本島から日帰りでも行ける!魅力がぎゅっと詰まった伊江島のおすすめスポット!

本島から日帰りでも行ける!魅力がぎゅっと詰まった伊江島のおすすめスポット!

伊江島の海

沖縄本島からフェリーで約30分。白砂のビーチと自然あふれる楽園「伊江島」
本島北部のホテルに宿泊しながら気軽に離島へショートトリップを満喫!
そんな伊江島のおすすめスポットをご紹介。

伊江島ってどんな島?

沖縄本島の北西約9kmに浮かぶ伊江島。
美ら海水族館のある本部半島からフェリーで約30分で行けます
島の中心にはシンボルの城山(ぐすくやま)「たっちゅー」がそびえ、エメラルドグリーンの海に囲まれたのどかな島です。
周囲約22.4kmと小さな島ですが、観光スポットが点在しており、島の南側には白砂のビーチが続く美しい島です。
毎年4月中旬頃から島の公園内にゆりの花が咲き誇るゆりの島としても知られています。
その一方、第二次世界大戦時の沖縄戦では激戦地となった悲しい歴史がある島でもあります。

伊江島の魅力

伊江島の海
自転車であれば半日ほどで島1周できる広さで、本島から日帰りでのんびりとした非日常の離島の旅を満喫できます。
透き通った海に囲まれている伊江島はダイビングや多彩なマリンスポーツも充実。
白砂のビーチが約1kmも続く伊江ビーチは伊江島を代表する景観スポットです。
幻の牛とも言われる伊江島牛が名産で、口の中でとろけるほどの柔らかさとさっぱりとした絶品を味わうことができます。
宿泊することができるのであれば星空観賞もおすすめ。満点の星空はため息が出るほどの美しさです。

伊江島への行き方

沖縄本島の本部(もとぶ)半島にある、本部港からのフェリーでのみアクセスできます。

■カーフェリー「いえしま」「ぐすく」が運航。
所要時間約30分。1日4往復。
1便 伊江港発 8:00、 本部港発 9:00
2便 伊江港発 10:00、 本部港発 11:00
3便 伊江港発 13:00、 本部港発 15:00
4便 伊江港発 16:00、 本部港発 17:00

本島でレンタカーを借りている方はレンタカーごと移動できますが、車両代金が別途発生し、満車で乗船できないケースもありますので事前予約をおすすめします。

島内の交通手段

島内の移動手段はバス、レンタサイクル・レンタバイク、レンタカー、タクシーがあります。
【バス】
路線バスと定期観光バスがあります。
路線バスは伊江港~島北部までを運航しており、途中観光スポット付近の停留所もありますが、本数が少ないので計画的に行動しましょう。
観光バスは伊江島タッチューや湧出展望台など、定番観光スポットを約3時間で巡れます。

【レンタサイクル・レンタバイク】
出発時間などを気にすることなく、自由に移動でき、レンタカーより気軽に移動できるのが魅力です。
平坦な道も多く、自転車でも比較的移動しやすいでしょう。
伊江港ターミナルの近くでレンタルすることができます。

【レンタカー】
小さなお子さま連れや体力に自信の無い方におすすめです。
伊江島タッチューまでは坂道がきついのでレンタカーがあると便利です。

【タクシー】
免許が無い方、効率よく観光したい方におすすめです。
料金は割高ですが、ドライバーおすすめの穴場スポットを教えてもらえることも。

伊江島のおすすめ観光スポット

伊江ビーチ

伊江島_伊江ビーチ

白い砂浜が約1kmにも渡って続く、伊江島を代表する美しいビーチ。
白砂とコバルトブルーの海のコントラストは絶景。
海水浴はもちろん、ダイビングやジェットスキーなどのマリンアクティビティも楽しめます。
ビーチの近くには売店やシャワー設備もあり、快適に過ごせます。
ビーチ沿いのモクマオウ林ではキャンプもできます。
※シュノーケルは禁止されているのでご注意ください。

伊江ビーチ 基本情報

  • 住所:〒905-0502 沖縄県国頭郡伊江村東江前2439
  • アクセス:伊江港から車で約10分

城山・伊江島タッチュー

城山(タッチュー)

島のほぼ中央に位置する標高約172mの城山(ぐすくやま)
島民からは「グスクヤマ」と呼ばれ、島外からは「伊江島タッチュー」の名で親しまれている伊江島のシンボル。
「タッチュー」とは先の尖ったものという意味で、特徴的な形から航海する船に伊江島の位置を知らせてくれる目印でした。
城山は登頂することができ、頂上に向かって約300段の階段を登ります。

城山からの眺め
頂上からは伊江島と周辺の海を360°見渡せる絶景スポットで、爽やかな空気を味わえます。
階段は思いのほかきついので、お水は持参しましょう。

城山・伊江島タッチュー 基本情報

  • 住所:〒905-0501 沖縄県国頭郡伊江村東江上
  • アクセス:伊江港から登山口まで車で約9分

湧出展望台

湧出展望台からの眺め

湧出(わじぃ)は約60mもある断崖絶壁の下にある海岸線から湧き出る湧水のことです。
島民の大切な水源地で、水資源に乏しかった時代は生活用水として暮らしを支えてきました。
現在は海底の送水管が整備され水不足はなくなりましたが、今でも飲料水として使用されています。
湧出展望台からは透き通った海に広がるサンゴ礁や、断崖に打ち寄せる迫力ある波しぶきが見られる景勝地です。
干潮時になると湧水地点を見ることができます。
湧出の湧き水から作られる名物「イエソーダ」もおすすめです!

湧出展望台 基本情報

  • 住所:〒905-0501 沖縄県国頭郡伊江村東江上
  • アクセス:伊江港から車で約10分

GIビーチ

伊江島_GIビーチ

手つかずの自然が残り、綺麗な白砂が続く静かなビーチ
米軍の占領下には米軍将校専用のビーチだったことからGIビーチと言われるようになりました。
離島のビーチを思わせる静かな雰囲気で、コバルトブルーの海を見ながら砂浜をのんびる散歩するのにぴったりです。
伊江港から近いため、伊江島旅行の締めくくりに訪れてみてはいかがですか?

GIビーチ 基本情報

  • 住所:〒905-0503 沖縄県島尻郡伊江村1347
  • アクセス:伊江港から車で約6分

リリーフィールド公園

リリーフィールド公園_ユリまつりの夕日

島の北側、美しい海の景観を背景に約86,000㎡もの広大な敷地の公園が広がります。
毎年4月下旬~5月上旬には真っ白なテッポウユリのほか、世界のゆり約100品種が公園内に咲き誇る「伊江島ゆり祭り」が開催され、ゆりの甘い香りにつつまれます。
青い海の背景と白いユリの花畑のコントラストは絶景です。
また、公園内の広場では1年中ピクニックや、スポーツなどレクリエーションを楽しめます。

リリーフィールド公園 基本情報

  • 住所:〒905-0501 沖縄県国頭郡伊江村東江上3087
  • アクセス:伊江港から車で約15分

ニィヤティヤガマ

伊江島_ニャティヤ洞

島民にとって神聖で、特別な場所です。
広い洞窟内は激戦の沖縄戦で多くの住民を収容したことから「千人ガマ」とも言われ、防空壕として戦火から守っていました。
洞窟の奥には「ビジル石」と呼ばれる石があり、女性が祈りを捧げて石を持ち上げると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。

ニィヤティヤガマ 基本情報

  • 住所:〒905-0503 沖縄県国頭郡伊江村
  • アクセス:伊江港から車で約5分

阿良御嶽

伊江島_阿良御嶽
写真提供:伊江島観光協会

阿良の浜に面している阿良御嶽(あらうたき)は島に伝わる民謡の発祥地でもあり、旅の無事を祈願する拝所です。
鳥居をくぐって階段を登ると、石を積み上げた2つ目の鳥居があります。
その鳥居をのぞくと正面に城山(ぐすくやま)が望める絶景のビューポイントです。

阿良御嶽 基本情報

  • 住所:〒905-0502 沖縄県国頭郡伊江村東江前
  • アクセス:伊江港から車で約4分

伊江島でのおすすめアクティビティ

乗馬【伊江島ビーチサイドホースパーク】

 伊江島_ビーチ馬散歩
写真提供:伊江島ビーチサイドホースパーク

乗馬といえば高原での散歩を想像しますが、伊江島の乗馬の特徴は白い砂浜の上を散歩できるんです。
碧い海を見ながら、砂浜での乗馬は解放感と癒しの体験。
乗馬経験がない人でも大丈夫!引き馬でビーチ乗馬を楽しめます。
夏の暑い時期には南国沖縄のエメラルドグリーンの海にどっぷり浸かって「海うま遊び」が人気。

伊江島_海うま遊び
写真提供:伊江島ビーチサイドホースパーク

コースの詳しい情報は伊江島ビーチサイドホースパーク公式サイトでご確認ください。

伊江島ビーチサイドホースパーク 基本情報

  • 住所:〒905-0504 沖縄県国頭郡伊江村東江前2525
  • アクセス:伊江港から車で約8分

ダイビング

伊江島の海中
伊江島はダイビングスポットの宝庫
真っ白な砂地に綺麗なサンゴが点在するパッチリーフ、水深4m前後のサンゴの棚から水深25mまで落ちるドロップオフ洞窟など魅力的な穴場スポットが沢山。
スポットごとに見られる魚の種類も異なり、また、季節によっても海中の見え方が異なります。
別世界のような海の美しさに感動するはずです。

シュノーケリング

伊江島_シュノーケル
ダイビングよりも気軽に伊江島の海を楽しめるシュノーケリングもおすすめ。
抜群の透明度を誇る伊江島の海ではシュノーケルでも美しいサンゴ礁やカラフルな熱帯魚を見ることができます
シュノーケルであれば特に年齢制限はありませんので、泳げる子供であれば存分に伊江島の海の美しさを満喫できます。

伊江島でのおすすめグルメ

海人食堂

海人食堂_店内
写真提供:海人食堂

伊江港ターミナル内にある海人食堂は伊江漁業協同組合直営の食堂で、新鮮な島魚が堪能できます!
地元の魚をふんだんに使った海鮮丼や定食からタコライスなどの沖縄らしい料理まで豊富なメニュー。

海人食堂_海鮮丼
写真提供:海人食堂

新鮮な魚介をリーズナブルな価格で提供しているので、地元の人からも人気です。
ランチタイムのみの営業なので観光の合間に是非立ち寄ってみてください。

海人食堂 基本情報

  • 住所:〒905-0503 沖縄県国頭郡伊江村字川平519-3 ターミナル2階
  • アクセス:沖縄本島本部港よりフェリーで約30分、伊江港ターミナル内2階

伊江牛

伊江島の伊江牛
沖縄県民でもめったに口にすることのない幻の牛肉「伊江牛」
南国のゆったりとした環境で育つ伊江島の子牛は、全国各地のブランド牛のもと牛(肥育される前の子牛)としても人気が高い品種。
全国へ出荷される中、伊江島で成牛となる頭数は多くないそうです。
そのため、ほんの数頭しか出荷されないことから幻の牛と呼ばれています。
上質な赤身の伊江牛は噛めば噛むほど深い味わいが広がります。
幻の牛肉、伊江島で見つけたら是非食べてみましょう。

伊江島でのおすすめお土産

ラム酒【伊江島蒸留所】

イエラム_サンタマリア_ゴールド・クリスタル
提供:伊江島蒸留所

伊江島産のサトウキビだけを使って作られるラム酒「イエラムサンタマリア」を主に、様々なラム酒が製造されています。

イエラム_サンタマリアゴールド クリスタル
提供:伊江島蒸留所

サトウキビジュースをそのまま発酵させる製法で作られるラム酒は世界でもわずかと言われ、大変希少で極上です。
イエラムサンタマリア ゴールドはオーク樽で熟成させたまろやかな味わい、イエラム サンタマリア クリスタルはサトウキビの甘い香りが新鮮。
お土産にして飲み比べてみてはいかがですか?
蒸留所では事前に申し込みすると工場見学もできます。

伊江島蒸留所 基本情報

  • 住所:〒905-0502 沖縄県国頭村伊江村字東江前1627-3
  • アクセス:伊江港から車で約5分

イエソーダ

伊江島_イエソーダ
提供:(株)伊江島物産センター

伊江島土産の定番といえば「イエソーダ」
断崖絶壁の海岸から湧き出る「湧出(わじぃ)」の湧き水を使用した伊江島オリジナルの炭酸飲料
伊江ソーダを飲むと普段言えない「ありがとう」や「好きです」をすんなり言えそうだ、というコンセプトのユニークな告白飲料として話題になりました。
伊江島の黒糖で作った「ブラックコーラ」やテッポウユリをイメージした「ホワイトソーダ」など伊江島の特産品を生かしたソーダはお土産に大人気です。

イエソーダ 基本情報

  • 住所:〒905-0503 沖縄県国頭郡伊江村川平519-3
  • アクセス:伊江港ターミナル内

島らっきょう

伊江島_島らっきょう
提供:(株)伊江島物産センター

沖縄といえば島らっきょう。
伊江島は県内一の生産量を誇り、島らっきょうの里と宣言するほど。
旬は12月~6月、中でも最盛期は3月で、3月6日は「島らっきょうの日」と定められています。
伊江島産の島らっきょうは白い部分が長く、ふっくらとした形が特徴的。
浅漬け、炒め物、てんぷらなど様々な食べ方ができるので是非お試しください。

島らっきょう 基本情報

  • 住所:〒905-0503 沖縄県国頭郡伊江村川平519-3
  • アクセス:伊江港ターミナル内

終わりに

伊江島のおすすめスポットはいかがでしたか?
白砂のビーチでのんびりしたり、思う存分ダイビングをしたりと色々な楽しみ方ができますね。
沖縄本島から30分。日帰りでも行ける楽園「伊江島」で癒されてみませんか?

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投稿日:2018.02.19

         

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