沖縄には、人気の石垣島や宮古島をはじめ大小様々な離島が点在し、その数は約160あると言われています。
離島には、独自の風習や文化、豊かな自然があり、その島ならではの魅力的な体験ができること間違いなし!
今回は、沖縄本島とはひと味違う離島の魅力をご紹介します。
沖縄本島から日帰りも可能な「本島周辺のおすすめ沖縄離島」
久米島
那覇空港から飛行機でわずか30分。
かつて琉球諸島の中で最も美しいといわれ「球美(くみ)の島」とも称えられた久米島(くめじま)は、美しい海とダイナミックな大自然が魅力。
中でもエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜のコントラストが美しいハテの浜は、はずせない絶景スポットです!
また、久米島を訪れたら絶対に食べたいのが日本一の生産量を誇る車海老。
甘くてぷりぷりの食感は一度食べたらやみつきになるかも。
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粟国島
粟国島(あぐにじま)は那覇市から西に約60kmの場所にある、沖縄の島の中で唯一の火山活動でできた島です。
火山活動が活発だった名残から様々な岩や地層が独特の景観を作り出しています。
島の北部では天然の鍾乳洞を見ることができます。
島の東部のウーグの浜(長浜ビーチ)はサンゴによってつくられた白い砂浜が約1km続くロングビーチです。
シャワーやトイレを完備しており、海水浴やシュノーケリングを楽しむことができます。
慶良間諸島
慶良間諸島(けらましょとう)は、沖縄本島の那覇から西に約40kmのところに点在する大小20あまりの島の総称で国内最大の国立公園に登録されています。
世界屈指の透明度を誇る海は「ケラマブルー」と呼ばれ、世界中のダイバーを虜にしています。
1月~3月はホエールウォッチングがおすすめ。
沖縄の温かい海を求めてやってくるザトウクジラに遭遇できる人気のアクティビティです。
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<アクセス>
高速船利用:那覇泊港(とまりん)→渡嘉敷港など 約35分~
フェリー利用:那覇泊港(とまりん)→渡嘉敷港など 約1時間10分~
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阿嘉島
慶良間諸島の一つ、阿嘉島(あかじま)は「ケラマブルー」の海はもちろんのこと、集落や展望台を散策したり、橋で繋がった島めぐりなど様々な楽しみ方ができる島です。
慶留間島(げるまじま)と阿嘉島をつなぐ阿嘉大橋は必見の観光スポット。
橋の上から見る海は透明度が高く、運が良ければウミガメが泳ぐ姿を見ることができます。
阿嘉島のメインビーチ、ニシバマビーチは約1kmの白い砂浜が続く天然のビーチ。
美しいサンゴ礁やカラフルな熱帯魚が多く生息している人気のシュノーケリングスポットです。
前島
那覇から西へ約30kmのところに位置し、慶良間諸島の玄関口になる、細長い形の島です。
島全体が慶良間諸島国立公園に指定されています。
以前は人が居住していましたが、台風などの被害により現在は無人島になっています。
前島への渡航は定期便がなく、チャーター船や、アクティビティツアーなどでしか行くことができません。
美しい海に囲まれ、最近では釣りやダイビングを目的として訪れる人が増えています。
島の周囲は約7kmと小さいですが、かつての集落に残る石垣、美しいビーチ、手つかずの大自然が残る沖縄の穴場的な島です。
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<アクセス>
フェリー、高速船などの定期航路はなく、チャーター船またはアクティビティツアーへ参加。
チャーター船:渡嘉敷漁業協同組合でチャーター船の紹介あり。
伊平屋島
伊平屋島(いへやじま)は沖縄本島北部の今帰仁村運天港(なきじんそんうんてんこう)からフェリーで約1時間20分の距離にある沖縄県最北端に位置する有人の島です。
沖縄屈指の透明度を誇る海と美しい満天の星空が魅力です。
別名「てるしのの島」と呼ばれており、「てるしの」とは太陽神のことで天照大神が隠れたとされる岩戸伝説が言い伝えられている聖地、クマヤ洞窟があります。
また、近海でとれる新鮮な魚介類や年2回収穫されるお米など美味しい島グルメも楽しむことができます。
伊是名島
伊是名島(いぜなじま)は沖縄本島北部の今帰仁村運天港(なきじんそんうんてんこう)からフェリーで約55分の距離にあるサンゴ礁に囲まれた島です。
農民から琉球国王になった尚円王(しょうえんおう)の生誕地として有名で、多くの文化遺産が残されています。
美しい海だけでなく自然を満喫することができるのも魅力の一つです。
手付かずの自然が多く残る伊是名島ですが猛毒を持つハブが生息していない島として知られ、気軽にアウトドアを楽しむことができます。
満天の星空もきれいなのでキャンプもおすすめです。
瀬底島
瀬底島(せそこじま)は沖縄本島北部の瀬底大橋を渡って行くことができる周囲約8kmの小さな島です。
沖縄美ら海水族館からも近いので観光スケジュールに組み込みやすいスポットです。
島の西側にある瀬底ビーチは白い砂浜が約800m続く天然のビーチで夏になると多くの人が訪れます。
シュノーケリングやジェットスキー、バナナボートなどマリンアクティビティを楽しむことができます。
大きなリゾートホテルもあるのでのんびり離島気分を味わいたい方は宿泊するのもおすすめです。
伊計島
伊計島(いけいじま)は沖縄本島中部のうるま市にある海中道路を渡り車で行くことができる島です。
海中道路は絶景ドライブスポットとして人気で平安座島(へんざじま)と宮城島(みやぎじま)を経由して先端の伊計島に着きます。
サトウキビ畑が広がるのどかな島で、伊計ビーチや大泊ビーチは透明度の高い、美しい海で地元でも人気のビーチです。
パラセーリングや近くの無人島を巡るシーカヤックなどマリンアクティビティも充実しています。
海の美しさが際立つ「宮古諸島」
宮古島
大小8つの島で構成されている宮古諸島。
中でも最も大きい宮古島は羽田空港など全国の主要都市の空港から直行便が出ており観光の拠点にしやすい島です。
宮古島といえば、その魅力はやっぱり海!
島内には「東洋一美しいビーチ」といわれる与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチなど魅力的なビーチが多数あるので、是非お気に入りのビーチを見つけてみてください。
ドライブするならはずせないのが青い海を貫いて渡る伊良部(いらぶ)大橋。
全長3,540mと通行料無料の橋としては日本最長で、宮古ブルーと称される美しい海が眼下に広がる感動のドライブルートです。
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豊かな自然や伝統文化が残る個性的な島々が集まった「八重山諸島」
石垣島
沖縄本島の南西に約400~500mに位置する八重山(やえやま)諸島。
全国の主要都市の空港から直行便が出ている石垣島は人気の離島の一つ。
石垣港離島ターミナルは八重山諸島の各島に行くことができる玄関口になっています。
島を代表する観光地といえば川平湾(かびらわん)。
グラスボートで、普段着のまま気軽に海の世界を満喫できます。
その他、星空観測ができる天文台やサンゴ礁から生まれた鍾乳洞など、海以外の楽しみも充実しています。
石垣牛や八重山そばなど、石垣島ならではのグルメもはずせません!
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西表島
沖縄本島に次いで2番目に大きい西表島(いりおもてじま)。
多種多様な動植物の宝庫で、2021年に世界自然遺産にも登録されました。
90%以上が亜熱帯の原生林に覆われた島で是非体験したいのがマングローブクルーズ。
気軽に冒険気分を満喫できますよ!
西表島を訪れたら足を延ばして亜熱帯植物の楽園、由布島(ゆぶじま)へ。
浅瀬を水牛車にゆられながらのんびり渡る、ここでしかできない感動体験です!
西表島には北部の「上原港」南部の「大原港」の2つの発着地があり、両港は車で約50分ほど離れているので目的地などに合わせて使い分けましょう。
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鳩間島
鳩間島(はとまじま)は西表島の北方、約5.4kmに位置する小さな島です。
手付かずの自然が多く残されたのどかな島です。
八重山諸島の海の中でも屈指の透明度を誇る海は「鳩間ブルー」と称されるほど美しいです。
屋良浜(やらはま)や立原浜などの自然の小さなビーチが点在しており、徒歩で周れるのも魅力の一つ。
観光客が少ないのでプライベートビーチのような気分でのんびりすることができます。
黒島
黒島(くろしま)は西表島の西方にある島で、上空から見るとハート型をしていることから「ハートアイランド」と呼ばれています。
人口の約10倍以上の牛が放牧されており「牛の島」としても有名です。
青い海にまっすぐ伸びる伊古桟橋(いこさんばし)はかつては船着場として使われ、現在は国の有形文化財に指定されています。
桟橋の上を歩くとまるで海の上を歩いているような解放感を楽しむことができます。
仲本海岸は干潮になると潮溜まりに海水が溜まり天然の巨大なプールが出現します。
潮溜まりの中は波が穏やかでカクレクマノミなどの熱帯魚を間近で観賞することができます。
小浜島
赤瓦屋根の民家やサトウキビ畑が広がる農村など、素朴な沖縄の原風景が残る小浜島(こはまじま)。
島を楽しむならレンタカーやレンタサイクルがおすすめ。
サトウキビ畑が広がる一本道「シュガーロード」を駆け抜け、透き通る青い海を眺めながら海沿いの道を散策したりと、癒しの時間になること間違いなしです。
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竹富島
石垣島から高速船で約15分で行ける竹富島(たけとみじま)。
赤瓦屋根の古民家が建ち並び、まるでタイムスリップしたような昔ながらの沖縄の原風景が広がります。
周囲約9kmの島は歩いて散策することもできますが、のんびり水牛車にゆられて観光するのが島の名物になっています。
竹富島でもう一つはずせないのが「星砂の浜」で有名なカイジ浜。
1mmほどの小さな星砂を探してみてはいかがでしょうか。
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波照間島
有人島としては最も南に位置する波照間島(はてるまじま)。
「ハテルマブルー」と呼ばれる青い海は沖縄有数の美しさです。
この島で最も有名なのが美しい星空。
明かりが少なく空気がキレイなため天体観測に最適なんだとか。
南十字星をはっきりと眺めることができる「星空に最も近い島」とも呼ばれています。
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与那国島
起伏に富んだ地形でダイナミックな自然の景観美が魅力の与那国島(よなぐにじま)。
ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても有名でドラマの聖地巡礼で訪れる方も多いです。
日本最西端にある島のため日本で最後に日が沈む場所と言われており「日本最後の夕日が見える丘」は夕焼けの絶景スポットです。
人気のダイビングスポット「海底遺跡」と呼ばれる謎の巨石群は人工的に出来たものなのか、自然に出来たものなのか未だ解明されていないとか・・・。
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<アクセス>
飛行機利用:那覇空港→与那国空港 約1時間30分
石垣空港→与那国空港 約30分
フェリー利用:八島フェリーターミナル(石垣島)→久部良港(与那国島) 約4時間30分
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さいごに
いかがでしたか。それぞれの島が個性を持ち、多種多様な楽しみ方ができる沖縄の離島。
沖縄本島とは違った魅力にあふれています。
宿泊して一島でのんびり過ごすのも良いですが、せっかく行くならいくつかの島を巡るのもおすすめ!
ご自身に合うプランを探してみてくださいね!
初めての沖縄離島や、限りある日程で主要スポットを効率よく巡りたい方は、ツアー参加もおすすめです。
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