沖縄本島で沖縄らしい土産物や雑貨ショップ、飲食店が数多く並ぶ人気の観光スポット「国際通り」。
その名前はかつてこの地にあった「アーニー・パイル国際劇場」に由来します。
戦後いち早く復興を遂げたエリアで、長さがほぼ1マイルであることから「奇跡の1マイル」とも呼ばれていました。
今回はそんな国際通りのおすすめ食べ歩き、買い物スポットやイベントについてご紹介します。
迷ったらここでキマリ!国際通りの厳選グルメ
国際通りでの楽しみといえば、やはり沖縄グルメでしょう! たくさんのお店が並ぶ人気エリアだけに、どの店に行けばいいのか、逆に迷ってしまうことも。
そんな方のために、国際通りに来たらぜひ食べてみたい、食べ歩きグルメをピックアップしました。
A&W 国際通り松尾店
沖縄には日本国内では沖縄にしかないファストフード店があります。
それがハンバーガーショップの「A&W」です!県民には親しみを込めて「エンダー」とも呼ばれています。
A&Wはアメリカで誕生し、日本では1963年に沖縄県北中城村屋宜原に1号店がオープンしました。
そのとき沖縄はまだアメリカ領(本土復帰前)でしたが、日本初のファストフードレストランといえます。
A&Wのおすすめは何と言っても「ルートビア(ROOT BEER)」
名前はビア(ビール)とは言ってもアルコールは含まれておらず、約14種類のハーブをベースとしたオリジナルドリンクです。
米国本社より原料を輸入して、各店舗にて出来立てを提供しています。
国際通り松尾店は、国際通りの松尾側の入口に建つビルの2~3階にあり、国際通りを観光する際にはすぐ見つけられるでしょう。
▼県内にはアメリカが発祥とされる「ドライブイン」店舗もあります!
A&W 国際通り松尾店 基本情報
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1-1-1(2F・3F)
- アクセス:ゆいレール 県庁前駅から徒歩約3分
ポーたま 牧志市場店
沖縄ならではの食文化のひとつ「ポークたまごおにぎり」、ここでいうポークとはポークランチョンミートのこと。
このポークとたまご焼きを挟んだおにぎりサンドは、沖縄ではどのコンビニにも、お弁当屋さんにも並ぶソウルフードです。
「ポーたま」は、沖縄の家庭の味でもある「ポークたまごおにぎり」を、より多くの方々に愛情のこもった最も美味しいできたてを食べてほしいという想いから誕生。
注文を受けて手作りする「ポークたまごおにぎり」専門店は、徐々に観光客にも知られるようになり人気の沖縄グルメとなりました。
「ポーたま」は沖縄県内に複数店舗あり、9種類のスタンダードメニュー・スペシャルメニューに加えて、各店舗で限定メニューを用意しています。
牧志市場店では、タコライス、チキナー、海ぶどうの3つの店舗限定メニューがあります。
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ポーたま 牧志市場店 基本情報
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-8-35
- アクセス:ゆいレール 牧志駅から徒歩約8分
ブルーシールアイス
アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイス専門店、沖縄旅行であちこちでこのロゴマークを見かけることでしょう。
1963年に浦添市牧港(現 牧港本店)へ米軍基地内から拠点を移し「沖縄のアイスブランド」としてスタートしました。
ブルーシールアイスは沖縄の気候風土に合わせた、さっぱりとしながらコクのある味わいが特徴です。
また沖縄サミット開催をきっかけに「紅イモ」や「シークヮーサー」など、地元沖縄の素材を使用したフレーバーも多く取り揃え、
約20種類の味が楽しめます。
国際通り周辺には直営のパレットくもじ店と、国際通り店の2店舗で営業中。
ブルーシールアイス 基本情報
- 住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1-1-1 パレットくもじ1階(パレットくもじ店)
- アクセス:ゆいレール 県庁前駅から徒歩約4分
- 住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1-2-32(国際通り店)
- アクセス:ゆいレール 美栄橋駅から徒歩約10分
今注目!ニューオープンや国際通りで話題のショップ
沖縄・那覇のトレンド発信地でもある国際通り。
常に新しいショップもオープンしているので、行くたびに新たな発見があるかも?
やっぱりステーキ
沖縄で夜呑んだ後の締めステーキという風習も、いまでは観光客にも知られるようになりました。
勿論、夜だけでなく日中でも気軽にを楽しめるステーキハウスが那覇には沢山あります。
その中でも、120g 1,390円(税込)~のお手頃価格でコスパ抜群!と話題のステーキチェーンが「やっぱりステーキ」。
店名も‟お酒の締めは「やっぱりステーキ」だよね”から生まれたそうです。
国際通りにも牧志に「3rd 国際通りがじゅまる店」と「4th 国際通り店」の2店舗があります。
沖縄ではさっぱりとした赤身肉のステーキが特に人気で、やっぱりステーキでもミスジ、ロース、イチボなど赤身のお肉が揃います。
丁寧に手作業で下処理した肉厚なお肉を、富士山の溶岩石で遠赤外線効果によりふっくらジューシーに焼き上げるのが特徴。
また、沖縄ステーキの定番A1ソースからお肉専用ふりかけ「極」(きわみ)まで用意された豊富な調味料、そしてサラダ・スープ・ごはんが食べ放題なことも人気の秘訣です。
やっぱりステーキ 基本情報
- 住所:〒900-0013 那覇市牧志1ー2ー31 ハイサイおきなわビル2階(3rd 国際通りがじゅまる店)
- アクセス:ゆいレール 美栄橋駅から徒歩約10分
- 住所:〒900-0013 那覇市牧志3ー12ー4 高泉ビル2階(4th 国際通り店)
- アクセス:ゆいレール 牧志駅から徒歩約3分
Calbee+ 沖縄国際通り店
国際通りの中央に位置するてんぶす館隣りのCalbee+では、カルビーこだわりの商品や、揚げたてのホットスナックが楽しめます。
お土産にピッタリな沖縄限定商品「海ぽてアーサマース味」や「ちゅらぽて黒糖味」のほか、店内で調理する揚げたてホットスナックも人気!
紅芋をつかった「スイートポテりこ」と「ポテチュロ黒糖味」は、ここでしか味わえない沖縄国際通り店限定メニューです。
パイン&シークワーサーの沖縄限定ドリンクとともに楽しみましょう♪
Calbee+ 沖縄国際通り店 基本情報
- 住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-2-2
- アクセス:ゆいレール 牧志駅から徒歩約5分
ニューQ
沖縄の名産パイナップルをテーマにしたスイーツ専門店。
農林水産大臣賞受賞の石垣産パイナップル「ティダパイン」を贅沢に使用したプリンやソフトクリームは絶品!
パイナップルや黒糖など沖縄産の食材にこだわったプレミアムスイーツとして人気です。
ティダパインの果汁がぎゅっと詰まった焼き菓子のニューキュータルトはポップなパッケージが可愛く、お土産にもおすすめです。
2階にイートインスペースがあり、壁に描かれたかわいらしいシーサーがお出迎えしてくれるのが、SNS映えスポットとしても人気があります。
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ニューQ 基本情報
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-8-2
- アクセス:ゆいレール 牧志駅から徒歩約10分、ゆいレール 県庁前駅から徒歩約11分
沖縄国際通り手作りジェラート店 Fontana gelato
わくわく心躍るカラフルなビジュアルがSNS映えすると人気の、国際通りにあるFontana Gelato(フォンタナジェラート)
そのこだわりは、一口目のインパクトを大事に、食べ続けても最後まで美味しいジェラートを目指しているそうです。
牛乳は沖縄で有名な玉城牧場の牛乳をたっぷり使用し、フルーツ類は南城市にある契約農家さんに、ジェラートに合う作物の品種を選定して栽培してもらうなど、沖縄の厳選素材を使用しています。
ジェラートの種類によっては種や皮ごと使用しているので、素材の味をまるごと楽しめます。
Fontana Gelato 基本情報
- 住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-5-36
- アクセス:ゆいレール 牧志駅から徒歩約4分
ふくぎや国際通り本店
沖縄でバウムクーヘンというと「え?」と思われる方が多いと思いますが、ふくぎや のバウムクーヘンは沖繩産の食材をふんだんに使用しているのが特徴です。
今帰仁村でつくられた黒糖、宮古島で収穫した紅芋、本島中部の養蜂場で採れたハチミツ、薬剤不使用の飼料とミネラルたっぷりの水で育てられた鶏から生まれた卵などを選りすぐり、贅沢に使用しています。
ふくぎやのバウムクーヘンは3種類。
沖繩の卵とハチミツをたっぷり使用したプレーンタイプの「フクギ」、黒糖をふんだんに使ったハードタイプで外はサクッ、中はモチっとしっかり食感の「ガジュマル」、沖繩産紅芋をたっぷり使用したソフトタイプの「紅の木」があり、いずれも常温でも冷やして食べても、上品な香りとしっとりした食感が楽しめます。
店の入り口の焼き場はガラス張りになっていて、いつでも見学できるので、見ているだけでも楽しめます。
意外なお土産として喜ばれること間違いありません。
ふくぎや国際通り本店 基本情報
- 住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-29-67
- アクセス:ゆいレール 県庁前駅から徒歩約8分
いちゃりばちょーでー!国際通りの呑み食いスポット
飲んで笑えば「いちゃりばちょーでー!(一度会えば皆兄弟)」美味しい沖縄料理とともに地元の人々とのふれあいを楽しもう!
国際通りのれん街
国際通りのランドマークとして44年間営業していたデパートの跡地に2020年グランドオープン。
「那覇市場」は、沖縄ステーキや沖縄県産の魚介や、海鮮、寿司など、市場と飲食店の両方を満喫できます。
沖縄に来たらぜひ食べておきたい沖縄食材を多国籍にアレンジした料理を楽しめるのが「琉球横丁」。
今も昔も個性的な店が立ち並び笑顔があふれる…竜宮通りを象徴するそんな新旧の楽しみを、のれん街の「竜宮通り粉もん横丁」でも楽しめます!
食べて呑んで〆には有名チェーンのラーメンも♪
1階の「国際通り横丁」では狭い酒場に座りお隣と気軽に話せる、良き出会いが生まれる雰囲気が楽しめます。
2022年には2階が増床し、食と音楽が交じり合い、いるだけでワクワクが止まらない!大人が楽しい「コザ横丁」もオープン。
どんどん進化を続けている「食と文化を楽しめる3フロア40店舗からなる最大級の横丁」は、うちなんちゅ(地元・沖縄県民)も観光客も、そして海外の方も、みんなが楽しめるスポットです。
※2024年4月にも2階で新店舗がオープン予定です。
国際通り屋台村
国際通りのフードスポット「屋台村」は、国際通りからグランドオリオン通りもしくは竜宮通りを入った旧グランドオリオン跡に2015年に誕生。
「うまい!楽しい!熱い!」がいっぱいの約20店が軒を連ね、屋台を模した店舗は開放感も抜群! 沖縄の熱い息吹を感じながら、沖縄の新鮮食材を使った郷土料理、寿司、多国籍料理などが楽しめます。
国際色豊かな数々の屋台を巡れば自然とおしゃべりも弾み、2軒・3軒とはしごするのも絶妙な距離感の屋台ならではですね。
週末はイベントが盛りだくさん。真夏には圧巻のパフォーマンスも!
国際通りは、毎週日曜日は歩行者優先の通り「トランジットマイル」となっています。
約1,300m、道路幅約18mを全線モール化し、通り内ではオープンカフェやストリートパフォーマンス、イベントが開催されるなど、見ているだけで楽しいイベントが満載です。
夏祭りin那覇 一万人のエイサー踊り隊
エイサーとは先祖を供養するための踊りですが、近年は伝統的なエイサーだけでなく、演舞の曲目にポップソングなどを使う創作エイサーも次々登場して沖縄観光の目玉になっています。
毎年8月の第1日曜日に開催されるこの祭りは、1995年から国際通りの活性化のために始まり、県外からたくさんの見物客が訪れる真夏の風物詩となっています。
一般公募で集まった1,000人以上の踊り手によるパフォーマンスのほか、県内各地の約70の青年会や子供会による舞いが国際通りを埋め尽くします。
パーランクーと呼ばれる打楽器や大太鼓の音が鳴り響き、最後はカチャーシーと呼ばれる踊りを全員で舞い、踊る姿はまさに圧巻です!
那覇大綱挽・旗頭行列
那覇市の秋の秋の風物詩であり、三大祭りの一つにも数えられる「那覇大綱挽まつり」は10月最初の週末を中心に開催されます。
なかでもメインとなる「旗頭行列(うふんなすねーい)・那覇大綱挽」は日曜日に行われ、市内全域の14旗の旗頭が国際通りを力強く練り歩く「旗頭行列」から始まります。
クライマックスは、国道58号線の久茂地交差点において行われる、世界一の大綱による「那覇大綱挽」。
全長200mもの大綱(1995年に「世界一のわら綱」としてギネスブック認定)を、世代を超えて、地域や国を超えて集まった大勢の老若男女が、東西に分かれて力を合わせて曳き合う光景は圧巻です!
空手の日記念演武祭
空手発祥の地・沖縄県では10月25日を「空手の日」としています。
これを記念して空手の基本である「守礼の心」を再認識するとともに、「空手の日」ならびに「空手発祥の地・沖縄」を広く国内外に発信するため、国際通りで実施するのが記念演武祭です。
空手家による一斉演武や代表者の演武、各流派による特色ある型の演武が行われ、東京2020で正式種目に採用された空手のあの感動が甦ってくるかのようです。
久茂地側からてんぶす那覇の間で、団体や流派ごとに5つのエリアに分かれて演武が実施されます。
その中には一般参加エリアも設けられているので、空手に心得のある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
琉球王朝絵巻行列
琉球王朝絵巻行列とは秋に首里城で行われる首里城祭の目玉イベントのひとつで、国際通りが琉球王国時代にタイムスリップした様な、華やかな光景が「一大絵巻行列」として再現されます。
琉球国王・王妃の行列、中国皇帝使節団の行列に伝統芸能団などがつづき、総勢で約700名による壮観な世界感が繰り広げられます。
行列は久茂地側から開始され、牧志に向かって進みますが、途中には5つの演舞場が設けられており、音楽や旗の演舞、エイサーなど、それぞれに見ごたえがあります。
島ぜんぶでお~きな祭 沖縄国際映画祭 国際通りレッドカーペット
他の一般的な映画祭と異なり、主にコメディ作品が中心となっている映画祭で「Laugh & Peace」をコンセプトに、国際通りと周辺の劇場・ホール、北中城村や沖縄市の会場などでも開催される、映画・音楽・お笑い・アートと多岐にわたるイベントです。
パレットくもじの交通広場に設けられるステージでは、お笑いライブや沖縄にゆかりのアイドルやグループによるイベントも開催。
特に国際通りで行われる「レッドカーペット」は、この映画祭の華でもあり、参加映画作品の関係者・出演者や、イベント出演者、本映画祭関係者らが多数出演します。
国際通りを観光するならば…
那覇市内の中心にあり、空港からの交通アクセスも良い国際通りへ、ゆいレール(モノレール)ならば、県庁前駅、牧志駅、美栄橋駅が最寄り駅です。
牧志側のてんぶす那覇には「那覇市観光案内所」もありますので、初めての方はこちらに立ち寄ってみることをおすすめします。
各駅や、那覇市観光案内所、牧志駅直結の「さいおんスクエア」には大型のコインロッカーもありますので、大きなスーツケースがあるときにも身軽になって観光できます。
国際通りは、沖縄に着いてまず最初に観光するもよし!沖縄旅行の最終日にお土産を買ったり、食べ歩きを楽しむのにもピッタリですよ。
那覇市国際通り 基本情報
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