2月の北海道旅行
引き続き寒い日が続く北海道の2月。さっぽろ雪まつりをはじめ、イルミネーションで彩られる街など、これぞ北海道！といった華やかで美しい冬を堪能できます。キラキラとした街だけでなく、真っ白な雪で覆われた大地など、ここでしか見れない幻想的な風景を楽しんでください。
2月の北海道気候
平均気温は1月よりも若干上がるものの、北西の風が冷たく体感温度は変わらず寒い日々が続きます。
北海道内の多くの地域で、引き続き気温は氷点下。函館地区などの道南エリアや札幌周辺では0℃以上の日もちらほらと現れます。関東以西では0℃はとても寒い印象ですが、この時期の北海道ではプラスの気温になるととても暖かく感じるから不思議です。 とはいえ、基本は氷点下ですから雪の質は相変わらず良く、スキーやスノーボードには最適な季節です。元々雪が少ない道東以外のエリアでは、1月に続き雪も多いので、滑り止めのついた長めのブーツがあると良いでしょう。
| 年間平均気温 | 年間平均最高気温 | 年間平均最低気温 | |
|---|---|---|---|
| 札幌 | 8.9℃ | 12.9℃ | 5.3℃ |
| 東京 | 15.4℃ | 19.8℃ | 11.6℃ |
| 那覇 | 23.1℃ | 25.7℃ | 20.8℃ |
2月の北海道イベント
冬のイベントが目白押しの2月。各地で冬ならではの雪や氷を使った楽しい催しが開催されます。防寒対策をしっかりとして、冬の北海道をとことん満喫しましょう！
さっぽろ雪まつり
全国的にも有名で例年200万人もの観光客が訪れるという、北海道最大級の冬のイベントです。 メインの「大通公園会場」には、大雪像、中雪像のほか、市民が制作した小雪像がずらりと並びます。もちろん北海道ならではのグルメ屋台も多数出展し、人気のお店には行列ができるほど。ほかに、氷像中心の「すすきの会場」、滑り台や迷路などの子供向けアトラクションの多い「つどーむ会場」があり、いずれも人気があります。
旭川冬まつり
1902年に日本の最低気温とされるマイナス41℃を記録した極寒の旭川。そんな冬の旭川で積極的に寒さを楽しもうというイベントです。世界最大級の雪像展示や、氷彫刻の大会、雪と灯りで幻想的な空間を演出する「あさひかわ雪あかり」など、真冬ならではの美しい催しがたくさん。ほかにも雪の巨大滑り台や遊覧そりなど、お子様が楽しめるアトラクションも数多くあります。
知床流氷フェス
2017年に始まった夜の体験型イベント。雪や氷の自然を生かした巨大なアートがライトアップされ幻想的な空間が楽しめます。中でも氷の洞窟が続くアイスドームは非常に人気で、ドーム内にはなんとカクテルが飲めるバーも！ ほかにも焚火コーナーや、星空を眺めるためのハンモックなども用意されており、ゆるりとした時間を過ごすことができます。
2月の北海道服装
まだまだ極寒が続く2月の北海道。暖かい下着とセーター、長ズボンにダウンコートが基本です。タイツやズボン下があると尚いいかもしれません。雪が多い地域に行く方は靴に雪が入らないように、滑り止め付きの長めのブーツがあるといいでしょう。夜の野外イベントに参加する場合は特に冷えますから、毛糸の帽子、マフラー、手袋は必須。ただ、暖房の効いた館内の観光をメインに考えている場合は、着脱が面倒なものは省いてもいいでしょう。
2月の北海道旅行費用の目安
2月はも人気イベントの「さっぽろ雪まつり」もあり、ウィンタースポーツ最盛期でもあるので、1月よりも旅費は上がります。平均価格は4万円ほどですが、雪まつり期間中や、連休にぶつかると2~3万上がることも。逆に雪まつり終了後の平日をねらえばお得に旅行ができることもあります。
