ノスタルジックな街、小樽。
小樽のおすすめ観光スポットをご紹介します。
札幌から日帰りで行けるのでぜひ、半日モデルコースを参考に小樽に訪れてください!
小樽ってどんなところ?
江戸後期から明治、大正、昭和の初期にかけて小樽は大いに繁栄し「北のウォール街」と呼ばれるまでになります。
戦前には貿易港として、またニシン漁の拠点として港を中心に繁栄しました。
近代的な建物や倉庫、運河が当時のまま残っているため、街全体がノスタルジックな雰囲気に包まれているのが魅力です。
小樽への行き方
北海道への行き方はフェリーや電車などありますが主要なのは飛行機。
小樽に行くのに一番近い空港は新千歳空港です。
レンタカーで新千歳空港から小樽へ
新千歳空港からの移動手段で一番便利なのはレンタカー。
自分のペースで周ることができるのでおすすめです。
新千歳空港から小樽までは車で約1時間です。
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電車で新千歳空港から小樽へ
電車で移動するならJR快速「エアポート」が便利で早いです。
新千歳空港駅から小樽駅まで最速で約73分です。
バスで新千歳空港から小樽へ
新千歳空港から小樽へ行く直行のバスはないため、札幌で乗り換えることになります。
札幌も多くの観光スポットがあるので途中下車で観光するのもいいですね!
新千歳空港から札幌まで約1時間20分、札幌から小樽まで約1時間です。
小樽の気候、観光の時の服装は?
夏が短く、冬が長い北海道。
小樽は北海道の中では比較的温暖な気候ですが冬の積雪量は多い方です。
早いと10月下旬から雪が降り始めるので防寒対策をしっかりしましょう。
路面の凍結にも要注意!
北海道のコンビニや売店には靴に取り付ける滑り止めが売ってますのでおすすめです。
夏は最高気温25℃前後ですが朝晩はガクッと気温が下がるので羽織ものは必須です。
お盆が過ぎると涼しくなりはじめ、秋を感じるように。
小樽のおすすめ観光スポット
景観をたのしむ
◆小樽運河
小樽港は北海道開拓の玄関口として発展してきました。
当時は大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていましたが、直接倉庫の近くまで入って行けるように造られた水路が「小樽運河」です。
内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。
散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの倉庫は当時の姿のまま残され、レストランなどに再利用されています。
◆小樽運河クルーズ
四季折々に表情を変える運河と港を約40分かけて巡ることができます。
観光に便利な中央橋からスタートし、小樽港、北運河、南運河の運河エリアを周遊します。
運河沿いに並ぶ歴史的建造物をじっくり鑑賞したい方は、日没前に出発する「デイクルーズ」、ガス灯や建物の明かりが水面に映るロマンチックなクルージングを楽しみたい方は、日没後出発の「ナイトクルーズ」がおすすめです。
◆小樽天狗山ロープウエイ
山麓から山頂までの全長735mを所要時間約4分で運転しています。
展望台からは箱庭のような小樽市街地と小樽港、晴れた日には暑寒別連峰(しょかんべつれんぽう)や積丹半島(しゃこたんはんとう)を一望することができます。
小樽の夜景は函館、札幌と並んで「北海道三大夜景」の一つに数えられ、宝石をちりばめたような美しい夜景も見ることができます。
- 住所:〒047-0023 北海道小樽市最上2丁目16-15
- アクセス:JR小樽駅から北海道中央バス乗車 約17分「小樽天狗山」下車
◆祝津パノラマ展望台
「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に位置し、標高約70mの丘の上にあり、文字通り360度の景観を一望できることから名付けられました。
目の前には一面に日本海が広がり、赤岩方面の勇壮な海岸線や高島岬の日和山(ひよりやま)灯台、小樽市鰊御殿(にしんごてん)などを見渡すことができます。
朝日と夕日が美しい場所としても有名です。
◆小樽 青の洞窟
龍宮埠頭から西方向の海岸国定公園にある絶景スポットです。
陸からは見に行くことができない為、龍宮クルーズで海から洞窟を目指します。
パワーボートで巡る迫力満点の海岸線で、トド岩、赤岩山など見所がたくさんあります。
歴史を知る
◆北一硝子
小樽土産として有名なのがガラス製品ですが、その中でも北一硝子(きたいちがらす)は110年以上の歴史を持つ老舗で、アイテム数の豊富さと上質さに定評があります。
明治期の倉庫を利用した三号館は和・洋・カントリー調のガラス製品が揃い、カフェやガラス工房も併設され、小樽のガラス文化を堪能できるスポットです。
- 住所:〒047-0027 北海道小樽市堺町7番26号
- アクセス:JR函館本線「南小樽駅」から徒歩約10分
◆日本銀行旧小樽支店「金融資料館」
小樽は大正・昭和初期に多くの銀行が集まり「北のウォール街」と呼ばれるほど金融業が発展しました。
この建物は赤レンガで有名な東京駅の設計者である、辰野金吾氏とその弟子の長野宇平治らが設計しました。
現在は資料館として、日本銀行の歴史や業務、小樽の発展について紹介しており、第二次世界大戦以降に発行された紙幣の実物も展示されています。
◆小樽オルゴール堂本館
建物は1915年築の歴史的建造物が利用されており、小樽の歴史が当時のまま残されています。
ノスタルジックな空間でオルゴールの世界を楽しむことができます。
お酒をたのしむ
◆小樽ビール(小樽倉庫No.1)
小樽運河沿いの倉庫群の一角にある、本格的なドイツビール「小樽ビール」の醸造所を備えたビアパブです。
作り立て、酵母が生きた本物の生ビール・本格ドイツビールが楽しめます。
店内中央には大きな仕込み釜があり、ビールが作られています。
基本となる「ピルスナー」「ドンケル」「ヴァイス」のほか、フルーツを加えたビールも好評で、地元の食材を使用したメニューもあります。
◆田中酒造 亀甲蔵
北海道産の米を100%使用し、地酒造りを1年中行う全国的にも珍しい四季醸造蔵です。
「亀甲蔵(きっこうぐら)」では毎日酒造りが行われており、いつでも無料で製造場を見学することができ、試飲コーナーでは蔵元限定や季節限定の日本酒も楽しむことができます。
生き物に癒される
◆おたる水族館
日本海に面している道内最大級の水族館で、館内は250種類もの海の生き物が展示されています。
自然の海を仕切ったプールでトドやアザラシを飼育してる「海獣公園」や、イルカやオタリアなどのショー、世界的にも珍しいネズミイルカの飼育展示などを楽しむことができます。
「さわってEzone」ではウニやヒトデにさわることができるなど、北海道の海に住んでいる生き物の凄さを実体験できるのもポイントです。
地元の食材や雰囲気をたのしむ
◆小樽三角市場
小樽駅と国道5号線の間に位置しており、土地と屋根が三角の形をしていることから三角市場と名付けられました。
「ズバリ安い!!」をモットーに全長200mの横幅2m程の細い坂道に通路を挟んで、お店が両側16店舗が並んでいます。
カニやウニ、ホタテや魚の海産物はもちろん、野菜やくだもの、日用品も買うことができるので、お土産を選ぶ時にも大変便利です。
お食事処もあり、新鮮な魚介を使った丼ものや旬の食材を使った日替わり定食などもあり、市場で買った商品をその場で調理していただくオリジナル丼も可能です。
◆小樽堺町通り
明治時代に小樽の中心地として栄えた場所で、北のウォール街からメルヘン交差点へ向かう約1kmの通りです。
当時のレトロな建物は店舗に再利用され、小樽らしさを感じることのできるお買い物エリアです。
半日でサクッと!小樽観光モデルコース
小樽の観光スポットは、小樽駅から徒歩圏内にも複数あるので、景色を楽しみながら散策することができるのが魅力の一つ。ここでは徒歩で周るモデルコースをご紹介しますが、小樽駅前にはレンタサイクルのお店があるのでレンタサイクルを使って周るのもおすすめです。
〈小樽駅〉
小樽の旅は小樽駅からスタート!
↓徒歩約3分
〈小樽三角市場〉
観光を始める前に腹ごしらえしましょう!
小樽といえば海鮮丼!小樽三角市場には海鮮丼を味わえるお食事処があります。
ランチ時は混み合うので少し早めのランチがおすすめ。
小樽駅からすぐ近くなので帰りにも寄ってお土産を購入するのも良いですね♪
↓徒歩約10分
〈小樽運河クルーズ〉
小樽運河にきたら欠かせないアクティビティ。
約40分で小樽運河を船の上から満喫できます。
↓徒歩約2分
〈小樽運河沿いの倉庫群〉
石造りの倉庫が建ち並ぶ街並みはここでしか見ることができないロマンあふれる情景。
倉庫群は施設や店舗として使われており、今もなお歴史を刻んでいます。
ビアパブ「小樽倉庫No.1」はこの倉庫群の一角にあります。
↓徒歩約5分
〈日銀通り〉
小樽駅へ戻る道はぜひ日銀通りを通って行きましょう。
小樽が「北日本随一の経済都市」と呼ばれていた頃に建てられた銀行建築がたくさんのこっており、日本銀行旧小樽支店「金融資料館」はこの通りにあります。
最後に
小樽のおすすめ観光スポットはいかがでしたか?
今回は半日のモデルコースをご紹介しましたが、1日でも1泊2日でも小樽は楽しめます!
ぜひ、北海道を訪れた際は小樽を訪れてノスタルジックな雰囲気を満喫してください♪
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