直前チェック!令和版飛行機の乗り方【国内線編】

直前チェック!令和版飛行機の乗り方【国内線編】

2024年~2025年の年末年始は久しぶりに遠距離への旅行や、故郷への帰省を予定されている方も多いのではないでしょうか?
さて、いざ出発の日を目前にして「そういえば国内線て、空港には何時間前に行けばいい?」「空港での手続きはどうすればいいの?」と、心配に思われている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、そんな「今さら人に聞けない、飛行機の乗り方」について、いま一度おさらいしてみましょう!

出発~到着までの流れ

出発に際して、全体の大まかな流れを確認しましょう。
年末年始や連休中などの混雑時期はさまざまな手続きに時間がかかるため、時間に余裕をもって空港に到着することが重要です。

【事前の準備】

1、予約内容(出発日時・予約番号など)を確認

何事も事前チェックが大事!

まずは出発のその日を迎える前に、出発日、出発時刻、予約番号を、また地域によっては空港を確認しましょう。

■空港やターミナルを確認

東京
羽田空港 成田空港
JALグループ、SKY、SFJ:第1ターミナル
ANAグループ、エアドゥ、SNA:第2ターミナル
Peach:第1ターミナル
JAL:第2ターミナル
JJP、SJO:第3ターミナル
大阪
伊丹空港 関西空港 神戸空港
JALグループ、ANAグループ JALグループ、ANAグループ、SFJ、JJP:第1ターミナル
Peach:第2ターミナル
SKY、ANAグループ、FDA、エアドゥ、SNA、JAL
名古屋
中部空港(セントレア) 小牧空港(県営名古屋飛行場)
JALグループ、ANAグループ、SKY、SFJ、エアドゥ、SNA、Peach:第1ターミナル
JJP:第2ターミナル
FDA、JAL
札幌
新千歳空港 札幌丘珠空港
JALグループ、ANAグループ、SKY、エアドゥ、Peach、JJP、FDA、SJO、IBX JAL(HAC)、FDA
凡例 SKY:スカイマーク SFJ:スターフライヤー SNA:ソラシドエア JJP:ジェットスター・ジャパン
FDA:フジドリームエアラインズ SJO:スプリング・ジャパン IBE:アイベックスエア HAC:北海道エアシステム

■「予約番号」は、旅行の予約方法によって確認方法が異なる。

<航空券のみの予約や購入>
航空会社や旅行会社から送られてきたメールに、5桁もしくは6桁の英数字で構成される「航空会社予約番号」もしくは「確認番号」「航空券番号」が記載されています。
万が一メールが届いていない、紛失・削除してしまった場合には、早めに予約先へ連絡して再送してもらいましょう。
会員専用ページやマイページなど、予約確認ページがある場合には、WEB上で確認することも可能です。

<ツアー参加、航空券+ホテルプランの予約>
旅行会社から送られてきたメールや、郵送にて「日程表」「出発のご案内」が送られています。
この記載内容の中に「航空会社予約番号」もしくは「確認番号」が記載されています。
また、添乗員同行ツアーや一部のツアーでは、空港内での集合場所・集合時刻が記載されている場合もあります。
この場合には、所定の集合所にて詳しい説明が行われます。

2、空港までの行き方・所要時間を確認

年末年始や連休中は道路の渋滞や、交通機関が年末年始ダイヤや休日ダイヤとなり、通常よりも本数が少なく、運行間隔が長くなることもあります。乗換案内やルート検索アプリなども活用して、事前確認を行いましょう。
また、羽田空港や成田空港の様に利用航空会社により、鉄道の下車駅が異なることもありますのでご注意ください。

【出発空港】

搭乗までの流れ
航空会社カウンターで搭乗手続き(チェックイン)

航空会社カウンターで預け荷物(受託手荷物)の手続き

保安検査場で手荷物検査(セキュリティチェック)

搭乗口

3、航空会社のチェックインカウンターを確認

空港に到着したら、出発ロビーに向かい「どのカウンターでチェックインするのか」を確認!
旅客ターミナル内に設置されている出発案内やカウンター一覧表示で、利用する便名・目的地から該当のカウンターを探します。
番号のほか「A」や「B」など、アルファベットで表示されていることも。
また旅行会社の団体ツアーに参加の場合は、旅行会社のカウンターでチェックインすることもあります。
共同運航便(コードシェア便)の場合、便名にある航空会社ではなく、運航航空会社のカウンターで手続きを行いますので、便名や航空会社からの案内に十分に注意しましょう。

4、搭乗手続き(チェックイン)


これまでは上の写真の様に、航空会社の有人カウンターに長蛇の列を成すのが混雑ピーク時の恒例でした。
いまではWEBチェックイン(インターネットやアプリによるチェックイン)や自動チェックイン機の普及により、非接触で対面することなく手続きを完了することも可能です。

【JALグループ】
予約・購入・座席指定が事前にWEBやアプリで完了している場合は、有人カウンターに寄らずに直接保安検査場へ直行できる「JALタッチ&ゴーサービス」も利用できます。
JALでは感染症対策として、自動チェックイン機や自動手荷物預け機に非接触式のタッチパネルを導入しました。
※事前に専用のQRコードを用意します。(eチケットレシートに表示されている場合もあります)
※預け荷物がある場合には、手荷物預けカウンターもしくはSelf Baggage Drop(自動手荷物預け機)で手続きが必要です。
※Self Baggage Drop(自動手荷物預け機)は羽田、伊丹、福岡、新千歳、那覇空港に設置されています。

【ANAグループ(スターフライヤー・エアドゥ・スカイネットアジアもほぼ同じ手順)】
予約・購入・座席指定が事前にWEBやアプリで完了している場合は、有人カウンターに寄らずに直接保安検査場へ直行できる「オンラインチェックイン」も利用できます。
ANAでは今後、オンラインチェックインをはじめ各種手続きをWEBやスマートフォンアプリに集約し、空港の自動チェックイン機ならびにSkip♪サービスは終了となります。
※事前に専用のQRコードを用意します。(eチケットレシートに表示されている場合もあります)
※預け荷物がある場合には、手荷物預けカウンターもしくはANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)で手続きが必要です。
※ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)は羽田、伊丹、福岡、新千歳、那覇空港に設置されています。

【スカイマーク】
自動チェックイン機または、空港カウンターにて搭乗手続きを行います。
預け荷物がある場合、自動チェックイン機の搭乗手続きと同時に手続き可能です。
手続き完了時に搭乗券とともに手荷物タグが発行されるので、手荷物の取っ手などに括り付けて、バゲージカウンターへ向かいます。

【Peach】
自動チェックイン機または、空港カウンターにて搭乗手続きを行います。
PeachのWEBサイトで直接予約・購入された場合「Peachアプリ」での搭乗手続き可能です。
預け荷物がある場合、自動チェックイン機の搭乗手続き完了後、手荷物カウンターへ向かいます。
※ほとんどの空港でANAが手続きを代行している為、ANAの手荷物カウンターで承っています。

【ジェットスタージャパン】
WEBやアプリでの「オンラインチェックイン」を推奨していますが、自動チェックイン機(KIOSK)または、空港カウンターでも搭乗手続き可能です。
預け荷物がある場合、自動チェックイン機(KIOSK)にて手荷物タグを発行し、手荷物の取っ手などに括り付けて、バゲージカウンターへ向かいます。
※成田空港第3ターミナルでは自動手荷物預け機 (CUBD)も利用可能。

5、預け荷物(受託手荷物)の手続き

羽田空港など主要空港ではANAグループ、JALグループ各社で非対面の自動手荷物預け機が登場しました。
勿論、従来通り有人カウンターでの手続きも可能です。
ほとんどは搭乗手続き(チェックイン)と同時に行われますが、自動チェックインやWEBチェックインを利用した場合には、手荷物専用のカウンターで手続きを行います。
※手続き方法は4、搭乗手続き(チェックイン)を参照

無料手荷物規定一例
航空会社名 機内持ち込み手荷物 預け荷物
JALグループ 身の回り品1個と手荷物1個
合計重量:10kg以内まで
サイズ合計:115cm以内※100席以上の大型機
(55cm×40cm×25cm以内)
100cm以内※100席未満の小型機
(45cm×35cm×20cm以内)
20kgまで無料
※個数制限なし
サイズ合計:50cm×60cm×120cm以内
ANAグループ 身の回り品1個と手荷物1個
合計重量:10kg以内まで
サイズ合計:115cm以内※100席以上の大型機
(55cm×40cm×25cm以内)
100cm以内※100席未満の小型機
(45cm×35cm×20cm以内)
20kgまで無料
※個数制限なし
サイズ合計:203cm以内
スカイマーク 身の回り品と手荷物1個
合計重量:10kg以内
サイズ合計:115cm以内
(55cm×40cm×25cm以内)
20kgまで無料
※個数制限なし
サイズ合計:50cm×60cm×120cm以内
LCC 身の回り品と手荷物1個
合計重量:7kgまで無料
サイズ合計:115cm以内
(56cm×36cm×23cm以内)
1個当たりの最大重量は32kg
基本運賃には受託手荷物は含まれません。
※航空会社や航空券の種類、オプションにより異なります。
※大型荷物を預ける場合や、ペット、スポーツ用品など特例については事前に利用航空会社へご確認ください。

6、保安検査場で手荷物検査(セキュリティチェック)

手荷物検査

保安検査では、飛行機に持ち込む手荷物や乗客の方が身に着けているものに危険物がないかを確認しています。
代表的な危険物としては、火薬を使用したもの、発熱するもの、薬品類、凶器類など。
物品は、以下のように大きく4パターンに分かれます。
※保安検査場では、機内持込手荷物や、身に着けている物の検査となります。

1、機内持込手荷物、預け荷物いずれもNG
2、機内持込手荷物はOK、預け荷物はNG
3、機内持込手荷物はNG、預け荷物はOK
4、機内持込手荷物、預け荷物いずれもOK

以下は、機内持ち込み・お預けいただけない危険物の代表例(国土交通省のホームページ)に基づき記載していますが、航空会社により規定が異なる場合がありますので、必ず確認してください。

項目 機内持込
手荷物
預け荷物
液体類(殺虫剤、漂白剤、強力カビ取り剤) × ×
火薬を使用したもの(花火、クラッカー) × ×
瞬間冷却剤、ライター用燃料 × ×
電池類(電子たばこ、モバイルバッテリー、リチウム電池、液体バッテリー)
※それぞれ量や容量、個数に制限あり。
×
使用時に発熱するもの(ヘアアイロン、水中ライト)
※電池式の場合本体からリチウムイオン電池を取り外すことができる場合のみ預け荷物も可。
その場合、電池は機内持込手荷物へ。
喫煙用ガスライター・電子ライター、マッチ ※1人1個。種類や渡航先によってはNG ×
凶器類(ナイフ/ハサミ類)先の尖ったもの、工具類 ×
ゴルフクラブ、バット類 ×
【NEW】ワイヤレスイヤフォンとケース(電源をオフにできないため) ×
【NEW】空間除菌剤
(内容物が漏れ出した際に皮膚や機体にダメージを与える危険性があるため)
× ×

機内持ち込み制限品を機内に持ち込んだ場合は、航空法違反による罰則(50万円以下の罰金)が適用される場合があります。

7、保安検査のながれ

保安検査場
1、 搭乗券や搭乗手続きに使用したQRコードやアプリを用意して保安検査場に入る。
検査場の手前で読み取り機にかざすため、列に並ぶ前に準備しておくとスムーズです。

2、コートやジャケット等の上着は脱いで、トレーにのせる。
2019年9月から上着の脱衣が必須になりました。
全ての乗客の上着が検査の対象となるため、保安検査場では上着を脱いでトレーに乗せ順番を待ちましょう。

3、手荷物を、上着とは別のトレーにのせる。
かばんなどの手荷物を上着とは違うトレーにのせましょう。

4、手荷物の中のスマートフォン・パソコン・タブレット端末は別のトレーにのせる。
スマートフォンやタブレット、パソコンだけ、なんでカバンからださないといけないの?と思った方もいるの
では?
X線検査では、パソコン内の電子部品がX線の邪魔になり、他荷物が確認できないため、分ける必要があります。
最新CT型X線手荷物検査装置では、全方向からの確認が可能な画像を生成できるためカバンから取り出さなくていい場合もあります。

5、液体物は取り出して別のトレーにのせる。
国内線においては飲み物などの液体物の持ち込みは可能ですが、ペットボトルの飲料などは専用の機械で検査を行います。
また開封済の場合には、その場で飲んで危険性がないことを証明する必要があります。

6、財布・ベルト・鍵などの金属類、マフラーや帽子などの衣類をトレーにのせる。
ポケットの中身や、上着以外の衣類も外してトレーにのせます。

7、くるぶしを覆う靴、厚底の靴、金属の装飾が多い靴を履いている場合は、靴を脱いで専用のトレーにのせる。
靴の中に凶器や爆発物などが隠されていないかを調べるため、2019年9月から強化されたポイントの1つです。
以前は無作為に検査が行われていましたが、現在は対象者は全員となります。

8、金属探知器やボディスキャナーのゲートを通る。
ナイフやハサミなどの凶器となり得るものや、爆発物の検査が強化されています。
これまでも無作為に検査員が体に触れて検査が行われていましたが、これに加え、爆発物の検査装置を使った検査も新たに行われています。
※さらに確認が必要な場合は検査員による追加の検査を受けることもあります。

9、問題がなければ、手荷物を受け取って終了。
取り忘れがないかをしっかり確認しましょう。
荷物が多いと、貴重品を忘れたりとトラブルにつながりかねないので荷物は1つにまとまっているほが安心です。
搭乗券やスマートフォン、アクセサリーなど忘れ物がないようにしましょう。

保安検査をスムーズに通過するためには?
1、靴は着脱しやすいシンプルなものにする。
2、手荷物の中に、危険物や液体がはいっていないかを事前に確認する
3、ポケットにいれてるものも、トレーにのせる(小銭、スマホなど)
搭乗時間に間に合わない!?国内線の場合、保安検査は何分前にすませておけばいい?
国内線の場合は多くの航空会社が、「出発時刻の20分前までに保安検査場を通過してください」と案内していますが、年末年始や連休中などは保安検査場が非常に混雑し、通過するまでにかなりの時間を要します。
そのため、保安検査場へは遅くとも1時間前に到着できるようにしましょう。
また、羽田空港のように保安検査場が複数ある空港では、航空会社ごとに使用する保安検査場が決められている場合もありますのでご注意ください。
違う検査場の列に並び、いざ順番が来た時に間違いに気づいて移動となると、乗り遅れかねません。
航空会社カウンターでのチェックイン手続きを済ませたら、早めに保安検査を通過し、搭乗口の場所を確認してから、搭乗待合ロビー内で搭乗までの時間を過ごす方が安心です。

8、搭乗口を探す

保安検査を通過したら、搭乗券や搭乗案内などから便名・出発時刻をもとに搭乗口の番号を確認します。
※搭乗券や搭乗案内証は搭乗ゲートでも必要ですので捨てたり失くしたりしない様に大切に取り扱いましょう。
空港内には構内図や出発案内表示が随所にありますので早めに確認して移動し、出発まで時間がある場合にも搭乗口の周辺で待つことをおすすめします。
利用便によっては、搭乗口が保安検査場よりも距離がある場合や、飛行機までバスで移動する場合もあります。
例:羽田空港で保安検査場から遠い搭乗口

第1ターミナル(JALグループ、スカイマーク、スターフライヤー)の場合
1~7番(スターフライヤーやJALの小型機便など)
17~24番(スカイマークやJALの小型機便など)
30~40番および84~91番(搭乗機までバスによる移動)
第2ターミナル(ANAグループ、エアドゥ、ソラシドエア)の場合
51~57番(エアドゥ・ソラシドエアやANAの小型機便)
66~70番(ANAの小型機便)
46~48番(サテライトターミナルへ連絡バスで移動)
500~513番(搭乗機までバスによる移動)

9、搭乗

一般的には出発時刻の20分前頃より搭乗開始となります。
各航空会社にもよりますが、最初に小さなお子様連れ、搭乗に際して補助やお手伝いを必要とする旅客から先に機内へと優先搭乗(事前改札)を案内します。
優先搭乗(事前改札)を希望する場合には、早めに搭乗ゲートの係員に申し出ると良いでしょう。
そのあと、マイレージ等の上級会員やファーストクラス・プレミアムクラスの利用者を案内し、一般旅客はその後の搭乗となります。
また混雑緩和の為、座席番号が後方の旅客から搭乗する場合や、窓側の座席の旅客から搭乗を案内するなど、
航空会社ごと、空港ごとに案内する順序が異なりますので、予め座席番号を確認の上、係員の案内や放送に従ってください。

搭乗締切時刻を過ぎた場合、搭乗を断られることもありますので、余裕を持った行動を!

【機内】

10、自分の席を確認する

機内にはいったら、搭乗券に記載されている座席へ。
進行方向に向かって左からA、B、C・・・前方から後方へ向かって1、2、3・・・となりますが、機材によってはAの隣がBではなくCとなっている場合や、11、12、の次が15となっているなど、欠番の場合もあるので、必ず荷物棚のところに表示されている番号を確認します。
また、通路が2本ある機材の場合は、どちらの通路が席に近いかを確認しましょう。
不明な点は入口に立つ客室乗務員の方に搭乗券を見せれば誘導してくれます。

11、荷物を収納する

座席に着いたら貴重品や、必要であれば機内で羽織るもの、スリッパ、乾燥防止のマスクなどすぐに使うものだけを取り出し、頭上の収納スペースまたは前の座席の下に荷物をしまいます。
飲み物など水漏れの恐れのあるものは、上の収納スペースには入れずに前の座席の下に収納します。
非常口や出入口に面した座席や、壁の前の座席など、前に座席がない場合には客室乗務員へお申し出ください。

12、機内サービス

機内サービスは航空会社や利用クラスにより異なります。
現在各社とも、新聞・雑誌・週刊誌の貸し出しは終了しています。(一部を除き機内誌があります)
また、普通席での軽食・茶菓子の無料提供も終了していますが、ANAやスカイマーク、LCCにおいては有料販売を行っています。

ジュースやコーヒーなどのソフトドリンクやキャンディー
一部を除いて無料提供されますが、飛行時間の短い路線や、悪天候等によりベルト着用サインが消灯できない場合、使用する機材に拠っては、サービスが提供されないこともあります。
離陸後、ベルト着用サインが消灯するとドリンクカートやトレーサービスで提供されますが、その後必要であれば頭上付近にある客室乗務員呼び出しボタンで依頼することも可能です。
ドリンクの種類など、航空会社のWEBサイトなどで事前に確認することもできます。

●毛布、枕など
感染症拡大防止の観点から、貸し出しを中止していることがあります。

●映画、音楽などのエンターテインメント
これも航空会社、路線、飛行機の機材、クラスによってさまざまですが、
JAL、ANA、スターフライヤーでは音楽サービスはほぼ全便で利用可能です。
また、JAL、ANAの最新機種(B787やA350など)では普通席にも個人用モニターで映画やドラマやオリジナル番組、ルートマップなどを視聴できる他、機内Wi-Fiも使用可能です。
スターフライヤーでも個人用モニターで映画やドラマやオリジナル番組などを視聴できます。(一部機材を除く)
またLCCでもPeachでは機内専用Wi-Fiを通じて、ご自身のスマートフォンやタブレットにてオリジナル番組やルートマップを視聴でき、機内販売もこのサービスからの注文となります。
※注文時には搭乗券のQRコードの読み取りが必要です。
●トイレ
飛行機の機材によりますが、通常前方、後方にトイレがあります。※大型機の場合には中央にもあります。
ベルト着用サインが消灯し、トイレのドアにある表示が緑になっていれば使用可能です。

機内は乾燥しているため脱水症状になりやすい環境です。
機内でのアルコールはいつもより控え目にし同量以上の水を飲むよう心がけましょう。
また、ストレッチをすることでエコノミー症候群の予防にもつながります。

●禁煙・喫煙
トイレ・化粧室も含めて、機内は全面禁煙です。電子たばこ、加熱式たばこの使用も航空法で定める「安全阻害行為等」に該当し、機長による「禁止命令」が交付され、禁止命令に違反した場合は50万円以下の罰金の対象になります。

関西を拠点とするPeachの機内トイレには、大阪らしく「吸ったらあかん」と関西弁の警告表示があります。

【到着空港】

目的地の空港に着陸後、シートベルト着用サインが消灯し案内があるまでは、シートベルトを締めたまま座席に座ったまま、座席前ポケットに携帯電話・スマートフォンや小物、手帳などの忘れ物がないか確認して、飛行機を降りましょう。

最近は隣の座席との隙間にワイヤレスイヤフォンやスマホが入り込んでしまうケースも増えています。
座席前ポケットのみならず、座席周辺にも気をつけましょう。

また、頭上の収納スペースを開ける際には荷物の飛び出しにも注意してください。

降機後に忘れ物に気が付いた場合、機内には戻れませんので地上係員に知らせましょう。
ただし、引き渡しまでには保安上の観点から長い時間を要する場合があります。

13、預け荷物(受託手荷物)受取

出発空港にて受託手荷物を預けた場合には、到着口に向かう手前の「手荷物受取所」に立ち寄ることをお忘れなく。
空港によっては手前の通路で「預け荷物のある方」と「預け荷物のない方」とで、出口が異なる場合もあり「預け荷物のない方」の出口から出てしまうと「手荷物受取所」への再入場や戻ることが出来ませんのでご注意を。
また、混雑期にはよく似たスーツケースやカバンなどが複数あるケースも…手荷物を預けた際の控えを用意して、荷物タグの番号と照合して確認しましょう。

万が一、うっかり預け荷物を引き取らずに出口から出てしまった場合や、ご自身のではない手荷物を持ち出した場合、自分の預け荷物が出てこない場合には、直ちに地上係員や空港の警備員に相談してください。

14、到着出口へ

身の回り品、おみやげ、預け荷物など、忘れ物・落し物はありませんか?
年末年始や連休中は手荷物を預ける旅客も多く、帰省客のお迎えなどで出口付近も非常に混雑しますので、早めに出口へ向かいましょう。

もしも大雪など悪天候に見舞われたら…

出発当日の天候が思わしくない場合、予約した内容によっても対応方法が変わります。
また欠航となった場合の振替の有無についても航空会社により異なりますので、ご不明な点は航空会社のWEBサイトをご確認ください。
また、弊社ツアーの参加や航空券予約の場合には下記の「よくある質問」もご参照願います。

まとめ

荷物確認
当記事では、久しぶりの飛行機での旅行や帰省となる方が多いであろうと想定し、今さら人に聞けない飛行機利用の基本的なことから、主要空港にて旅客ターミナルの増築やリニューアルに伴って、手続きの自動化・非対面・非接触化、全方向からの確認が可能な画像を生成できるCT型X線手荷物検査装置や、複数の乗客が検査レーンを同時に利用できる「スマートレーン」の導入など、従来とは大きく変わったことまで網羅しました。

様々な面で利便性の向上・混雑解消がなされてきましたが、保安検査を強化していることもあり、年末年始や連休中の混雑時期など観光客も多い時期には特に時間を要する可能性があります。
保安検査の手荷物検査で時間が掛かって出発時間に遅れると、最悪の場合は先に飛行機が出発して置いて行かれてしまうことも、、、
そのため飛行機を利用する際には、事前に準備し、時間と気持ちに余裕をもって出発出来るようにしましょう。

1、時間に余裕をもつ
個人的には国内線の場合でも、空港には2時間~1時間前の到着をおすすめします。
久々すぎて、また空港内が変わりすぎて勝手が違うとなると、不安や焦りが募るばかりです。
2、規定をしっかり確認する
航空会社や機材によっても飛行機への持込手荷物規定や預け荷物の規定が異なります。
往路の保安検査では引っかからなくても、復路の保安検査では持ち帰れないなんてこともあります。
事前に準備することで、追加料金を請求されたり、没収されたり、廃棄せざるを得ないなんて、悲しい気持ちにならずにすみます。
特に高額なもの、大切なものだけでも確認しておくと安心です。

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投稿日:2022.12.29

         

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