釧路ってどんなところ?
北海道東部に位置する釧路(くしろ)。
釧路湿原国立公園をはじめ豊かな自然に恵まれていて、特別天然記念物のタンチョウ、マリモといった貴重な動植物に出会えます!
また北海道の歴史を肌で感じられ、アイヌ文化と交流できる貴重なスポット「アイヌコタン」も有名です。
そんな魅力たっぷりの釧路をご紹介します!
釧路への行き方
北海道への行き方はフェリーや電車などありますが主要なのは飛行機✈
北海道は広いので多くの空港があります。
釧路に一番近い空港は「たんちょう釧路空港」です。
羽田空港からたんちょう釧路空港まで約1時間45分。
他にも名古屋や大阪からも定期便が就航しています。
バスでたんちょう釧路空港から釧路市内へ
たんちょう釧路空港から釧路駅前まではバスで約45分です。
たんちょう釧路空港から釧路駅前を結ぶ空港連絡バスはすべての到着便と接続して運行されており、飛行機が到着して15~20分後に出発するので空港到着後すぐ移動できて便利です。
レンタカーでたんちょう釧路空港から釧路市内へ
たんちょう釧路空港から釧路市内へは車で約30分です。
レンタカーを借りる際は空港内のレンタカーカウンターで受付をし、送迎バスで店舗へ行きます。
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釧路の気候・観光時の服装
釧路を含む道東エリアは夏でも涼しい地域です。
特に釧路は海が近いため海洋性の気候や海霧の影響を受けやすいです。
8月でも最高気温が21℃ほどとクーラーが必要ないくらいの涼しさです。
夏でも薄手の羽織を用意しましょう。
釧路湿原など自然の中を観光する際は虫よけや日よけもお忘れなく。
冬は同じ北海道の中で比較すると、よく晴れて雪が少ない傾向にあります。
とはいえ、気温はとても寒いので防寒対策はしっかりとしましょう。
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エリア別おすすめ観光スポット
釧路は、市街地と釧路湿原を含む「釧路エリア」と「阿寒湖エリア」に分かれています。
釧路市街地から阿寒湖までは車で約1時間半ほどと離れています。
泊まる場所を決める際は注意しましょう。
ここではエリア別でおすすめの観光スポットをご紹介します!
釧路エリア
◆釧路湿原
北海道の東側に位置し、釧路湿原国立公園に指定されている面積は約2万8,000ヘクタール。
約1,300種の生き物と約700種の植物が生息していて、代表的な生き物は天然記念物のタンチョウ。
展望台や遊歩道、カヌーなど大自然を見るだけでなく体験し楽しむことができます。
◆くしろ湿原ノロッコ号
釧路湿原を約1時間かけてのんびりと走行しながら景色を楽しむことができる人気の観光列車です。車ではなかなか見られないような景色が楽しめ、ビュースポットでは、列車を減速しており、見どころでは車内アナウンスによるガイドが聞けるのもポイントです。
乗車記念品などお土産も充実。子供から大人まで満足できる列車です。
※状況により各種サービスを中止する場合もあります。
- 運行期間:例年4月~10月 最大1日2往復
- 運行区間:釧路駅(北海道釧路市)~塘路駅(北海道川上郡標茶町)
◆釧路市湿原展望台
釧路湿原を見て、知って、散策できる代表的な拠点です。
館内には、釧路湿原を再現した展示物などがあり、釧路湿原の成り立ちや、動植物ついて知ることができます。
釧路市街や阿寒の山々、太平洋までパノラマの風景を眺めることができます。
◆和商市場
和商市場(わしょういちば)は1954年に生まれた釧路で最も歴史の長い市場で、観光客だけでなく、市民も多く訪れる「釧路の台所」として愛され続けています。
駅から徒歩約5分とアクセスが良く、釧路を代表するグルメスポットとして人気です。
好きな海鮮ネタを勝手(自由)に乗せて作る「勝手丼」と呼ばれる海鮮丼は確実に押さえたいご当地グルメです。
◆幣舞橋
幣舞橋(ぬさまいばし)は釧路川の最下流部にかかるヨーロッパ風の橋で、札幌の「豊平橋」、旭川の「旭橋」と並ぶ北海道三大名橋の一つです。
夕日が橋から見える川面と街をオレンジ色に染め上げ、夜には橋がライトアップされるなど、時間の経過とともに景色が変化するのが魅力で、夕方や夜に訪れるのがおすすめです。
◆釧路フィッシャーマンズワーフMOO
幣舞橋(ぬさまいばし)のすぐ近くにあり、釧路出身の建築家・毛綱毅曠(もづな きこう)氏が設計した個性的な外観が目を引く商業施設です。
1階のショッピングゾーンは釧路ならではの水産加工品・乳製品など特産品、北海道銘菓などが並んでおり、お土産探しにぴったり!
また、特製のタレに付け込んだ秋刀魚とおこわを抱き合わせて炭火で焼いた釧路名物『さんまんま』の焼きたてが食べられることでも人気です。
夕方は、2階にある屋台村『港の屋台』で道東産の美味しい魚介類を提供しています。
5月下旬から10月末までは、夕方からMOO前のテントで『岸壁炉ばた』が行われており、炭火焼を堪能することができます。
MOOと世界三大夕日と呼ばれる夕暮れのコラボは絶好のフォトスポットとなっています。
◆釧路市動物園
1975年に開設し、2015年で40周年を迎えました。北海道最大の広さを誇る動物園で、国内最東端にあり、全面積を含めると47.8ヘクタールもの広さがあります。
北海道ならではの動物がたくさん飼育されていて、同じ敷地内には遊園地も備えており、近隣には、温泉、ふれあいホースパーク、山花公園オートキャンプ場などもあります。
◆釧路市丹頂鶴自然公園
1970年、世界で初めてタンチョウの人工ふ化に成功した、世界的にも希少な自然公園です。
特別天然記念物のタンチョウが自然に近い環境で飼育されていて、年中観察できることが魅力です。
- 住所:〒084-0926 北海道釧路市鶴丘112
- アクセス:JR「釧路駅」から車で約40分
「たんちょう釧路空港」から車で約10分
阿寒湖エリア
◆阿寒湖
阿寒湖(あかんこ)は北海道の湖の中でもマリモが生息していることで特に有名です。
観光遊覧船でマリモをみたり水上から阿寒湖の自然を一望することができます。
「ボッケ遊歩道」では樹齢100年以上の木々や運が良ければエゾシカやエゾリスに出会えます。
遊歩道の名前にある「ボッケ」はアイヌの言葉で「沸き立つ」という意味。
実は遊歩道の一角に泥の下から火山性ガスが常に湧き出ている「ボッケ」があるんです!
火山性ガス特有の硫黄の香りや地熱を感じることができるスポットです。
アクティビティも充実!
特に釣りが人気で阿寒湖には北海道の在来種アメマスやヒメマスが生息しています。
1月になると湖面が凍ってワカサギ釣りのシーズンがスタート!
氷上にたくさんのテントが張られ、阿寒湖の美味しいワカサギを釣りに多くの人が訪れます。
手ぶらで訪れても楽しむことができるので釣り初心者にもおすすめです。
◆阿寒湖温泉
阿寒湖の南岸にはお土産屋さんや飲食店、宿泊施設が軒を連ねる温泉街があります。
阿寒湖温泉は手湯の発祥地と言われており、温泉街の中には自由に楽しめる手湯や足湯があります。
湖畔にある宿泊施設の多くは露天風呂を備えており、阿寒湖や雄大な山々を眺めながら温泉を楽しむことができます。
また、泉質は「万人の湯」と呼ばれるほど低刺激で肌に優しく、子どもからお年寄りまで安心して浸かることができます。
- 住所:〒085-0000 北海道釧路市
- アクセス:JR「釧路駅」から車で約2時間
◆阿寒湖アイヌコタン
コタンとは「集落」という意味。
阿寒湖アイヌコタンは約120人のアイヌの人々が実際に生活を営んでおり、道内最大級のアイヌコタンです。
木彫りの工芸品や刺繍作品などの民芸品が売っているお店が軒を連ね、ショッピングを楽しんだり、喫茶店で一休みするのがおすすめ!
鹿肉料理やギョウジャニンニクをつかったアイヌ料理を食べることもできます!
また、阿寒湖アイヌシアターイコロではユネスコ無形文化遺産に登録されているアイヌ古式舞踊を見ることができ、アイヌ文化を肌で感じることができます。
最後に
豊かな自然に恵まれており、特別天然記念物のタンチョウやマリモといった貴重な動植物に出会えます!
また、アイヌ文化やグルメ、季節ごとの様々なアクティビティがあるのも魅力です!
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