愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海地方は、温泉や雄大な自然、歴史ある建造物やレトロな町並みなど、多くの見どころがあります。
フォトジェニックなスポットや良縁祈願、街歩きなど特に女子旅におススメの観光スポットをご紹介します。
静岡県
~マイナスイオンたっぷり~ 白糸(しらいと)の滝
高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちており、国の名勝及び天然記念物に指定されています。
本滝の一部を除いてほとんどが富士山からの湧水で、マイナスイオンに包まれています。
白糸の滝の隣には、曽我兄弟伝説でも知られている「音止の滝」もあります。
~トンボロ現象が見られる~ 堂ヶ島(どうがしま)
伊豆半島の景勝地として知られています。
伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島の4つの島からなる三四郎島は、海の干満の差で陸と地続きになる「トンボロ現象」が起きます。
干潮になると最大で幅約30m・長さ約200mの道ができ、足を濡らさずに島へ渡ることができます。
「洞窟めぐり」などの遊覧船もあり、海上から絶景を楽しむこともできます。
~人気温泉地~ 熱海温泉
年間を通じて開催される熱海海上花火大会が有名な、全国でも有数の湯量を誇る温泉地です。
海も近く、東洋美術が堪能できるMOA美術館や熱海城、アカオハーブ&ローズガーデンなど観光としても楽しめます。
~自然の造形美~ 城ヶ崎海岸(じょうがさきかいがん)
約4,000年前の火山活動の際に相模湾に流れ込んだ溶岩によってできた伊豆半島ジオパークを代表する景観の一つです。
全長48m、高さ約23mの「門脇つり橋」からは柱状節理や、溶岩が流れた経過を垣間見ることができます。
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愛知県
~紅葉の名所~ 香嵐渓(こうらんけい)
矢作川支流巴川がつくる渓谷で、紅葉だけでなく山野草の宝庫として有名です。
3月中旬から下旬にかけて5千平方メートルにわたって咲き誇る「かたくりの花」は、まるで薄紫の絨毯を敷き詰めたような美しさで、その姿は「スプリングエフェラメル(早春の妖精)」とも呼ばれています。
例年11月には「香嵐渓もみじまつり」が開催され、日没から21時まではライトアップもあり、日中とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
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~名古屋市のシンボル~ 名古屋城
1609年に徳川家康が天下統一の最後の布石として建て、家康の子・義直が初代藩主として入り、徳川御三家の一つである尾張徳川家17代の居城として江戸260年にわたって栄えました。
大天守の上に付けられた金の鯱は純度80%、小判にして17,975両と徳川家の財力を象徴するものでした。
その後、加工と修復を繰り返し、1945年に名古屋大空襲によって焼失しましたが、現在は復元されています。
~白亜の灯台~ 伊良湖岬(いらごみさき)灯台
渥美半島の最先端に立つ白亜の灯台です。
青い海と白い灯台のコントラストが美しく、「日本の灯台50選」にも選ばれました。
三島由紀夫作「潮騒」の舞台になった神島を見渡すことができます。
恋路ヶ浜とともに「恋人の聖地」に選定されており、晴れた日の夕日がロマンティックなので、デートスポットとして人気です。
~パワースポット~ 熱田神宮(あつたじんぐう)
景行天皇43年(113年)の創建で、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をご神体とする熱田大神を祀る神社であり、古くから「熱田さん」の名で知られています。
約6万坪の境内は、樹齢1,000年前後と推測される楠や、花が咲いても実のならない「ならずの梅」、茶人の愛好する「太郎庵椿」、弘法大師お手植と伝える「大楠」などがあり、大都会の中にありながら静寂で市民の心のオアシスとして親しまれています。
また宝物館には、古神宝・刀剣・和鏡・舞楽面・古文書・什器など、約6,000点にのぼる多くの貴重な宝物を所蔵し、そのうち約180点のものが国および愛知県の指定文化財に登録されています。
~お狐さまがいっぱい~ 豊川稲荷(とよかわいなり)
室町時代(1441年)に創建され、正式名称は「妙厳寺(みょうごんじ)」という曹洞宗の寺院です。
お寺の鎮守として祀られている「豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)」が白い狐に跨り稲穂を担いでいることから、「豊川稲荷」と呼ばれるようになったそうです。
日本三大稲荷の一つに数えられ、商売繁盛のご利益があるとして有名です。
大小1,000点以上の狐の石像がずらりと並ぶ霊狐塚(れいこづか)は一見の価値があります。
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三重県
~日本人の心のふるさと~ 伊勢神宮
正式名称は「神宮」といい、「お伊勢さん」「大神宮さん」などど呼ばれ親しまれています。
日本人の総氏神である天照大御神を祀る皇大(こうたい)神宮(内宮)と、産業の守り神である豊受大御神を祀る豊受(とようけ)大神宮(外宮)をはじめ、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。
天照大御神と豊受大御神が鎮座する社殿が「御正宮」で、それに次ぐ格式の高い特別なお宮が「別宮」と呼ばれます。
神宮のお祭りは「外宮先祭」といい、外宮から行われます。
お祭りの順序にならい、外宮から内宮の順にお参りするのが昔からの習わしとされています。
~三重県の話題スポット~VISON(ヴィソン)
2021年7月に三重県多気町にグランドオープンした日本最大級のリゾート施設「VISON(ヴィソン)」。国内外の有名なシェフが手掛ける飲食店など「癒・食・知」を備えた新しい日リゾート施設は、早くも三重を代表する観光スポットとなっています。
自然豊かな敷地内に、三重名物や原料を使用したお店や、話題のグルメ、ナチュラルコスメなど大人女子のときめくものが盛りだくさん。
ホテルエリアには、“木と建物の関わり”をコンセプトに、持続可能な建築を目指してつくられたヴィソンの宿泊施設もあり木の温もりを感じる内装で、自然と調和した心地よい空間でゆっくりと時間を過ごせます。
VISON(ヴィソン) 基本情報
- 住所:三重県多気郡多気町ヴィソン672番1
- アクセス:◆伊勢方面以外から:伊勢自動車道「勢和多気IC」を下りて約3分
◆伊勢方面から:伊勢自動車道「多気ヴィソンSIC」から直結
◆路線バスでのアクセス
名古屋(名鉄バスセンター)・松阪駅・多気駅・伊勢神宮・南紀方面からは三重交通バスでの利用が可能。
VISONの魅力をたっぷりご紹介します!
~日本最大級の花のテーマパーク~ なばなの里
1年を通じて、様々な花を観賞することができる花と食のテーマパークです。
ベゴニアガーデンでは大輪の花ベゴニアをはじめ、世界各国から集めた数百種・1万2千株の花々が4棟から成る大温室で栽培・展示されています。
温室の楽しみ方や育成テクニック、植物の生態などを紹介するガイドツアーやプロのカメラマンが撮影するフォトサービス(有料)、咲き誇る花々を見上げながらティータイムができるカフェなどもあります。
国内最大級のスケールと世界最高峰のクオリティで繰り広げられる、期間限定のパノラマイルミネーションは圧巻です。
本物の電球が放つ美しい輝きにこだわり、LED電球だけが使用されています。
~人魚伝説のモデルジュゴンは必見~ 鳥羽水族館
約1,200種もの生きものという飼育種類数が日本一の水族館です。
生きものの種類や棲息する環境に合わせて、12のゾーンに分けられています。
16m×13.5メートル×3.5m(水量約600t)のプールを本物そっくりの岩で覆い、鰭脚(ひれあし)類が多く生息するチリの海岸を再現した「海獣の王国」、生きている化石たちの神秘的な姿を見れる「古代の海」、カラフルな熱帯魚やウミガメなど色鮮やかなサンゴ礁の海を世界初の全面ガラスの観覧ギャラリーから眺めることのできる「コーナー コーラルリーフ・ダイビング」、伊勢湾の動物を中心に、日本の海を紹介している「伊勢志摩の海・日本の海」、ラッコやイロワケイルカ、バイカルアザラシ、ハダカカメガイ(クリオネ)などを見れる「極地の海」などがあります。
中でも日本で唯一飼育されているジュゴンのいる「人魚の海」は必見です。
~二つの岩が寄り添う~ 二見興玉(ふたみおきたま)神社
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社です。
正面に見える夫婦岩は沖合約700m先に鎮まる猿田彦大神縁りの「興玉神石(おきたましんせき)」と、日の大神(太陽)を拝む「鳥居」と見なされています。
大小2つの岩が仲良く並ぶ姿から、夫婦円満や良縁成就を願う方も多いです。
古来より伊勢神宮を参拝する人は、二見浦の海水で身を清める禊をする「浜参宮」という習わしがあり、現在でもまず神社に参拝し、お祓いを受けてから神宮へ向かう方も多いです。
~伊勢地方の魅力が凝縮~ おかげ横丁
伊勢神宮内宮の宇治橋前から猿田彦神社方面へ真っすぐ続く通りを「おはらい町」といい、おかげ横丁は50余りの店が軒を連ねる一つの町です。
伊勢うどんやてこね寿司などの郷土料理や、横町の太鼓チーム「神恩太鼓」の生演奏(毎土日)、おはらい町の脇をせせらぐ五十鈴川(いすずがわ)の河川敷の散策、神宮道場や旧慶光院客殿などの歴史的建造物、毎月1日に開催される朔日朝一(ついたちあさいち)など、お伊勢さんらしいレトロな雰囲気を存分に楽しむことができます。
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岐阜県
~世界遺産~ ひだ白川郷
1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年には世界遺産にも登録された「合掌造り集落」は主屋(母屋)が59棟、附属建物を含め114棟の合掌造りが多く残り、今もなお人々が生活している集落として知られています。
飛騨地域の中でも山ひだが険しい日本有数の豪雪地帯で、急斜面地の間を縫うように庄川が流れ、その流域に集落が形成されています。2月になると積雪が2m以上になることもあります。
日本の農村文化・生活・暮らしを深く感じることのできる故郷のような、温かい雰囲気を感じることができる場所です。
~日本100名城~ 岐阜城
金華山(きんかざん)山頂に位置し、かつては稲葉山城と称され、戦国時代には斎藤道三公や織田信長の居城でもあったところです。
難攻不落の城としても知られ、「美濃を制すものは天下を制す」と言われるほどでした。
1956年に再建された城内は史料展示室、楼上は展望台となっており、展望台からは長良川をはじめ、眼下に広がる景色を一望することができます。
~大自然を感じる~ 付知峡(つけちきょう)
不動滝
森林浴の森日本100選、岐阜県名水50選、飛騨美濃紅葉33選などに選れており、「青川」と呼ばれるほど水の透明度が非常に高く、エメラルドブルーの滝壺、そこへ流れる壮大な滝など訪れた方を魅了するスポットがあります。
春は木々の新緑、夏はキャンプや鮎釣り、秋は紅葉など四季折々の楽しみ方ができます。
糸のように岩肌を流れる「観音滝」、水量が多くダイナミックに流れる「不動滝」、水流の勢いが激しい「仙樽の滝」などは必見です。
~ノスタルジックな町~ 馬籠宿(まごめじゅく)
文豪・島崎藤村の出生地でもあり、石畳が敷かれた坂に沿う宿場町で、周辺に水田や山林が広がるノスタルジックな世界です。
道の両脇には蕎麦や五平餅が味わえる食事処、お土産屋店、昔ながらのカフェなどがあり、煎餅やおやきなどを食べ歩きをしながら散策を楽しむことができます。
~雄大な渓谷美~ 恵那峡(えなきょう)
大正9年、世界的に有名な地理学者・志賀重昂(しがしげたか)氏によって名付けられ、約100年前に木曽川を大井ダムによりせき止めてできた人造湖です。
遊覧船に乗って湖畔の奇岩や絶壁を観覧することもできます。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の景色を楽しめ、雪が降る冬は気温が氷点下になると、ダム湖に氷が張ることがあり、船が氷を割って進むのも圧巻です。
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最後に
女子旅におすすめのスポットはいかがでしたか?
年中通して楽しめるスポットがある東海地方。
ぜひ、母娘、お友達、もちろん一人でも!女子旅を楽しみましょう!
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