6月の北海道旅行
本州以西ではそろそろ梅雨の足音が聞こえてジメジメする季節ですが、北海道には基本的に梅雨がありません。6月は新緑が美しく、北海道の自然を満喫できるベストシーズンです。
6月の北海道気候
全道的に暖かい日が増え、過ごしやすくさわやかな気候となります。
6月に入ると、最高気温が20℃を超え、「暑い」と感じる日も増えてきます。ただし、やはり寒暖差は激しく、道北や道東の一部では、朝晩は10℃を下回る日も多くあるため、出かける地域によって着るものの調節は必要です。本州のようなジメジメとした梅雨が泣いため、屋外の観光が快適に気持ちよくできるシーズンでもあります。
年間平均気温 | 年間平均最高気温 | 年間平均最低気温 | |
---|---|---|---|
札幌 | 8.9℃ | 12.9℃ | 5.3℃ |
東京 | 15.4℃ | 19.8℃ | 11.6℃ |
那覇 | 23.1℃ | 25.7℃ | 20.8℃ |
6月の北海道イベント
初夏を彩る屋外でのイベントが盛り上がってくる季節です。地元の人たちは短い夏を思いきり楽しもうと、街は賑わいます。
YOSAKOIソーラン祭り
例年6月上旬に5日間に渡り開催される「YOSAKOIソーラン祭り」。その名の通り、本場高知のよさこい祭りに、北海道の民謡であるソーラン節をミックスさせて誕生したお祭りです。200を超えるチームの踊り子たちが、市内に設置されるいくつもの会場で息の合った踊りを披露。数万の見物客が集まる、札幌の一大イベントです。
夕張メロンまつり
北海道一のブランドメロンと言ってもいいほど有名な「夕張メロン」。その夕張メロンのお祭りが例年6月下旬に開催されます。夕張メロンの早食い競争や、演奏会、実際にメロンを競り落とす体験ができる「疑似せり市」など楽しいイベントが盛りだくさんです。
知床開き
羅臼町を上げて6月下旬に行われる「知床開き」は、半世紀の歴史がある祭り。郷土芸能や地元高校生の「よさこい」のほか、たくさんの町民が参加し「羅臼音頭」で町を練り歩く「千人踊り」は圧巻。もちろん羅臼名産の海産物が味わえる屋台も登場。羅臼最大のお祭りはさすがの盛り上がりです。
6月の北海道服装
6月は北海道でも初夏といっていいほどの陽気になります。札幌や函館などでは30℃近くになり汗ばむこともあるので、基本は半袖で、朝晩の冷えに備えてパーカーなどの羽織物を持っていくとよいでしょう。一方、釧路、北見などの道東、道北方面では、最高気温が15℃に満たない日もあるため、基本は長袖で、厚手の上着を持参しましょう。ウールのセーターが必要なほど寒いこともあるので、直前の天気予報をチェックして下さい。
6月の北海道旅行費用の目安
6月は連休がなく、旅費は一月を通して比較的安定しています。7月に入ると平均の旅費はぐっと上がるため、気候が安定しており夏休みに入る前のこの時期はおすすめといえるでしょう。