3月の石垣島旅行
沖縄の代表的な花「デイゴ」が開花し始め、海開きも行われ、南国石垣島は一層華やかな雰囲気に。春、そして初夏のような過ごしやすいシーズンとなります。また中旬にはヤエヤマヒメボタルが光りだし、幻想的な世界を味わうことができます。
3月の石垣島気候
3月に入ると平均気温が20℃を超え、天気の良い日は半袖で過ごせるようになります。
この時期の石垣島の平均気温は20~21℃。月の後半になると最高気温が25℃を超える夏日もちらほらと出てきます。降水量は月平均130mm強と、2月と同等か少し多いものの、一年を通して雨が多い石垣島の中では比較的少ないほうです。1~2月に比べると風が暖かくなるので、肌寒く感じる日が大分減り、快適に過ごせるでしょう。また、石垣島にはスギ花粉がないので、花粉症の方にはうれしいポイントかもしれません。
年間平均気温 | 年間平均 最高気温 |
年間平均 最低気温 |
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石垣島 | 24.5℃ | 27.2℃ | 22.4℃ |
東京 | 15.4℃ | 19.8℃ | 11.6℃ |
札幌 | 8.9℃ | 12.9℃ | 5.3℃ |
3月の石垣島イベント
なんといっても海開きのシーズンです。海に入るには少々肌寒く感じるものの、いち早く泳ぎたいと沖縄各地や全国からたくさんの人が集まります。
日本一早い海開き
石垣島では毎年3月の初めに海開きが行われます。これは「日本一早い海開き」や「日本最南端の海開き」などと言われ、毎年注目されています。その年によって異なるビーチでイベントが開催され、海開き宣言、テープカットの後、皆一斉に海に入ります。伝統芸能やお笑いライブなどのイベントも同時に開催されることが多いので、海に入らずとも雰囲気を楽しめるでしょう。
石垣島サンゴウィーク
例年3月5日(サンゴの日)前後に、サンゴや環境保全を目的にしたイベントが行われます。写真展や観察会、ビーチクリーンなどの勉強会の他、サンゴカフェやクイズなどの催事もあり、とっつきやすく環境について知る良い機会になるイベントです。
三線の日
3月4日は三線(さんしん)の日。沖縄各地で様々な取り組みが行われますが、石垣島でも、この日に「三線大合奏会」が行われます。三線とは中国から伝わった、三味線の起源の一つとも言われる弦楽器。三線が弾ける方は誰でも参加できますし、もちろん聴くだけでもOK。ぜひ本場で三線の音色を楽しんでみてください。
3月の石垣島服装
3月に入ると日中は半袖やショートパンツで過ごせる日も多くなってきます。ただ、朝晩や雨の日は寒く感じる日もまだまだあるので、雨具や長袖の羽織物は必要です。また、このころから日差しも強まってくるため、気になる方はサングラスや日焼け止めも持参するとよいでしょう。
3月の石垣島旅行費用の目安
平均旅行費用は一人あたり76,000円~86,000円。寒さが和らぎ気候が良くなると、旅費も徐々に上がっていきます。後半は春分の日や春休みがあるため、平均を押し上げますが、上旬であればまだ2月並みのお得な価格でツアーを探すこともできます。沖縄本島まで飛行機で行き、そこから船で移動するとお得になる場合もありますので、色々なパターンを検討してみてください。