熊本県は世界有数のカルデラを誇る活火山の阿蘇山を有することから「火の国」、清らかな湧水が湧き出す水源が1,000ヵ所以上も点在することから「水の国」で知られています。
そして、その火山と水の恩恵から実は大分県や鹿児島県と並ぶ温泉天国で、源泉の総数・湧出量ともに全国5位!
掛け流しの温泉が多いことも温泉ファンに好評で、黒川温泉や杖立温泉などを筆頭に、情緒に満ちた温泉街が多いのも熊本の温泉の特徴です。
この記事では熊本のおすすめの温泉、およびその周辺の観光スポットや名所旧跡をご紹介します。
♨阿蘇山周辺の名湯
黒川温泉
緑ゆたかな山々に囲まれ、田の原川沿いに30軒ほどの温泉宿・旅館が立ち並ぶ田舎の温泉街です。
2000年ごろまでは地元新聞が発行する「熊本県万能地図」にも名称がなかったほど秘境の温泉だったそうです。
今では考えられないほど窮地に陥っていた黒川温泉ですが、「露天風呂を集めた温泉街」をコンセプトに掲げ、温泉宿・旅館同士で助け合い、皆で温泉街全体の景観づくりに取り組んできました。
黒川温泉郷では、30軒の宿と里山の風景すべてを「一つの旅館」ととらえていて、それを表す言葉が「黒川温泉一旅館」です。
それぞれの旅館は「離れ部屋」、そしてその旅館(離れ部屋)をつなぐ温泉郷の小径は「渡り廊下」、木々や花は「中庭の植木」、温泉も宿・旅館も一つの大きな旅館の中にあるという考え方となっています。
宿ごとに泉質が異なり、自慢の露天風呂を「入湯手形」を使って湯めぐりを楽しむのがおすすめ♪
黒川温泉にある26か所の露天風呂の中から3か所好きな温泉を選んで入浴することができる仕組みです。
2022年には今の時代に合わせてリニューアルし、3つのうち1つを飲食やお土産の購入に使える「地域通貨」の機能も加わりました。
周辺森林の間伐材を活用している「入湯手形」は、利用時に各旅館・宿オリジナルデザインの判子(スタンプ)を押印してくれるので、旅の記念品にもなります。
この「入湯手形」も「一軒で儲かるのではなく、地域全体で黒川温泉郷を盛り上げたい」との思いから、露天風呂が作れない2軒の宿を救うために始まったそうです。
こうした取り組みがテレビや雑誌など多くのメディアに取り上げられて「露天風呂の黒川温泉」は九州だけにとどまらず、今や全国区の人気温泉地となっています。
また周辺には、黒川温泉を代表するおすすめスポットである「丸鈴橋」や、黒川温泉の由来でもある身代わり地蔵が祀られる「地蔵堂」など見どころ満載!
阿蘇のあか牛など地元食材を使った料理や地酒、スイーツなども豊富で食べ歩き散策にもぴったり!
ぜひ浴衣で街巡りをしてみましょう。
冬季(例年3月的頃まで)は「湯あかり」ライトアップで、さらに幻想的になります。
2012年の冬からはじまったこのイベントは、約300個の丸く柔らかな「鞠灯篭」と、竹筒での高さ2mほど「包灯篭」を温泉街の風景に溶け込むように配置し、夕方から明かりがともされます。
黒川温泉の冬の風物詩となった「湯あかり」で、湯上りの散策もおすすめです。
<効能>神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、関節のこわばり、うちみ、くじき、健康増進、きりきず、慢性皮膚病、慢性婦人病、美肌効果など
黒川温泉 基本情報
- 住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594−3(黒川温泉観光旅館協同組合)
- アクセス:JR熊本駅から九州横断バスで約3時間。福岡から高速バスで約2時間45分
杖立温泉
熊本の山間部、杖立川のせせらぎを挟んで、あちらこちらから湯けむりがたなびく風景が旅情をかきたてる「九州の奥座敷」。
杖立(つえたて)温泉は「昭和の薫りが今も煙る。お湯が自慢の温泉街」です。
独特の雰囲気をもった温泉集落の景観が楽しめる杖立温泉の名は、弘法大師(空海)が温泉の効能に感銘を受けて詠んだと言われる、
の一句に由来します。(諸説あり)
杖立川に架かる3つの橋がのうち、下流にある屋根のついた「もみじ橋」は、隠れた人気のパワースポットになっています。
屋根の下にズラリと吊り下がっている神社の絵馬のようなものは「絵鯉」と呼ばれる杉板で、杖立温泉発祥の春の風物詩「鯉のぼり祭り」にちなむもの。
「絵鯉」に願い事を書いて橋に吊るすと願いことが叶う・・・特に「鯉(こい)=恋」の願いには効き目があると評判になり、多くの人が訪れています。
「むし場」という温泉の湯気を利用した調理場があるのも杖立温泉の特徴で、観光客にも「むし場」を自由に使ってもらえるようにと、玉子の自動販売機が設置されています。
<効能>リュウマチ、皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、肥満病、美肌作用など
杖立温泉 基本情報
- 住所:〒869-2503 熊本県阿蘇郡小国町下城
- アクセス:熊本市内から車で約1時間40分。福岡から高速バスで約2時間30分
またはJR豊肥本線 阿蘇駅から産交バスで約1時間20分
阿蘇内牧温泉
良質で豊富な湯量を誇る温泉地で知られている阿蘇の中でも、20軒を超えるホテルや旅館・温泉宿が並ぶ阿蘇の代表的な温泉街が内牧温泉(うちのまきおんせん)です。
特に人気があるのが「町湯」と呼ばれる公衆温泉めぐりで、地元の人の憩いの場としても愛されている「町湯」が今も7軒あります。
歩いて巡る事ができる範囲には80か所を越える源泉があり、ホテルや旅館、町湯それぞれが自家源泉を持ち、新鮮な温泉の湯が掛け流しされています。
泉質は「硫酸塩泉」や「単純温泉」に加え「メタケイ酸」を100㎎以上含む温泉がほとんど。
リラックス効果をもたらすとされる「リチウム」も含んでいて、ちょっと熱めの湯は無色透明で飲用もできます。
100年以上の歴史があり、夏目漱石や与謝野鉄幹・晶子夫妻など多くの文豪らが宿泊した温泉地としても有名。
リゾートホテルなどの大型ホテルもあるため、ここを拠点に阿蘇観光を楽しむ旅行者も多く、阿蘇の魅力の一つとなっています。
<効能>神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、糖尿病、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、慢性便秘など
内牧温泉 基本情報
- 住所:〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧
- アクセス:JR熊本駅から九州横断バスで「阿蘇プラザホテル」バス停下車
JR豊肥本線 阿蘇駅より産交バスで約15分またはJR豊肥本線 内牧駅より産交バスで約10分
わいた温泉郷
阿蘇郡小国町と大分県玖珠郡九重町との境にそびえる美しい円錐形の涌蓋山(わいたさん)は、小国富士(おぐにふじ)や玖珠富士(くすふじ)の名でも親しまれています。
「わいた温泉郷」はその涌蓋山の麓に広がる豊富な地熱を源とした温泉郷です。
泉質がそれぞれ異なる個性豊かな6つの湯(はげの湯、岳の湯、守護陣温泉、鈴ヶ谷温泉、麻生釣温泉、地獄谷温泉)で構成され、湯に浸かって旅の疲れを癒すほか、温泉蒸気を活かした蒸し釜で蒸し料理を楽しめます。
豊富な地熱資源を利用した地熱発電所、点在する全ての温泉施設が自噴自家源泉を持っているので、良質で豊富な温泉を満喫できます。
また、九州独自の温泉文化に時間制で温泉を貸し切って、周りに気兼ねなくゆったりとくつろげる「家族湯」(貸切湯・貸切風呂)があります。
熊本が発祥とも言われているこの「家族湯」を楽しめる温泉旅館・施設があるのも、わいた温泉郷の特徴のひとつです。
<効能>神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、慢性便秘など
わいた温泉郷 基本情報
- 住所:〒869-2504 熊本県阿蘇郡小国町西里岳の湯2816(わいた温泉組合事務局)
- アクセス:大分自動車道九重ICから車で約40分。道の駅小国ゆうステーションから車で約15分
♨不知火・天草灘の夕陽…海沿いの名湯
日奈久温泉
室町時代に浜田六郎という若者が父親の刀傷を癒そうと祈ったところ夢でお告げがあり、お告げにあったあたりを探してみると、温泉が湧き出ていたと伝えられ、その由来から「孝行泉」とも呼ばれています。
江戸期時代は八代藩主の御前湯となり、2009年に開湯600年を迎えた熊本県下で最も古い歴史を持つ温泉です。
現在も古い歴史と由緒を感じさせる街並が往時の面影を伝えます。
また、俳人種田山頭火が日奈久温泉の織屋旅館に宿泊し、日記の中で「温泉はよい、 ほんとうによい。ここは山もよし海もよし、出来ることなら滞在したいのだが、いや一生動きたくないのだが、」と日奈久を称賛したことでも知られています。
泉質は弱アルカリ単純泉で、湯はやわらかく美人湯といわれ、関節痛、神経痛、リウマチ、冷え症、創傷などの効能が期待されます。
日奈久温泉で古くから土産品として親しまれているのが、八代海の新鮮な魚を原料として作られる、かまぼこや天ぷら(九州ではさつま揚げのことを天ぷらといいます)。
特に竹輪は「日奈久ちくわ」として、熊本を代表するお土産のひとつとなっています。
<効能>関節痛、神経痛、リウマチ、冷え症、創傷など
天草下田温泉
今から700年ほど前、一羽の傷を負った白鷺が湧き出していた温泉で傷をいやしたと伝えられているのが、天草の下田温泉です。
日本の夕陽百選にも選ばれた西海岸の天草灘に面し、東シナ海に沈む夕陽を一望できる名所として知られています。
天草下田温泉は、温泉による効能が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定する「国民保養温泉地」のひとつです。
これは温泉の多い熊本の中でも3箇所しかありません。
源泉の温度はやや高そうに思えますが、浴場まで運んできた時に40~42℃の適温になっている温度です。
そのため下田温泉では「沸かさず、薄めず、循環せず」の純粋な天然温泉が楽しめます。
ジオパークとしても知られている天草には白亜紀の地層があり、この地層の摩擦熱から湧く天然温泉の天草下田温泉は、火山性温泉、非火山性温泉のどちらにも分類されない特殊な温泉というカテゴリに含まれます。
下田温泉の中心部には、足湯「下田温泉五足の湯」があり、源泉かけ流の肌ざわりがなめらかな温泉に足を浸ければ、旅に疲れも忘れてしまうことでしょう。
「足湯」の前には南蛮文化を彷彿とさせるレトロな雰囲気の交流会館「ぷらっと」があり、観光案内所にもなっています。
※五足とは?与謝鉄幹、北原白秋、平野万里、吉井勇、木下杢太郎ら5人の詩人による九州旅行の紀行文「五足の靴」にちなみます。
<効能>切り傷・火傷・神経痛・関節筋肉痛・五十肩・痔疾・冷え性・慢性皮膚病・うちみ・くじき・疲労回復・健康増進など
天草下田温泉 基本情報
- 住所:〒863-2803 熊本県天草市天草町下田北1310-3(下田温泉旅館組合)
- アクセス:熊本市街から車で約2時間20分。本渡バスセンターから産交バスで約45分
♨熊本の奥座敷、山の名湯
人吉温泉
九州の小京都「人吉(ひとよし)市」を流れる日本三急流の球磨川沿いに、およそ50の源泉が広く分散する肥薩火山群を熱源とする温泉で、温泉独特の臭いは少なく湯煙がほとんど立ちません。
古い記録によれば、1492年に肥後国南部を統治していた相良家十二代相良為続が、湯治の為に立ち寄ったとされる、500年以上の歴史ある温泉地です。
今では子供からお年寄りまで安心して入浴できる優しい泉質の湯は「美人の湯」として名高く、現在では市内の約30の温泉施設で一般の日帰り入浴も可能。
また、銭湯や共同浴場は地元の住民にとっても欠かせない地域の社交場にもなっており「日本遺産 人吉球磨」の文化財として認定されています。
<効能>リューマチ・神経痛・皮膚炎・婦人病など
人吉温泉 基本情報
- 住所:〒868-0045 熊本県人吉市波床町3250-7(人吉温泉旅館組合)
- アクセス:熊本市街から車で約1時間20分。九州新幹線 新八代駅からバス「B&Sみやざき号」で人吉IC下車、産交バス乗換
山鹿温泉
熊本県北部に位置する山鹿(やまが)温泉は、菊池川のほとり、江戸から続く豊前街道沿いに広がる温泉地。
現在でも当時の面影をそのままに、ノスタルジーに満ちた情緒たっぷりの町並みが残されています。
明治時代に建てられた山鹿温泉のシンボル、芝居小屋の「八千代座」は、廻り舞台や桝席・花道など、江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝えています。
木戸口をくぐれば、華やかりし明治・大正の頃の活気や、観客たちのざわめきまでも聴こえてくるようです。
今から約380年前に誕生した「さくら湯」は、当初は細川藩の御殿湯として、明治期以降は市営温泉へと姿を変えて市民に愛されてきました。
昭和に入り、一度は惜しまれながらも取り壊された「さくら湯」ですが、2012年に伝統工法により木造温泉として時を超えて復活。
やわらかな湯と、長い歴史が織り成す重厚な雰囲気を楽しむことができるようになりました。
山鹿といえば、8月に行われる「山鹿灯籠まつり」なくしては語れません。
町全体を幻想的な灯りで彩る九州屈指の夏の風物詩として特に見ごたえあるのが「千人灯籠踊り」。
頭に金灯籠を掲げた浴衣姿の女性たちが、しなやかに「よへほ節」の調べにのせて優雅に舞い踊る姿は、実に幻想的です。
<効能>神経痛、慢性リューマチ、胃腸病、骨及び運動器傷害、疲労回復、神経炎、外傷性傷害の後治療など
山鹿温泉 基本情報
- 住所:〒861-0516 熊本県山鹿市中央通510-2(山鹿温泉観光協会)
- アクセス:熊本市街から車で約1時間。桜町バスターミナルから産交バスで約1時間10分 九州新幹線 新玉名駅から産交バスで約50分
平山温泉
どこか懐かしい里山の風景の「平山温泉郷」は、源泉かけ流しの美肌の湯を楽しめる旅館や立ち寄り湯、家族湯など温泉施設が点在しています。
「美肌の湯」と呼ばれる平山温泉の湯は、化粧美容液のような、とろりと柔らかなお湯が自慢です。
すべすべとした肌触りが全身を包みこむため、湯上り後もしばらく残るしっとり感に癒されます。
近年になって知られるようになったこともあり、新しい温泉地と思われがちですが、古くは1300年ほど前からの伝承があります。
江戸時代にも加藤清正公も訪れたと言い伝えられ、歴史ある秘湯として大切にされてきました。
美肌の湯で癒されたら、氏神様である「平山阿蘇神社」と温泉鎮守の仏様「湯山薬師堂(平山薬師堂)」のパワースポットを参拝して、美肌祈願いたしましょう!
<効能>リウマチ、神経痛、神経炎、アトピー性皮膚炎、外傷性障害の後療法、骨及び関節などの運動障害
平山温泉 基本情報
- 住所:〒861-0556 熊本県山鹿市平山5346-1(平山温泉観光協会)
- アクセス:熊本市街から車で約1時間。JR鹿児島本線 玉名駅からバス、山鹿バスセンター乗り換えで約1時間10分(乗換待ち時間含まず)
♨歴史ある名湯から、身近な湯まで…里の温泉
菊池温泉
菊池市街には「美肌の湯」「化粧の湯」と呼ばれるほど肌に優しく柔らかい泉質の「菊池温泉」があり、自然の湯を100%使った無色透明・アルカリ性の温泉で湯量も豊富。
1954年の湧出とその歴史は古くはないものの「もうもうと立ちのぼる湯煙の中に現れた白龍のお告げから掘り当てられた」と伝えられています。
美容・神経痛・リウマチなどに効能があり、女性をはじめ多くの観光客に親しまれています。
2011年に療養・保養に優れた温泉地として「日本の名湯百選」に認定されました。
また、近くには、菊池渓谷や菊池氏ゆかりの史跡などが多く点在しています。
菊池温泉では、3枚つづりでお得な「周湯券(しゅうゆうけん)」があります。
3か所の温泉をはしごしたり、3人で一緒に楽しんだりと、思い思いに「化粧の湯」を楽しみつくしましょう。
<効能>美容、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など
植木温泉
熊本市の奥座敷「植木温泉」は開湯から130年を迎える歴史があり、昔は「平島温泉」という名称で親しまれていました。
PH8.0前後のアルカリ性でトロトロの湯はピーリング効果があり、新陳代謝を促進してくれます。
温泉組合には、温泉ソムリエ協会認定の5名の温泉ソムリエが在籍し、より多くの方に温泉の魅力と日々の正しい入浴法を広めていこうと尽力されています。
あまり広く宣伝されることの少ない温泉街ですが、どこか懐かしく、ゆっくりとした時間が流れています。
周辺には、百人一首や古今集でもおなじみの六歌仙の一人「小野小町」が産湯に使ったとされる伝説が残る泉「小野泉水公園」や、西南戦争最大の激戦地となった「田原坂(たばるざか)」、俳人・種田山頭火が堂守をつとめた「味取観音(みとりかんのん)」があります。
<効能>神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、痛風、慢性便秘、やけど、虚弱児童、肝臓病など
植木温泉 基本情報
- 住所:〒861-0115 熊本県熊本市北区植木町米塚124-1(植木温泉観光旅館組合)
- アクセス:熊本市街から車で約50分。桜町バスターミナルから産交バスで約1時間10分
玉名温泉
1300年以上もの間、こんこんと湧き出る玉名温泉(たまなおんせん)は、以前は「立願寺温泉(りゅうがんじおんせん)」と呼ばれ、白鷺がその湯で傷を癒したという伝説があるそうです。
無色透明でくせが少なく湯冷めしにくいと評判の湯は、ゆったりと長湯することができ、いまなお訪れる人々を癒し続けます。
温泉街には伝説にちなんだ「しらさぎの足湯」もあり、温泉情緒にあふれ風情ある街並みは、湯上りの散策にもうってつけです。
玉名のご当地グルメ「玉名ラーメン」は熊本ラーメンのルーツともいわれ、濃厚な豚骨スープと中細麺に焦がしにんにくチップのトッピングが特徴です。
玉名市内には約16店舗の専門店があります。
<効能>神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、きりきず、やけど、虚弱児童、慢性便秘など
玉名温泉 基本情報
- 住所:〒865-0025 熊本県玉名市高瀬290-1(玉名温泉観光旅館協同組合)
- アクセス:熊本市街から車で約50分。桜町バスターミナルから産交バスで約50分
終わりに
2016年4月の熊本地震による被害から、力強く復興を成し遂げてきている熊本。
復興応援の意味も込めて、熊本各地の温泉を旅してみませんか?
火の国・水の国の恵みの温泉と、地元の方々の熱いおもてなしでカラダもココロもぽっかぽかになりましょう♪
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