歴史ある名所から、大自然あふれる人気スポット、海産物など、数多くの見どころのある北海道。
今回はそんな北海道の「温泉地」をご紹介します!
泉質やその地域の特徴・グルメ情報などをまとめました。
旅行の計画を立てるのに参考にしてみてください。
道央エリア
定山渓温泉
札幌中心部からは、車で約1時間。
札幌から少し足を延ばすと、そこには北海道・札幌の奥座敷と称される四季により変化する美しい風景と良質な湯が人気温泉地「定山渓温泉(じょうざんけいおんせん)」があります。
厳選の湧出温度は60~80度とかなり高温。お湯に含まれる塩分が汗の蒸発を防ぎ、体の芯から温まります。
泉質は塩化物泉で、神経痛、関節痛、疲労、冷え性、皮膚病、痔疾などに効果があります。
自然の中での様々なアクティビティも充実しており、果樹園や乗馬、カヌー、スキーなどの体験もできます。
登別温泉
北海道の南に位置する、全国でも有数の温泉地「登別温泉(のぼりべつおんせん)・カルルス温泉」
札幌からは車で約1時間30分、新千歳空港からは約1時間。
獄谷の源泉から自然湧出する量は、1日およそ1万トンと圧巻です!
登別温泉の泉質はなんと10種類。
一度にたくさんの泉質のお湯に浸かることができる珍しい温泉地でもあります。
・硫黄泉:慢性気管支炎や動脈硬化症
・食塩泉:保温効果が高いことから「熱の湯」とも呼ばれます。神経痛や腰痛、冷え性
・明ばん泉:皮膚疾患や粘膜の炎症、水虫、じんま疹
・芒硝泉(ぼうしょうせん):高血圧症や動脈硬化症状、外傷。便秘、肥満、糖尿病、痛風など
・緑ばん泉:貧血症、また慢性湿疹
・鉄泉:リウマチ、更年期障害、貧血症、慢性湿疹
・酸性泉:慢性皮膚病や湿疹
・重曹泉:「美人の湯」とも呼ばれます。切り傷・火傷・慢性皮膚病
・ラジウム泉:万病に効く温泉。リウマチ、更年期障害
・単純温泉:高血圧や皮膚病
洞爺湖温泉
湖畔沿いに建つホテルも多く、客室や露天風呂などから洞爺湖の絶景を望める「洞爺湖温泉(とうやこおんせん)」。
毎年4月末から10月末まで開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」を温泉に入りながら眺めるのも最高です。
泉質は塩化物泉で冷え性などに効果があります。
支笏湖温泉
新千歳空港から車で約35分の場所に位置する支笏湖畔にある温泉地「支笏湖温泉(しこつこおんせん)」。
周辺にはほとんど手つかずの大自然があるのも大きな魅力です。
泉質は炭酸水素塩泉で神経痛、筋肉痛、関節痛、胃腸病、冷え性、打撲、痔疾に効果があります。
道東エリア
十勝川温泉
北海道を代表する豊かな実りの大地・十勝平野に湧き出す温泉地「十勝川温泉(とかちがわおんせん)」。
春には「十勝が丘公園」から温泉街にかけて多くの花々で彩られ、夏は水辺にホタルが飛び交い、秋には川を遡るサケやトウモロコシなどを楽しむことができます。
泉質は単純温泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉で神経痛、腰痛、痔疾などに効果があります。
阿寒湖温泉
マリモで知られる神秘の湖「阿寒湖」に面した一大温泉地「阿寒湖温泉(あかんこおんせん)」。
温泉街に接して道内最大のアイヌコタンがあり、北の大地に生きた民族の伝承文化を間近で見ることができます。
泉質は単純温泉で神経痛、リウマチ、筋肉痛、肩こり、腰痛、疲労に効果があります。
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- アクセス:「釧路駅」からバスで約115分。
川湯温泉
屈斜路湖(くっしゃろこ)と摩周湖の間に位置し、道東観光の拠点として人気が高い温泉地「川湯温泉(かわゆおんせん)」。
周辺には、丹頂鶴、エゾシカ、キタキツネなどの稀少動物が数多く生息しています。
泉質は硫黄泉で婦人病、高血圧、動脈硬化、皮膚病などに効果があります。
道北エリア
層雲峡温泉
道内きっての景勝地として知られる層雲峡にある温泉地「層雲峡温泉(そううんきょうおんせん)」。
60以上もの源泉から湧くお湯は無色透明で、肌にやさしい湯質から肌の弱い人や高齢者、乳幼児を連れた湯客にも愛されています。
泉質は塩化物泉、硫酸塩泉で神経痛、リウマチ、糖尿病などに効果があります。
びえい白金温泉
数軒の宿が営業しており、雄大な展望と良質な泉質を楽しむことができます。周辺には観光スポットである「白ひげの滝」も近く、日帰り入浴が可能な施設もあるので、旅の途中のリフレッシュにも最適です。
泉質は硫酸塩泉、含鉄泉で神経痛、筋肉痛、皮膚病、痔疾などに効果があります。
旭岳温泉
標高約1,000mの「神々の庭」に湧く神秘の湯「旭岳温泉(あさひだけおんせん)」。
2系統6カ所の源泉を持ち、あわせて毎分約1,560Lの豊富な湯量を誇ります。
ほんのり緑がかった透明なお湯は、肌ざわりがとてもさらさらしていてクセがなく、誰でもすぐに親しむことができます。
泉質は硫酸塩泉で神経痛、筋肉痛、関節痛に効果があります。
道南エリア
湯の川温泉
函館市街地からなら車で約10分、函館空港からは約5分とアクセスが良く、北海道三大温泉郷のひとつとして知られる「湯の川温泉(ゆのかわおんせん)」泉質は塩化物泉で神経痛、リウマチ、婦人病、胃腸病、冷え性などに効果があります。
近くには標高約334m、函館のシンボル「函館山」があり、山頂から夜景が楽しめます。
大沼温泉
函館市の北部に位置する大沼温泉。大沼をはさんで大沼国定公園の中に西大沼温泉と東大沼温泉があります。
泉質は単純泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などの効能があります。
周辺には日本紅葉の名所100選、そして新日本三景の一つでもある大沼国定公園があり、例年年間200万人を超える観光客が訪れます。
最後に
歴史ある名所から、大自然あふれる人気スポットまで、数多くの見どころのある北海道の「温泉地」をご紹介しました!
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