三重県のほぼ真ん中に、日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」が2021年7月にグランドオープン!
VISON(ヴィソン)がある多気町は、「気」が命を意味することから、「多くの気を育む場所」とも言われる土地。
そんな豊かな自然に囲まれ、東京ドーム24個分という広大な敷地に誕生した美しい村「VISON(ヴィソン)」は、古来より伝わる「本草学」に基づいた美と健康、癒しのひととき、国内外の有名なシェフが手掛ける飲食店など、「癒・食・知」を備えた新しい商業リゾート施設です。
年間350万人が訪れる、今までになかった「未来型地域リゾート」VISON(※以下:ヴィソンで表記)。
ゆったりと滞在して、心身共にリラックス&リフレッシュはもちろん、日帰り観光でも楽しめるヴィソンの魅力をご紹介します。
心もカラダもリフレッシュ「VISONの癒」
本草エリア-HONZO AREA-
三重県多気は古来より薬草の生育地として「本草学(ほんぞうがく)」が盛んな地域で、野呂 元丈ら多くの本草学者を輩出してきました。
ヴィソンには、この本草学を現代へ進化させた「本草研究所」と「薬草園」を創設。
三重大学とロート製薬の共同研究により、5日ごとや月替わりでオリジナルレシピを開発し、ヴィソン内の薬草園やヴィソン周辺の三重近郊で栽培された薬草を活用しています。
温浴施設「本草湯」において、本草の知見を生かした薬草湯を季節ごとに提供します。
他にも世界基準のウェルネスメニューが揃うサロンやミネラルミスト浴のほか、本草を使ったお茶が楽しめるカフェなど、植物によってもたらされるまさに「癒しのエリア」です。
三重の豊かな自然や暮らし、多気町の四季の移り変わりを肌で感じながら、ヴィソンでしか味わえない特別な癒しを体感できるでしょう。
和食文化の魅力と奥深さ「VISONの食」
日本最大級の産直市場「マルシェ ヴィソンーMarché VISONー」
ミシュランガイドパリ1つ星シェフの手島 竜司氏が監修した、これまで見たことがないほど豪華なラインナップの産直市場「マルシェ ヴィソン」。
地域の生産者が入れ替わりで出店し、朝採れの新鮮野菜などが購入できる「軽トラマルシェ」や、鳥羽市相差の海女さんによる「海女小屋 」。
地元生産者による松阪牛(まつさかうし)の精肉店や、伊勢志摩から直送される特産の伊勢海老や鮑、お隣り和歌山県那智勝浦からは、マグロといった旬の魚介と、三重県産や和歌山産の海の幸、山の幸も一堂に集められています。
また、マルシェ ヴィソンには三重の食材を使用したレストランや、マルシェ ヴィソンで購入した新鮮食材をその場で楽しめるBBQ&ドリンクスタンドも出店。
手島シェフ監修のテイクアウトメニューも味わえます。
日本の味を堪能できる食のエリア「和ヴィソン-WA-VISON-」
昆布の老舗や、味噌と花糀の専門店、醤油蔵の直売店をはじめ、みりん、出汁、酒といった、和食の味を支える企業の工房や専門店が集結しました。
それぞれ、製造の様子を見学したり、みりん作りを体験したり、味噌や昆布の種類を学んだり。
日本の伝統食材や食文化、ものづくりの背景などについて、「学んで体験できる蔵」を展開します。
さらに、鮨、天ぷら、うなぎ、すき焼き、蕎麦など、世界に誇る「和食の魅力」を味わえる飲食店も並び、日本の味を堪能できます。
パティシエ・辻口博啓氏が手掛ける「スイーツ・ヴィレッジ-SWEETS VILLAGE-」
世界的に有名なパティシエ・辻口博啓氏が手掛ける「スウィーツ ヴィレッジ」エリア。
地産地消を実現し、選び抜かれた素材で独自の製法により作り上げたケーキや焼き菓子、コンフィチュールなどが楽しめるパティスリーカフェ「Confiture H」と、店内の石臼で三重県産小麦を挽き、うまみを活かした焼きたてパンが並ぶベーカリーショップ「Mariage de Farine」の2店舗を展開。
店舗横には、苺とカカオを実際に栽培しながら、それぞれの栽培方法などを研究するための「カカオハウス」と「イチゴハウス」も併設されています。
食材の魅力を感じながら、視覚や香りまで考え抜かれたおいしいスイーツと共に優雅なひとときを過ごせます。
1,000年続く村づくりを目指す「農園エリア-FARM-」
「キユーピー株式会社」の協力により運営する「農園エリア」では、持続可能な農園システムやデザインを取り入れた「サスティナブルなオーガニック農園・NOUNIYELL」を展開。
さらに地産地消をイタリア料理で実現した先駆者的存在である、奥田政行氏が監修する農園レストランも併設されています。
国内外の料理人が腕をふるう美食ストリート「サンセバスチャン通りーSan Sebastián Stー」
多気町が、スペイン・サンセバスチャン市と「美食を通じた友好の証」を締結したことを記念し「サンセバスチャン通り」と名付けられました。
世界一の美食の街として知られるスペイン・バスク地方のサンセバスチャン市で人気のバル3店舗の他、スイーツ店や和菓子、プリン専門店、マルコメ株式会社が運営するカフェなどの飲食店が軒を連ねます。
また、美食だけでなくファッションブランドなどの人気ライフスタイルショップもが並びます。
楽しみながら、五感で本質を理解する「VISONの知」
「アトリエ ヴィソン-Atelier VISON-」
地元三重県の四日市市で活躍する陶芸家・造形作家 内田鋼一氏がプロデュースした、食器や調理道具をテーマにしたミュージアム。
「作り・伝える」「学べる・買える」場として、包丁や鍋、器など、調理道具の文化を発信する道具のエリアです。
活躍中の作家らが作陶する様子を見学できる陶芸工房を併設し、エリア内には、広々とした店内でゆっくりとコーヒーがいただける「猿田彦珈琲 伊勢国 多気店」も出店しています。
「木育エリア-WOOD PLAY AREA-」
ヴィソンが「人と木が育む豊かな時間」をテーマに、木や森を見て、触れて、学び、そして遊ぶことの楽しさを発信する、体験・体感型施設です。
木を通じて、現代の課題ともいえるニューノーマルな環境配慮や循環型社会を考えながら、豊かな心が育み、豊かな時間を創造します。
大人の知的好奇心を満たしてくれる、ウッドクラフトをはじめとしたワークショップや、森でのアクティビティを多数開催するほか、
木の香りあふれるキッズパークも設けてあり、子どもの感性や創造性を育みながらのびのびと遊べます。
子どもから大人まで、「木育」を通して、楽しく遊んで学べる、ヴィソンが提案する新しい学びの形です。
VISONのオーガニック農園で始まる、新しい生き方「自給自足カレッジ」
農園エリアには「自然環境と共に生きる」を目標に、環境と人にやさしい自然農での野菜の栽培技術をはじめ、自給自足の術を学べるカリキュラムも用意されています。
ヴィソン農園の監修も務める、村上 真平氏(全国愛農会元会長)がカリキュラムを監修。
自然との共生を目指し、環境と人に優しい「自然農」での野菜やお米の栽培を軸に、自給自足の基本である「食の自給」を座学・実習で学びます。
自ら食べるものを、自らの手で作ることを学べる場所、それが「自給自足カレッジ」です。
旅のスタイルや目的に合わせて選べるVISONの「宿泊施設」
「木と建物の関わり」をコンセプトに、持続可能な建築を目指してつくられたヴィソンの宿泊施設。
木の温もりを感じる内装で、自然と調和した心地よい空間を提案しています。
HOTEL VISONーホテルヴィソンー
全室雄大な自然の眺めを堪能できるホテルタイプのお部屋は、自然豊かさを体験できるように、客室では室内と同じ面積のプライベートテラスを設置。
非日常を味わう木々に囲まれた別荘のような「戸建て隠れ家」露天風呂付きのプライベートヴィラは、大自然を一望する露天風呂と外居間が設けられラグジュアリーなヴィラ滞在を。
プライベートガーデンには大自然を一望できる露天風呂と外居間が設けられ、広々とした空間での滞在が可能に。
HATAGOー旅籠(はたご)ヴィソンー
日本の伝統的な「風流」を感じる、柱と梁(はり)の軸組による工法で作られた旅籠棟は、世界中の方に日本の誇る「風流」を体験していただけます!
4棟から成る旅籠棟は、各棟の1階に入居するテナントによりプロデュースされ、各客室で趣の異なる洗練された世界観を体感できます。
普段の生活では体験できない「しつらえ」を、カジュアルでアクティブに楽しみたい方におすすめです。
HACIENDA VISONーハシェンダ ヴィソンー
世界中からセレクトした家具や照明、インテリア小物などを展開する株式会社コンランショップ・ジャパンがデザイン監修した、はじめてのホテルがヴィソンの農園エリアに2024年8月オープン。
ホテル名の「HACIENDA」とは、スペイン語で「荘園の主の館」を意味する言葉です。
1部屋ごとにコンセプトが異なる6つの客室を用意。
北側に幻想的な山並みが広がり、南側では隣接する森の木々のざわめきと眼下に広がる美しい農園エリアのガーデン、そして夜は満天の星と静寂を楽しむことができます。
VISONまでのアクセス
三重県中央に位置するヴィソンは、名古屋や南紀からのアクセスも良く、伊勢神宮へは車で30分以内。
ヴィソンを拠点に、伊勢神宮や熊野などの周辺観光を組み合わせるのもおすすめです。
自動車でのアクセス
◆伊勢方面から
伊勢自動車道「多気ヴィソン・スマートIC(ETC専用※)」から直結
・伊勢自動車道「伊勢西IC」より約15分
・伊勢神宮より約20分
※ETCが利用できない場合には、下記の「勢和多気IC」利用。
◆伊勢方面以外から
紀勢自動車道・伊勢自動車道「勢和多気IC」を下りて約3分
・名神高速道「吹田IC」より約2時間(新名神高速道路経由)
・近畿自動車道「松原IC」より約2時間
・名古屋中心部より東名阪・伊勢自動車道利用で約1時間30分
・「名古屋駅」より約1時間30分
・熊野尾鷲道路「熊野大泊IC」より約1時間15分
高速バス・路線バスでのアクセス
さいたま・東京・横浜、名古屋(名鉄バスセンター)、松阪駅、伊勢神宮、南紀方面からは三重交通バスがヴィソンへ乗り入れます。
VISON周辺の観光スポット
伊勢神宮
「お伊勢さん」「大神宮さん」などと親しみをこめて呼ばれ「一生に一度はお伊勢参りを」と今でも尚日本人の憧れの地である伊勢神宮。
伊勢神宮は1つの神社ではなく、衣食住の神「豊受大御神」を祀る「外宮」(げくう)と、太陽の神「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)を祀る「内宮」(ないくう)を中心とした125のお宮とお社の総称で、正式には「神宮」といいます。
お参りの順は、外宮→内宮の順に参拝するのが古くからのならわし。
おかげ横丁
伊勢神宮の内宮門前にあるおはらい町は、江戸時代から多くの参拝客で賑わった鳥居前町。
宇治橋から五十鈴川に沿って続く約800mの美しい石畳の通りには、土産物店、銘菓の老舗、旅の宿など、レトロで懐かしい和風木造建築が建ち並びます。
おはらい町の真ん中にある「おかげ横丁」で名物グルメを満喫したり、旅のお土産探しを楽しんだりと、散策するだけでも楽しめますよ。
猿田彦神社
みちひらきの神様、芸能の神様がいらっしゃることで有名な神社です。
なにか新たに物事をはじめたいときや、迷っている時に良い方向へ導いてくださる神様がいらっしゃるといわれています。
境内には芸能上達や縁結びのご利益があるという佐瑠女(さるめ)神社も鎮座しています。
猿田彦神社 基本情報
- 住所:〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
- アクセス:VISONから三重交通バスで約30分「内宮前」バス停下車徒歩約15分