10月の宮古島旅行
ようやく真夏の暑さが少しずつ緩んできます。とはいえ平均気温は25℃を超えていますから、肌寒さを感じることもなく、非常に過ごしやすいでしょう。夏が終わり旅費も下がってくるので、観光にも最適の季節です。
10月の宮古島気候
暑さは残るものの、日差しは弱まり、朝晩に秋の気配を感じる日も出てきます。9月と比べると降水量もぐっと減り、観光しやすい季節になります。
月の後半には平均気温も25℃を切ってくるため、暑さは多少緩みます。とはいえ本州の10月と比べるとまだまだ暑いと感じる日も少なくなく、半袖で過ごせます。日差しも弱まりますが、念のためUV対策はしたほうがいいでしょう。台風は減ってくる時期ですが、例年1度は接近していますし、近年の温暖化の影響で、動向が読めない現状もあります。10月だから台風はないだろうと思わず、マメな気象情報のチェックをおすすめします。
年間平均気温 | 年間平均 最高気温 |
年間平均 最低気温 |
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宮古島 | 23.8℃ | 26.4℃ | 21.9℃ |
東京 | 15.4℃ | 19.8℃ | 11.6℃ |
札幌 | 8.9℃ | 12.9℃ | 5.3℃ |
10月の宮古島イベント
まだまだ暖かい宮古島ですが、秋の雰囲気が徐々に醸し出され、伝統行事や、下旬にはマラソン大会も開催されます。
東平安名崎かんずうマラソン
例年10月下旬に開催されるマラソンで、ゴールは東平安名崎。2km~21kmまでの4コースがあるため、長距離を走るのがちょっと不安な方でも気軽にチャレンジできます。ハーフマラソンの制限時間は4時間半とゆっくりめ。「遅いあなたが主役です!」をキャッチフレーズに、多くの人が参加しやすいマラソン大会です。
なりやまあやぐまつり
10月の夜、宮古の民謡「なりやまあやぐ」を継承していくことを目的に、発祥地である友利で開催されるお祭りです。水上に作られた舞台は水中から照明で照らされ、幻想的な雰囲気。その舞台で出演者たちが伝統民謡を唄い、その出来栄えを競います。秋の夜に響く「なりまあやぐ」と幻想的な舞台のコラボレーションは忘れられない思い出となるでしょう。
島尻のパーントゥ
野原のパーントゥは旧暦の12月に行われますが、島尻のパーントゥは行われるのは旧暦の9月上旬。(新暦では10月になることが多い) パーントゥは厄払いの神で、井戸の底の泥を体に塗り、奇声を発しながら各家を回ります。その泥を誰彼構わず塗り付けるため、地元の人や観光客も逃げ回りながら盛り上がります。
10月の宮古島服装
まだ半袖で十分な季節ですが、朝晩や雨の後などは少し肌寒く感じることがあるかもしれません。念のため長袖の羽織物を持参するとよいでしょう。海水浴もできるものの、水が冷たく感じることもあるので、ラッシュガードやウェットスーツがあると安心です。
10月の宮古島旅行費用の目安
平均旅行費用は一人あたり72,000円~82,000円。9月よりもさらに平均して数千円は下がり、オフシーズンに入っていきます。2022年からはスポーツの日が復活するため、その前後は旅費は上がるでしょう。 10月とはいえ、宮古島はまだまだ夏の気候。台風も減ってくるため、旅費を抑えつつ夏の雰囲気も楽しみたい方には最高のシーズンとなるでしょう。