩士の屋敷跡が残るエリア。石畳の小径や土塀が当時の面影を偲ばせます。土塀を雪から守るための「こも掛け」は、雪吊りとともに金沢の冬の風物詩。加賀藩に代々仕えた野村家は内部が公開され、格式高い屋敷や庭園を見学できます。©金沢市
アクセス「香林坊」バス停より徒歩約5分
尾山神社
明治6年創建、前田利家公と正室お松の方を祀る神社。国の重要文化財の神門は、和漢洋の3つの様式が混在する異色の門として有名です。最上階にはめ込まれたステンドグラスは特に印象的で、ライトアップされた夜は幻想的な雰囲気です。©金沢市
アクセス「南町・尾山神社」バス停より徒歩約3分
あめの俵屋
1830年創業、金沢で最も古い歴史あるあめ屋。乳飲み子を抱えながら母乳が出ずに困り果てていた母親を見て、初代が作った「じろあめ」が始まりです。原料は厳選した国産米と大麦、白山の伏流水のみ。風情ある店構えも見応えがあります。
アクセス本店:「小橋町」バス停より徒歩約1分
妙立寺
三代藩主前田利常の命により建てられた祈願所。万一の場合に備えて出城、砦の役割を担っていました。井戸に整備された抜け道、床板の下にある隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉などの仕掛けがあることから、忍者寺とも呼ばれています。©金沢市
アクセス「広小路」バス停より徒歩約3分
金沢21世紀美術館
「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトの現代美術館。円形総ガラス張りの外観が特徴的です。レアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」は、プールを介して地上と地下で異なる見え方を体験できる人気作です。©金沢市
アクセス「広坂・21世紀美術館」バス停より徒歩約1分
近江町市場
加賀藩前田家の御膳所として始まり、約300年にわたって親しまれてきた市民の台所。新鮮な魚介や地元産の野菜、惣菜など約170店が並び、威勢のいい声が響きます。海鮮丼やご当地グルメの人気店は行列必至なので、早い時間がおすすめです。
アクセス「武蔵ヶ辻・近江町市場」バス停下車、徒歩すぐ
金沢近郊の温泉
石川県には、古くから多くの文人墨客に愛された加賀温泉郷や、能登の名湯和倉温泉など、歴史ある温泉がいくつもあります。
金沢観光と合わせて北陸の温泉めぐりを一緒に堪能してみませんか?
あわづ温泉
奈良時代に開湯した北陸最古の温泉のひとつ。無色透明のなめらかな肌触りの湯は効能に優れ、全国から湯治客が訪れます。また、新陳代謝を促すことで美肌効果も高いとか。宿の温泉はすべて自家掘り源泉なので、宿ごとに様々な温泉が楽しめるのも魅力です。
山中温泉
平安末期頃に開かれた歴史ある温泉。松尾芭蕉が有馬、草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と讃え、「山中や菊は手折らじ湯の匂い」(この湯につかるだけで長生きできる)と詠んだことでも有名です。この句から命名された菊の湯は、今も多くの人に親しまれています。
山代温泉
与謝野晶子、泉鏡花、魯山人ら文人墨客に愛された温泉。歴史は古く、約1300年前に一羽のカラスが羽の傷を癒していたのが始まりだとか。古総湯と総湯の2つの共同浴場があり、明治時代の総湯を復元した古総湯では昔ながらの入力方法を体験できます。
片山津温泉
霊峰白山を望み、日に七度も色を変えるという柴山潟の湖畔にある温泉。保温効果があって湯冷めしにくく、冷え性にも効能があると言われます。2012年にはガラス張りの外観が目を引く総湯がオープン。「潟の湯」と「森の湯」の2つのお湯が楽しめます。
和倉温泉
傷ついたシラサギが海で傷を癒しているのを見て発見されたと伝わる温泉。湯の湧き出づる浦(涌浦)と呼ばれるようになりました。全国的にも珍しい海から湧き出る温泉で、塩分濃度が高いのが特徴。潮風を感じながら、源泉100%の良質な湯が楽しめます。
【和倉温泉の営業について】
2024年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けたことにより、2024年12月16日現在、21軒ある旅館のうち17軒が休館、観光のお客様を受け入れている旅館は4軒です。和倉温泉 総湯は通常営業を行っています。おでかけの際は各種ホームページ等で最新情報をご確認ください。