青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県からなる東北地方は、四季折々の美しさを感じられる自然があふれた地域です。
夏に行われる三大祭り「青森ねぶた祭り」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」や山形県の「銀山温泉」や秋田県の「乳頭温泉」、宮城県の「蔵王温泉」など人気の温泉地もあり、様々な楽しみ方ができます。
そんな東北地方で女子旅におススメの観光スポットをご紹介します。
青森県
フォトジェニックなスポット
◆鶴の舞橋
鶴の舞橋(つるのまいはし)は全長300mを越える日本一長い木造の三連太鼓橋です。
津軽富士見湖に映る姿はとても美しく、遠くに岩木山を望むことができます。
CMの撮影場所にもなったことで知名度が上がり、絶景スポットとして人気です。
◆青池
白神山地の広大なブナの森に湖沼が点在する十二湖のなかでも人気が高く、青く澄んだ水面が幻想的な池です。
ウッドデッキの遊歩道から眺めることができ、魚が見えるほど透明な水面に太陽光が差し込むと、色鮮やかで神秘的な景色が広がります。
なぜ池が青いのかは科学的に証明されていないそうです。
時間帯によって青の濃淡が変化するので、ゆっくりと観賞を楽しむのもおススメです。
温泉で身も心も癒される
◆酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯(すかゆ)温泉は300年も昔から開かれていた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する、標高約900mの清涼な高地にあります。
鹿が湯に浸かり傷を癒していたことから「鹿湯」と呼ばれたのが名前の由来で、その後、酸性の強い湯であることから「酢ヶ湯」「酸ヶ湯」とその名は変わっていきました。
卓越した効能と豊富な温泉の湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金などが認められ、昭和29年に数ある全国温泉のモデルケースとして「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました。
総ヒバ造りの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」は名物で、初めて見る者を驚かせます。
160畳もの浴室には、熱の湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽があります。
◆浅虫温泉
浅虫(あさむし)温泉は夏泊(なつどまり)半島の付け根にあり、青森の奥座敷とも呼ばれています。
JR浅虫温泉駅を中心に、青森出身の世界的版画家・棟方志功(むなかたしこう)が愛した老舗旅館や水族館などが立ち並んでいます。
ヨットハーバーや海釣り公園があり、海水浴・サーフィン・ヨット・釣りなどのマリンスポーツも楽しむことができます。
パワースポットを訪れる
◆高山稲荷神社
高山稲荷神社(たかやまいなりじんじゃ)は五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様としてご利益のある神社です。
高さ約2mの鳥居が延々と並び、春は桜、夏は新緑、冬は真っ白な雪など四季折々の景色と朱色の鳥居のコントラストが見事です。
高山稲荷神社 基本情報
- 住所:〒038-3305 青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1
- アクセス:五所川原駅から弘南バス小泊線(十三経由)乗車 約40分「高山神社入口」下車、タクシーで約5分
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岩手県
フォトジェニックなスポット
◆浄土ヶ浜
浄土ヶ浜(じょうどがはま)は三陸復興国立公園に位置する三陸を代表する景勝地です。
松の緑と岩肌の白、海の青とのコントラストが映え、鋭くとがった白い流紋岩でできた美しい海岸です。
天和年間(1681〜1683年)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(れいきょうりゅうこ)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから浄土ヶ浜と名付けられたと言われています。
◆厳美渓
厳美渓(げんびけい)は栗駒山(くりこまやま)から一関市内へ流れる磐井川(いわいがわ)の浸食により、長い年月をかけて形成された国の名勝、天然記念物です。
深いエメラルドグリーンの水流に奇岩、深淵、滝など自然の造形美が約2km続きます。
春は満開の桜、秋は色鮮やかな山々の紅葉など四季折々の景色を楽しむことができます。
名物「かっこうだんご」は、東屋から籠にお金を入れて木槌を鳴らすと、籠が引き上げられだんごとお茶が飛んでくるユニークな仕組みになっています。
温泉で身も心も癒される
◆大沢温泉
約1,200年の歴史を持ち、温泉東北有数の規模を誇る花巻温泉郷の一つです。
詩人で童話作家の宮沢賢治ゆかりの地としても有名です。
泉質はアルカリ性単純泉で、しっとりすべすべした肌触りの良い、透き通る無色透明な源泉です。
神経痛、関節痛、疲労、冷え性などに効能があります。
◆つなぎ温泉
平安末期に源義家が安倍貞任(あべさだとう)を攻め、本陣を「湯の館(つなぎ温泉の南方の山麓)」に置きました。
その際温泉が湧いているのを発見し、愛馬の傷をこの温泉で洗うと治ったことから、義家も愛馬を穴の空いた石に繋いで入浴したことから「繋温泉(つなぎおんせん)」と呼ばれるようになったと言われています。
泉質は単純硫黄泉で、PH8.7~9.5とアルカリ性が非常に高く、血行や代謝促進に作用するという硫黄成分とお肌の古い角質を落とす作用が期待できます。
つなぎ温泉 基本情報
- 住所:〒020-0055 岩手県盛岡市繋舘市
- アクセス:JR盛岡駅から岩手県交通バス乗車 約30分「つなぎ温泉」下車
パワースポットを訪れる
◆猊鼻渓
猊鼻渓(げいびけい)は日本百景の一つで、砂鉄川(さてつがわ)が石灰岩を浸食してできた約2kmの渓谷で、両岸には高さ約100mの断崖がそびえ立っています。
船頭が棹一本で操る「舟下り」もあり、猊鼻渓の名の由来となった奇岩「獅子ケ鼻」など「世にも稀なるこの景色…」と「げいび追分」に歌われる奇岩の数々を巡ります。
運試しスポットがあり、大猊鼻岩の「願掛けの穴」に運玉を投げて対岸の穴に入れば、願いが叶うといわれています。
運・寿・福・縁・願・恋・愛・絆・禄・財の10種の中から、自分の願いに合わせて運玉を選びます。
猊鼻渓 基本情報
- 住所:〒029-0302 岩手県一関市東山町長坂字町467(げいび観光センター)
- アクセス:「一ノ関駅」からJR大船渡線乗車 約30分「猊鼻渓駅」下車
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秋田県
フォトジェニックなスポット
◆ゴジラ岩
男鹿(おが)半島の南磯、潮瀬崎(しおせざき)と呼ばれる磯場にあり、男鹿を代表する観光スポットの一つになっています。
逆光でのシルエットがゴジラに似ていることから、平成7年にゴジラ岩と名付けられました。
口元に夕陽と夕焼け雲を重ねた「火を噴くゴジラ」を撮ろう(4月頃と10月頃がベストシーズン)と多くの観光客が訪れています。
◆八幡平ドラゴンアイ
八幡平頂上付近にある鏡沼の雪解けの様子が、まるで竜の目のように見えることから「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています。
5月中旬から6月中旬頃の限られた時期にしか見ることができず、かつ、その年の積雪量や雪解け、天候の状況などの条件が揃うと姿を現す奇跡の自然現象です。
温泉で身も心も癒される
◆乳頭温泉郷
乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)は十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する鶴の湯温泉、妙乃湯(たえのゆ)温泉、黒湯温泉、孫六(まごろく)温泉、蟹場(がにば)温泉、大釜(おおがま)温泉と休暇村乳頭温泉郷の7つの温泉を合わせた総称です。
7湯は独自に源泉を持ち、その泉質は多種多様で10種類以上の源泉があります。
日帰り入浴ができますので、渓流を望む絶景が自慢の露天風呂や、ブナ林に囲まれた自然を間近に感じられる露天風呂など様々な温泉を楽しめるのもおすすめです。
◆男鹿温泉郷
なまはげ立像
男鹿(おが)温泉郷は秋田市の西側に位置する、日本海に突き出た男鹿半島の北側にあります。
海水の成分に似た塩分を含んだお湯で、入浴後に肌についた塩分が汗の蒸発を防ぐため保湿効果が高く、「熱の湯」と呼ばれ美肌の湯としても人気です。
男鹿温泉郷の近くにはなまはげ館や男鹿真山伝承館など、国指定重要無形民俗文化財の「男鹿のナマハゲ」の文化に触れることもできます。
泉質は塩化物泉で、神経痛、リウマチ、筋肉痛、関節痛、ねんざ、婦人病、冷え性、皮膚病、打撲などに効能があります。
パワースポットを訪れる
◆田沢湖
火山の陥没によって生じた周囲約20kmのほぼ円形のカルデラ湖で、水深423.4mという日本で一番深い湖です。
美しい瑠璃色の湖面は神秘的で、魚が泳ぐ姿も見えるほど透明度も高いです。
永遠に美しくありたいと望んだ辰子という娘がいつしか龍と化してしまい、田沢湖に身を投じたという伝説から建てられた、金色の「たつこ像」がシンボルとして有名です。
たつこ像の隣にある「浮木神社(うききじんじゃ)」は縁結びの神社として知られ、恋愛のパワースポットになっており、「御座石(ござのいし)神社」は境内に辰子が飲んで龍になったという「潟頭(がたがしら)の霊泉」や辰子像も鎮座しており、美容のパワースポットとされています。
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山形県
フォトジェニックなスポット
◆山寺
正式名称は宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、貞観2年(860年)清和天皇の勅願によって慈覚大師が開いた天台宗のお山です。
奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっており、登山口から大仏殿のある奥之院まで1時間ほどの道のりに、絶佳の景観が広がります。 俳聖・松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を紀行文「おくのほそ道」に残したことでも知られています。
◆鶴岡市立加茂水族館
日本海に面した海岸にある世界一のクラゲ水族館で、常時50種以上ものクラゲを展示しており、世界に誇る直径5mの水槽「クラゲドリームシアター」には、約1万ものミズクラゲを観賞できます。
クラゲのほか、アシカやアザラシなど様々な個性溢れる生き物を見ることができます。
クラゲの生態や繁殖、分類などについて学ぶ「クラゲ学習会」やクラゲドリームシアター前でのコンサート「音楽の夕べ」、アシカやアザラシが繰り広げる「ひれあしの時間」などを楽しむことができます。
海月(くらげ)ラーメンやクラゲアイスも人気です。
鶴岡市立加茂水族館 基本情報
- 住所:〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
- アクセス:JR鶴岡駅庄内交通路線バス 湯野浜温泉行き(加茂経由)乗車 約39分「加茂水族館」下車
温泉で身も心も癒される
◆銀山温泉
かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」の名称に由来しています。
大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って立ち並び、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
立ち並ぶ旅館の壁には鏝絵(こてえ)と呼ばれるカラフルな絵が描かれ、アスファルトには雪の結晶を模したタイルが埋め込まれており、散策しながら楽しむことができます。
温泉の泉質はナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)で、筋肉痛や関節痛、冷え性、病後回復、疲労回復などに効能があります。
◆蔵王温泉
開湯は1,900年前、日本武尊の東征の際、従軍した吉備多賀由により発見されました。
昭和に入るとスキー場もオープンし、それに伴い、ロープウェイ等設置、観光道路開通など、観光地として発展しました。
ホテルやペンション、民宿なども相次いで開業し、東北最大級の総合マウンテンリゾートとして発展しています。
泉質は強酸性の硫黄泉、 体内のムコ多糖タンパクを活性化させる働きがあり、体内水分量を増加させ、肌と血管を若返らせるとされています。
血行促進効果に加え、硫黄泉には表皮の殺菌作用や皮膚を強くする作用があり、美肌も期待できます。
パワースポットを訪れる
◆出羽三山神社
出羽三山(でわさんざん)神社は山形県の中央にそびえる月山(がっさん)(1,984m)・羽黒山(はぐろさん)(414m)・湯殿山(ゆどのさん)(1,500m)の総称で、6世紀に開山されたといわれています。
月山を主峰に、峰続きの北の端に羽黒山があり、月山の西方に湯殿山があります。
中世には湯殿山を「総奥の院」(最も大切な場所)として、月山・羽黒山・葉山あるいは鳥海山を称して出羽三山とされました。
羽黒山は人々の現世利益を叶える「現在の山」、月山はその高く秀麗な姿から祖霊が鎮まる「過去の山」、湯殿山はお湯の湧き出る赤色の巨岩が新しい生命の誕生を表す「未来の山」と言われます。
三山を巡ることは、江戸時代に庶民の間で「生まれかわりの旅(三関三渡(さんかんさんど)の行)」として広がり、山の自然と信仰の結び付きを今に伝えています。
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宮城県
フォトジェニックなスポット
◆松島
260の島が点在する松島湾の風景は日本三景の一つに数えられています。
遊覧船で観光することもでき、松島湾内で有名な「鐘島(かねじま)」「仁王島(におうじま)」など全長約17kmのコースを周遊する「仁王丸コース」や「松島~塩釜片道定期コース」、松島湾だけでなく⽇本三⼤渓「嵯峨渓」も楽しめる「嵯峨渓コース」などがあります。
◆御釜
蔵王刈田岳(かっただけ)・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なので「御釜(おかま)」という名前がつきました。
湖面はエメラルドグリーンで、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気を漂わせています。
太陽の光によって深緑やブルーなどに色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。
冬の樹氷と共に蔵王のシンボルとなっています。
蔵王ハイライン(有料道路)を登った駐車場から徒歩約2~3分で御釜を眺める展望台に到着します。
御釜 基本情報
- 住所:〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内
- アクセス:東北自動車道「村田IC」または「白石IC」から車で約1時間
温泉で身も心も癒される
◆秋保温泉
秋保(あきう)温泉は名取川の渓谷沿いに位置する温泉地で、仙台藩主伊達家の浴館が設置され歴史が古く、仙台の奥座敷として賑わいを見せています。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、クセがなくさらりと柔らかく、湯ざめしにくい特徴があります。
冷え性や胃もたれ、糖尿病、自律神経不安定症、ストレスによる睡眠障害など、さまざまな症状に効能があるとされています。
◆鳴子温泉
大崎地方を流れる江合川(荒雄川)の上流に位置し、「鳴子(なるこ)温泉」「東鳴子温泉」「川渡(かわたび)温泉」「中山平(なかやまだいら)温泉」「鬼首(おにこうべ)温泉」の5ヶ所の温泉地からなる温泉郷です。
多くの施設が自家源泉を所有しており、5ヶ所のエリアを網羅した湯巡りチケットを利用すれば異なる泉質を楽しむことができます。
湧出するお湯の量も豊富で源泉かけ流しが多く、日本にある11の泉質のうち、9種類がここ鳴子温泉郷に集まっています。
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◆金蛇水神社
金蛇水(かなへびすい)神社は商売繁盛、金運円満、厄除開運、海上安全の神として古くから信仰を集め、御神体が金蛇のため、特に金運のパワースポットとして知られています。
境内に祀られる東北最大級の弁財天は、七福神にも数えられる福の神です。
社殿の南側に、人の手は一切加えず自然に浮き出てきたとされる蛇の模様が特徴的な「蛇紋石(じゃもんせき)」が並んでいます。
その中から、直感的にパワーを感じた石の一つを手や財布で撫でると金運アップの御利益があるとされています。
「水清き花の社」とも呼ばれ、「九竜(きゅうりゅう)の藤」と名付けられた藤棚や、1,000株の牡丹園なども見どころです。
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福島県
フォトジェニックなスポット
◆五色沼湖沼群
五色沼 青沼
五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)は磐梯山(ばんだいさん)の噴火によってつくられた湖沼で、2016年にミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されました。
五色沼の中で一番青いと言われる「青沼」、磐梯山も綺麗に見える「瑠璃沼(るりぬま)」、五色沼の中で一番大きく、唯一ボートに乗って遊覧できる「毘沙門沼(びしゃもんぬま)」、美しい青色の水の向こうに吾妻の山並みが見える「弁天沼」、三色の水のコントラストが美しい「深泥沼(みどろぬま)」、水の色が緑で沼の周囲の草木が赤く染まっている「赤沼」などそれぞれ特徴の異なる景色を見ることができ、神秘の湖沼と言われています。
例年、10月中旬~11月上旬の紅葉のシーズンは色鮮やかな紅葉と色彩豊かな沼のコントラストが見事です。
五色沼湖沼群 基本情報
- 住所:〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村桧原
- アクセス:JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス裏磐梯高原駅行き乗車 約30分「五色沼入口」下車
◆塔のへつり
大川羽鳥県立公園、大川ラインの一番の景勝地で、長い年月をかけて浸食と風化を繰り返し見事な造形美を創り出しました。
岩壁が塔のように並んでいることから「塔のへつり」と名付けられ、1943年に国の天然記念物に指定されました。
「へつり」は、会津地方の方言で「険しい断崖」を意味しています。
断崖まで吊り橋が架けられ、断崖内部の一部を見学することもできます。
温泉で身も心も癒される
◆飯坂温泉
飯坂(いいざか)温泉は鳴子、秋保とともに「奥州三名湯」の一つに数えられる、東北屈指の温泉地です。
2世紀には日本武尊が東征の時、1689年には松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄ったとされる古湯で、日本武尊や松尾芭蕉も浸かった「鯖湖湯(さばこゆ)」は日本最古の木造建築共同浴場(平成5年に改築)で、飯坂温泉のシンボルとなっています。
泉質は単純温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、うちみ、疲労回復、健康増進などに効能があります。
◆会津東山温泉
開湯は8世紀後半で名僧・行基によって発見されたと言われ、奥羽三楽郷の一つに数えられる歴史ある温泉郷です。
湯川沿いに旅館が立ち並び、数寄屋造りの建物や射的場など昔ながらの風情を感じられます。
泉質は硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉)で、リウマチ性疾患や運動器障害、慢性皮膚疾患、慢性婦人科疾患、更年期障害、動脈硬化症、高血圧症などに効能があります。
会津東山温泉 基本情報
- 住所:〒965-0814 福島県会津若松市東山町大字湯本滝ノ湯
- アクセス:JR会津若松駅からあかべぇ(会津バス)乗車 約20分「東山温泉」下車
パワースポットを訪れる
◆あぶくま洞
長年の歳月をかけて創られた自然の造形美で、全長約600mの洞内は、天井から下がる鍾乳石や床下からタケノコのように堆積してできる石筍(せきじゅん)など神秘的な世界を感じることができます。
色々な形の鍾乳石が観察できる洞内最大のホール「滝根御殿(たきねごてん)」や色が自然に移り変わる調光システムが導入された「月の世界」、側面が小さなつらら石や石筍で飾られた「クリスマスツリー」など、見どころがたくさんあります。
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