岩見沢(いわみざわ)って何があるの?と思っていませんか。
歴史ある観光名所から、大自然の魅力的な観光スポットにグルメを厳選した『観る遊ぶたから』『食べるたから』がいっぱいの岩見沢市。
今回は岩見沢市を中心に南空知(みなみそらち)のおすすめスポットを紹介します。
岩見沢ってどんなところ?
新千歳空港から車で60分、札幌や旭川、富良野など北海道の人気観光スポットへのアクセスにも恵まれた、空知管内(空知総合振興局)の中核都市「岩見沢」。
岩見沢のある「南空知エリア」は、市街地の先にまるで欧州のように美しい田園風景が広がります。
アイヌ語に由来する地名が多い北海道ですが、ここ岩見沢は数少ない和名由来の町です。
明治の頃に幌内煤田(幌内炭鉱)を開採するため、開拓使は札幌~幌内間の道路を開削に当たり、その工事に従事する人たちが市の北部、幾春別川(いくしゅんべつがわ)の川辺に休泊所を設け、ここで浴(ゆあみ)して疲れをいやしたといわれています。
当時の人々にとって、この地は唯一の憩いの場所として「浴澤」(ゆあみさわ)と称するようになり、これが転じて「岩見澤」(いわみざわ)と呼ばれるようになったといわれています。
※諸説あります。
岩見沢への行き方
北海道の中央部よりやや西に位置し、札幌や旭川など主要都市との交通アクセスが良い空知管内の岩見沢。
市内を函館本線・室蘭本線と道央自動車道が通り、JRや高速バスでの移動に優れています。
【航空機利用】
北海道の空の玄関口「新千歳空港」からのアクセスが抜群!
空港から岩見沢へは車なら道央自動車道岩見沢IC経由で約1時間、JRならば快速エアポートで札幌乗り換えにて、約1時間20分~約1時間40分ほどです。
空港連絡バスはありませんので、車でアクセスする場合はレンタカー利用をおすすめします。
【鉄道利用】
岩見沢はJR函館本線が市内を貫き、室蘭本線が分岐しています。
特急停車駅なので札幌や旭川からのアクセスがよく、新千歳空港からも乗り換え一回で利用可能です。
■札幌から
JRの特急「ライラック(旭川行き)」「カムイ(旭川行き)」「オホーツク(網走行き)」「宗谷(稚内行き)」にて約25分前後 函館本線の普通列車利用でも約40分~50分です。
■新千歳空港から
快速エアポートに乗車し、「札幌」で函館本線に乗り換え、普通列車利用で1時間50分前後
■旭川から
JRの特急「ライラック」「カムイ」「オホーツク」「宗谷」いずれも札幌行きにて約1時間前後
【都市間バス利用】
道央自動車道経由で札幌へは高速バスでも往復できます。
北海道中央バス「高速いわみざわ号」「高速みかさ号」にて、岩見沢ターミナルまで約55分。
朝7時台~22時台まで運行、日中はおよそ20分~30分おきに発車。
岩見沢の定番観光スポット
北海道グリーンランド
冬はスキー場になる、道内最大級の遊園地で、岩見沢市民が選ぶ『観る遊ぶたから10選』にも認定されています。
例年7月に開催される「彩花まつり花火大会」や、音楽・アミューズメント・自然・アートが融合するイベント「JOIN ALIVE」の会場でもあり、空知の人々に親しまれている憩いの場です。
約33万㎡の敷地内に、道内最大、高さ85mの大観覧車や、道内最長の1,500mを誇る絶叫系アトラクション轟音 GO-ON、 道内唯一の3回転コースター龍王の2つの大型ジェットコースター、メリーゴーランドや大幽霊屋敷など、ワクワク・ドキドキな多数のアトラクションが楽しめます。
遊園地の営業は例年4月~10月で、冬季は隣接しているスキー場「北海道グリーンランド ホワイトパーク」として営業します。
北海道グリーンランド 基本情報
- 住所:〒068-0833 北海道岩見沢市志文町1015
- アクセス:JR岩見沢駅から北海道中央バスで約15分「グリーンランド」バス停下車
道央自動車道岩見沢ICから車で約5分
いわみざわ公園バラ園
岩見沢市の市の花「バラ」の名所『観る遊ぶたから10選』に選ばれた「いわみざわ公園バラ園」は例年7月に開催される「いわみざわ彩花まつり」の会場になっています。
約4万㎡の敷地内には約630品種8,800株のバラと、北海道原産のバラの原種であるハマナスを全面無農薬栽培しており、クラシカルな花形や良い香りが特徴の「イングリッシュローズガーデン」、原種を含むオールド ローズが彩る「オールドローズの小径」など、複数のガーデンやゾーンで構成される広大な「北国のバラ園」です。
園内のレストランPIZZERIA Lucci (ピッツェリア ルッチ)はイタリアのナポリに本部を置く「真のナポリピッツァ協会」の空知初で唯一の認定店!薪窯で焼きたての本格ナポリピッツァを楽しめます。
バラ園のある「いわみざわ公園」は岩見沢市南東部の丘陵地帯にあり、約163ヘクタールの広さを持つ総合公園で、 広大な公園内には、バラ園のほか「北海道グリーンランド」や「色彩館(室内公園)」「野外音楽堂キタオン」、キャンプ場やアスレチック遊具がある「トリムコース」「パークゴルフ場」などがあります。
9月中旬~10 月中旬頃は、山の紅葉を背景に映える秋バラも見事です。
いわみざわ公園バラ園 基本情報
- 住所:〒068-0833 北海道岩見沢市志文町794
- アクセス:JR岩見沢駅から北海道中央バスで約15分「いわみざわ公園」バス停下車徒歩1分
道央自動車道岩見沢ICから車で約5分
あやめ公園
南利根別川沿いに広がる4.4ヘクタールの園内には、168種類1万2,000株15万本のあやめ、花菖蒲、かきつばたが植えられています。
毎年7月中旬にはバラ園などと共に、岩見沢の夏を彩る「いわみざわ彩花まつり」の会場となり、あやめ株やあやめ団子の販売、箏曲や野点の披露、フォトコンテストなどが開催され、多くの市民や観光客でにぎわいます。
園内にある「あやめふれあい館」ではあやめグッズの販売もしています。
玉泉館跡地公園
数百年前にアイヌが発見した岩見沢随一の鉱泉が起源で、真冬でも凍結しなかったため、一帯には鹿が群れをなし、鳩が数多く生息して傷を癒したと言われます。
1903年「山鳩の湯亭」として料亭旅館が開業し、湯がガスと共に玉のように湧出することから、後に「玉泉館」と改名されました。
以来、温泉旅館とその日本庭園が織りなす四季折々の風景は、市民に愛され続けましたが、旅館が廃業・閉鎖されると、かつての玉泉館の面影はすっかり失われ荒れ地同然に。
その後、多くの市民からの要望により、昔の姿を復元した日本庭園の公園として整備が進められ、2001年に「玉泉館跡地公園」として公開されました。
昔の玉泉館の面影を彷彿とさせる日本庭園風公園として、心字池を中心に季節によって彩りを変える木々を配し、太鼓橋で結ばれた中島には、静かな庭園の中で茶の湯を楽しむことができる茶室「玉泉庵」が造られました。
今では全国から多くの写真愛好家が四季折々の写真を撮りに集まり『観る遊ぶたから10選』にも選ばれました。
※一般的な公園と違いますので、公園に掲示された利用上の注意をご確認ください。
玉泉館跡地公園 基本情報
- 住所:〒068-0820 北海道岩見沢市東山3丁目3-1
- アクセス:JR岩見沢駅から北海道中央バスで「福祉センター前」バス停下車徒歩2分、
または「競技場前」バス停下車徒歩7分
岩見沢のハイセンス スポット
宝水ワイナリー
ワインの産地として知名度を高めつつある北海道。
岩見沢をはじめとする空知管内には、6つのワイナリーと数多くのヴィンヤード(ぶどう農園)があり、今や指折りのワイン生産地となっています。
自然豊かで風光明媚な宝水(ほうすい)地区「そらちワイン街道」にある「宝水ワイナリー」は岩見沢で最初のワイナリーで、古材を利用して建てられた赤い三角屋根が目印です。
試飲やワインの販売はもちろんのこと、10月~11月は醸造の最盛期でワイン造りの様子を垣間見ることもできます。
ワインショップ2階のギャラリーからの眺めは、四季折々なだらかな丘陵に、見渡す限りのブドウ畑が広がる美しい田園風景が印象的で、『観る遊ぶたから10選』にも選ばれました。
ワイナリーに隣接するソフトクリームショップ「ヴィアグレスト」は、4月下旬~11月上旬限定で販売する自社ぶどうを使ったオリジナルソフトクリームが絶品です。
宝水ワイナリー 基本情報
- 住所:〒068-0837 北海道岩見沢市宝水町364-3
- アクセス:JR岩見沢駅からタクシーで約15分
道央自動車道三笠ICから車で約10分、同岩見沢ICから車で約15分
NORTH FARM STOCK SHOP & CAFE
新鮮な空気、きれいな水、そして太陽の恵みをいっぱい浴びて育った野菜や果物が豊富な北の大地・北海道発のナチュラルブランド「NORTH FARM STOCK」は、ここ岩見沢で誕生しました。
「北海道のこだわり」「素材へのこだわり」「手づくりへのこだわり」を大切にし、「北海道のおいしいものを蔵出しで」という思いが込められています。
道内はもちろん道外でも高く評価され、できるだけオリジナルにこだわったレシピで、厳選した北海道産の良質な素材からていねいに手作りされた食品は、北海道のぬくもりや、やさしさを感じる逸品。
岩見沢市志文にある直営店「NORTH FARM STOCK SHOP&CAFE」では、ここでしか販売していない手作りの焼菓子や、お料理のお助けアイテム、厳選したインポート雑貨も広く取り揃えています。
濃厚な牧場直送ソフトクリームや、名物のふわっふわなパンケーキ、こだわり食材のバーガー&サンドウィッチ、メニュー豊富なドリンクやオーガニックコーヒーもおすすめです。
NORTH FARM STOCK SHOP&CAFE 基本情報
- 住所:〒068-0833 北海道岩見沢市志文町292-4
- アクセス:JR岩見沢駅から車で約15分
道央自動車道岩見沢ICから車で約5分
ログ ホテル メープルロッジ(LOG HOTEL THE MAPLELODGE)
JR岩見沢駅から車で約30分、毛陽(もうよう)小学校の跡地に、新しいふるさとづくりを目指す「ふるさと毛陽」計画として、緑に囲まれた温泉リゾートが1994年10月にオープン。
かつて、この毛陽地区周辺にカエデ(メープル)の木が沢山あったと言われており、カナダのログハウスをモデルにして、カナダ産の丸太をふんだんに使っている事から「スパ・イン メープルロッジ」と名付けられました。
※2018年4月1日にリニューアルし、名称を「ログホテル メープルロッジ」に変更
館内には、レストランや宴会・研修室、丸太(ログ)を基調とした客室、コテージ風の客室「シルバーパイン」や、日帰り入浴もできる温泉浴場とサウナを備えます。広い敷地内には屋内外のテニスコート、芝生広場やアップルガーデン(果樹園)などがある他、隣接する「メープル アクティビティ センター」では、四輪バギーやサイクリング、ハーブ蒸留・手彫りガラス制作など各種の体験メニューも!
さらに今話題のグランピングドームやRVパークも登場したので、泊りがけで豊かな自然を満喫することができます。
ログホテル メープルロッジ 基本情報
- 住所:〒 068-3188 北海道岩見沢市毛陽町183-2
- アクセス:JR岩見沢駅から東部丘陵線コミュニティバスで約55分
岩見沢市街から車で約20分
岩見沢の歴史を感じる「鉄分」補給
岩見沢と鉄道の歴史は古く、明治期に幌内(ほろない)で採掘された石炭を小樽港まで運ぶことを目的に、幌内(三笠市)~手宮(小樽市)間に建設された北海道最古の鉄道「幌内鉄道」の駅として、1884年に開業しました。
最盛期の岩見沢駅はこの幌内線や、万字炭鉱とを結ぶ万字線などの拠点として操車場(貨物ヤード)や工場を持つ、非常に大きな駅だったそうです。
しかし、炭鉱の閉鎖に伴い幌内線・万字線が廃止され操車場も整理されると、岩見沢駅の規模も縮小されていきました。
岩見沢市周辺には、これら炭鉱の石炭採掘で賑わった当時をのにぎわいを今に伝える「鉄道遺構」や「近代化産業遺産群」が残されています。
空知の日本遺産「炭鉄港」
岩見沢複合駅舎
2009年に全面開業した4代目の複合駅舎は「鉄道のまち」として栄えた記憶を残す古レールを再活用したり、外壁に使われているレンガには新駅舎プロジェクトに参加した人々の名前が刻まれるなど、全国初の公募型コンペでデザインを選定し、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。
ところで、3番・4番線ホームに大きな「ばん馬の木彫」があるのをご存じですか?
これは岩見沢競馬場でかつて行われていた「ばんえい競馬」のふるさとである象徴として「観光客の目をひきつける駅に」という当時の駅長のアイデアでで市と協力して設置されました。
岩見沢でのばんえい競馬は残念ながら2006年に終了となりましたが、駅の「ばん馬の木彫」は岩見沢駅の名所として健在です。
岩見沢レールセンター(旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場)
岩見沢駅には地元で「鉄北」と呼ばれる岩見沢駅北側へ延びる、長い連絡橋があります。
いくつもの線路を跨ぐ有明連絡橋はかつて操車場があった名残で、その先にある古いレンガ造りの「岩見沢レールセンター」も、旧北海道炭礦鉄道時代の岩見沢工場を使用しており、かつての岩見沢駅の繁栄ぶりを感じる遺構のひとつです。
外壁上部にに掲げられている五稜星のマーク(★)は旧北海道炭礦鉄道の社章であり、道内でもこの五陵星のマークが見られるのは5か所のみ。
現在も道内唯一のレールを製造する現役の工場として稼働しているため、内部の見学はできませんが、外観を見学するだけでも一見の価値があります。
そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター
空知一帯の山岳地帯は、明治時代から石炭の埋蔵量が極めて多い地域として、北海道の開拓および日本の高度経済発展に大きな役割を果たしてきました。
現在では炭鉱はなくなりましたが、空知には多くのこうした「炭鉱の記憶」が残されています。
こうした「炭鉱の記憶」を遺産として未来へ受け継ぎ、貴重な素材として活用し、地域の再生に役立てる活動の拠点として、1927年に建てられた石造りの建物と明治42年に建てられた石蔵をを保存・活用しているのが「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」です。
幌内線・万字線の廃線跡巡りや、炭鉱の歴史探訪などの情報収集や、旅の拠点として活用されてはいかがでしょうか。
そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター 基本情報
- 住所:〒068-0021 北海道岩見沢市1条西4丁目3
- アクセス:JR岩見沢駅から徒歩1分、道央自動車道岩見沢ICから車で約10分
万字線鉄道公園
空知の石炭産業を支える炭鉱の一つ、万字炭鉱で採掘した石炭輸送のため、大正期に開業した国鉄万字線は、1985年4月1日の廃止をもって70余年の歴史に幕を閉じました。
その途中駅だった朝日駅は1919年の開業、万字線の廃線とともに廃止されましたが、翌年に万字線鉄道公園として公開され、国鉄万字線朝日駅跡の碑、開基100年記念の碑があります。
当時の駅舎やホーム、レールのほか、遮断機や駅名標、蒸気機関車(SL)の動輪なども置かれており、2000年には小樽築港で活躍し廃車後保管され、岩見沢市内の東山総合公園に展示されていたB20-1型SLが、このホームに移設保存されました。
以前は駅舎内の見学も可能でしたが現在は立ち入りできない為、資料などを見学する場合には、近くの朝日コミュニティ交流センター内にある、旧国鉄万字線鉄道資料展示室へ。
万字線鉄道公園 基本情報
- 住所:〒068-3185 北海道岩見沢市朝日町176
- アクセス:JR岩見沢駅から東部丘陵線コミュニティバス約35分「朝日サービスセンター」バス停下車
三笠鉄道記念館(三笠鉄道村)
北海道の鉄道発祥の地として歴史的遺産や文化の保存を目的に、1987年に幌内町にオープンしました。
幌内ゾーンには新日本製鐵室蘭製作所で活躍していた蒸気機関車S-304号や、過去に道内各地で活躍した様々な車両を保存展示しています。
特にこのS-304号は、18歳以上で自力で機関車に乗車できる人なら実際に運転体験をすることができます!
※ホームページより事前に「SL機関士体験クラブ」(有料)への申し込みが必要です。
館内展示では明治期の貴重な資料や数々の鉄道模型や信号機などの実物展示により、ありし日の幌内線や北海道の鉄道の歩みを映像で触れることもできます。
また、旧三笠駅周辺を利用して1990年にオープンした三笠ゾーン「クロフォード公園」には、当時の面影を再現した幌内太駅舎(後の三笠駅)のほか、旧三笠駅を思い出させる跨線橋が残されており、北海道各地を走る特急で活躍した国鉄キハ82形ディーゼルカー、DD51型ディーゼル機関車など、懐かしい名列車が保存されており、鉄道ファンならぜひ訪れたいスポットです。
三笠鉄道記念館(三笠鉄道村) 基本情報
- 住所:〒068-2145 北海道三笠市幌内町2丁目287
- アクセス:JR岩見沢駅から中央バス「幾春別行」で「三笠市民会館」バス停下車、
三笠市営バスに乗り換え「三笠鉄道記念館」バス停下車
岩見沢駅から車で約25分
岩見沢は湯浴み沢
岩見沢の由来は「浴澤」(ゆあみさわ)と言われるほど、古来より鉱泉・温泉の湧く土地でした。
市内には日帰り入浴で気軽に温泉気分を楽しめるスポットがあります。
ログ ホテル メープルロッジ(LOG HOTEL THE MAPLELODGE)
ハイセンスなスポットでも紹介した「ログ ホテル メープルロッジ」の温泉は『観る遊ぶたから10選』にも選ばれ、日帰り入浴でも満喫できます。
湯量豊富な100%の天然温泉は、重曹を含んだぬめりのある泉質(ナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉)で、肌がすべすべになり一度入ったら忘れられないと好評。
檜、御影石、露天風呂の他、セルフロウリュができる本格的なフィンランド式低温サウナもあります。
1994年開業と、北海道の中では老舗級のサウナは、フィンランドのサウナ文化を知り尽くした1級建築士が、設計だけでなく使用する木材の調達まで手がけ、本場フィンランドさながらのサウナ体験ができます。
プロサウナーとして活動されている「ととのえ親方」も絶賛するほどです。
火照った体を引き締め「ととのい」に欠かせない水風呂は、肌触りの優しい約14℃の源泉をそのまま利用していることも重要なポイント。
岩見沢でサウナの本場フィンランドを感じながら、極上の「ととのい」体験してみませんか。
※源泉は冷鉱泉のため入浴に適した温度へ加温、循環方式とオーバーフローを併用して、常に新鮮なお湯を補給しています。
スパ・イン・メープルロッジ 基本情報
- 住所:〒 068-3188 北海道岩見沢市毛陽町183-2
- アクセス:JR岩見沢駅から東部丘陵線コミュニティバスで約55分
岩見沢市街から車で約20分
北村温泉ホテル
岩見沢市の奥座敷に位置する北村温泉は名湯『源泉掛け流し43度』の天然温泉です。
ホテル自慢の温泉は、すぐ裏側に源泉があり、冷ましたり沸かしたりすることなく地下から浴槽にそのまま注がれる源泉100%かけ流し!
すっぽりと包みこむような温かさのナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)の泉質は、神経痛、関節痛、筋肉痛、慢性皮膚病等に効能が期待されます。
北村温泉ホテルは2021年3月に全面リニューアルされ、温泉棟には女性専用の休憩室を新たに設けるなど、女性にやさしいをコンセプトに一新しました。
北村温泉ホテル 基本情報
- 住所:〒068-1213 北海道岩見沢市北村赤川156-7
- アクセス:JR岩見沢駅から北海道中央バス「月形駅前・北村農協行」で約25分「北村温泉前」バス停下車
湯元岩見沢温泉なごみ
国道234号線沿い、岩見沢IC近くにある温泉施設です。
主浴・電気・ジェット・日替わり湯の4種の内風呂、高温・漢方ミストの2種のサウナ、石風呂・漢方薬湯・テレビを見ながら浸かれる寝湯の3種の露天風呂があります。
泉質は神経痛や関節痛、疲労回復などに効能があるといわれている、ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)で、濃度の高いナトリウム―塩化物泉は体の芯から温まり、ph値も高いため「美肌の湯」として人気があります。
湯元岩見沢温泉なごみ 基本情報
- 住所:〒068-0833 北海道岩見沢市志文町345-1
- アクセス:JR室蘭本線 志文駅から徒歩約22分
道央自動車道岩見沢ICからすぐ
岩見沢温泉 ほのか(旧:天然温泉岩見沢ゆらら)
旧岩見沢健康ランドの跡地にて、国道12号線沿いという便利な立地で長らく市民に親しまれてきた温泉施設「天然温泉 岩見沢ゆらら」は、 2023年2月、惜しまれつつ営業終了となりました。
今後、同じ場所に北海道で温浴施設を運営する「ほのかグループ」により、岩盤浴やバレルサウナ、家族風呂、掛け流しの天然温泉やお食事処などを兼ね備えた施設「岩見沢温泉 ほのか」が2023年夏に誕生予定です。
岩見沢温泉 ほのか 基本情報
- 住所:〒069-0362 北海道岩見沢市上幌向南1条1丁目1196-2
- アクセス:JR岩見沢駅から車で約10分、JR函館本線 上幌向駅から徒歩約15分
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岩見沢市民熱愛グルメ
岩見沢には「美唄発祥の焼き鳥の名店」、珍しい「生そうめん」や「寡黙な店主が有名なラーメン店」など、個性的なグルメがあります。
また『観る遊ぶたから10選』とともに『食べるたから10選』もあり、2011年、2014年、2018年と過去3回選定されています。
今回はその中から、子どもから大人まで広く愛される店をご紹介しましょう。
天狗まんじゅう
岩見沢市民なら誰もが知っている、1954年の創業以来、手作りの変わらぬ味を守り続けている名物です。
ほんのり甘い皮と、塩味のきいたこしあんのしなやかな味わいの天狗まんじゅうは、いつも蒸し立てホカホカの状態で提供してくれます。
また、岩見沢出身の作家氷室冴子さんにちなんだ「氷室まんじゅう」やピリ辛あんがクセになる「肉まんじゅう」、各種の蒸しパンもおすすめ。
駅前通りに面した天狗まんじゅう本舗駅前店の他、天狗まんじゅう本舗五条店の2店舗があります。
赤いリボン
爽やかな甘さのバームクーヘン「めーぷるの樹」や「メイプルバターサンド」などのメープルシロップをふんだんに使ったお菓子が特に人気の、岩見沢を代表するお菓子の店のひとつ。
カエデの葉をモチーフにした「メープルリーフパイ」やオリジナルのチョコレート「カエデの森の物語」は、おみやげにもぴったりと喜ばれています。
生乳生産量日本一を誇る別海町の牛乳を使った「べつかいの牛乳屋さんとろとろプリン」や「べつかいのチーズ屋さん ゴッターフロマージュ」など、北海道らしさを感じるコラボレーションのお菓子も人気です。
また、地元小林酒造の「北の錦」を使用した日本酒ゼリーや、「宝水ワイナリー」産のデラウェアという白ワインを使ったバウムクーヘンなど、岩見沢にこだわった独創的なオリジナル商品も多数取り揃えています。
赤いリボン 基本情報
- 住所:〒068-0010 北海道岩見沢市10条東6丁目4-1
- アクセス:JR岩見沢駅から北海道中央バス「かえで団地循環線」約10分「10条東7丁目」バス停下車
岩見沢の「たから」見つけましたか?
札幌と旭川のほぼ中間のまち、まだまだ知らない「岩見沢」
観光スポット、歴史探訪スポット、グルメスポットなど「たから」は発掘していただけましたでしょうか。
次はぜひ、札幌や旭川だけでなく、ちょっと足を伸ばし、岩見沢へ出掛けてみませんか?
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