沖縄の共交通機関では行けるところが限られてしまうので、沖縄観光を100%楽しみたいなら、レンタカーでドライブするのがベストチョイス。窓を開け、潮風を浴びながらさっそうと駆ける沖縄ドライブは、実に爽快です。 沖縄本島のドライブコースを、「南部」「中部」「北部」そして「東海岸」の4エリアに分けて紹介します。
![沖縄めぐりは車で自由気ままに!プロがすすめる厳選ルート](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-01-roadimage-620-1.jpg)
沖縄本島南部ドライブ
沖縄本島南部は、那覇市から南城市の斎場御嶽に出向き、南の海沿いに糸満市を経由して那覇市に戻るルートです。
歴史と文化、そしてショッピングとさまざまな楽しみが満喫できるドライブコースです。
斎場御嶽(せいふぁうたき)
神聖な沖縄の心を伝える最高のパワースポット
悠久の歴史を紡ぐ沖縄には、パワースポットが多数存在します。斎場御嶽は、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に登録されている、沖縄有数のパワースポット。琉球開びゃく伝説にもその存在が示され、琉球王国時代には国家的な神事が行われるなど、沖縄の最重要聖地として知られています。三角形の岩間の突き当たりにある「三庫理(サングーイ)」では、今も祈る人の姿が絶えません。
また、15分ほど離れたところには、アマミキヨが築いたとされる神秘の城「玉城(たまぐすく)城跡」があります。
![斎場御嶽(せいふぁうたき)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-02-se-fautaki2-620.jpg)
沖縄県営平和祈念公園
沖縄の平和のシンボル的存在
太平洋戦争で日本国内で唯一、地上戦が行われた沖縄。そんな歴史を乗り越え、平和への祈りを込めて作られた公園です。南に沖縄戦終焉の地である摩文仁(まぶにそん)の海岸線が望める、開放的なロケーション。多くの観光客が訪れる場所とともに、芝生でピクニックを楽しむなど、市民の憩いの場でもあります。
また車で10分ほどの場所には、映画などでも有名な「ひめゆりの塔」があります。
![沖縄県営平和祈念公園](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-03-heiwakinenpark2-620.jpg)
瀬長島(せながじま)
飛行機が間近に見えるニュースポット
沖縄観光のニュースポット。離島といっても橋でつながっていて、交通アクセス抜群です。
目を引くのは、2015年に開業した商業施設「瀬長島ウミカジテラス」。丘陵地の斜面をそのまま利用し、地中海の海辺のような街並みで、ショップごとに独立した雑貨店や飲食店が30店舗ほど集結しています。
また島の中央には、天然温泉がこんこんと湧く「琉球温泉瀬長島ホテル」があり、宿泊はもちろん、日帰り入浴も可能です。また瀬長島は、那覇空港に近いことから「飛行機の絶好ビュースポット」としても知られています。
瀬長島から車で10分ほどの場所にある「沖縄アウトレットモール あしびなー」もショッピングスポットとして有名です。
![瀬長島(せながじま)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-04-umikaji-620.jpg)
沖縄本島中部ドライブ
沖縄本島中部のドライブコースは、宜野湾市(ぎのわんし)から北谷町(ちゃたん)、読谷村(よみたんそん)と巡り、そして恩納村(おんなそん)の万座毛に到達します。アメリカンなグッズをはじめ、沖縄伝統の「やちむん」と呼ばれる焼き物など、ショッピングスポットが豊富。有名なビュースポットも見どころです。
![沖縄本島中部ドライブ](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-05-roadimage-620.jpg)
宜野湾大山ファニチャーストリート
本場アメリカのヴィンテージものを手に入れよう
宜野湾市大山周辺は、アメリカ文化に縁が深いスポット。国道58号の両サイドに、約1.5kmにわたってアメリカ風の店舗が並んでいます。裏通りや枝道も合わせれば、30店舗以上が軒を連ねていて、アメリカ好きにはたまりません。
ショップは中古ファニチャーを始め、古着や雑貨ショップなど多彩。アンティークショップの先駆け的な存在の「フラミンゴ」など、個性的な店をチェックしましょう。
また、宜野湾大山ファニチャーストリートから約15分の距離にある「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」も、ショッピングやグルメなどの立ち寄りスポットとしてオススメです。
![Flamingo(フラミンゴ)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-06-flamingo-620.jpg)
Flamingo(フラミンゴ) 基本情報
- 住所:沖縄県宜野湾市大山5-19-5
- 電話:098-898-8327
やちむんの里
個性的な沖縄の焼き物を楽しもう
沖縄伝統の焼き物「やちむん」の工房が集まるスポット。やちむんは、ぼってりとした厚みのある存在感と、大らかさが魅力の絵付けが特徴です。
場内には、「北窯売店」と「読谷山焼窯共同売店」の2つの共同売店があります。19の工房それぞれで作陶された、手作りのマカイ(茶碗)やカップなどが購入できます。
![やちむんの里](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-07-yatimun2-620.jpg)
残波岬
ダイナミックな海の景色に大感動!
沖縄本島の最西端にあり、東シナ海に突き出した絶景スポット。30mほどの高さがある断崖絶壁が約2kmも続いています。断崖に打ち寄せる荒々しい波が、実にダイナミックです。
周囲は公園として整備されています。岬の突端に立つ残波岬灯台は、高さ31mもあり、展望台からは360度の眺望を楽しめます。
![残波岬](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-08-zanpamisaki-620.jpg)
万座毛
琉球王朝時代の歴史を刻む絶景
サンゴ岩が隆起してできた、琉球王朝時代から知られる絶海の景勝地。高さが20mもあり、大迫力のロケーションが楽しめます。また「象の鼻の岩」や「岩のトンネル」など、ビュースポットも豊富です。
広々とした天然の芝生も、万座毛の魅力。琉球王朝時代に尚敬王が「万人を座するに足る毛(野原の意味)とこの地を讃えたことに由来しています。
![万座毛](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-09-manzamo1-620.jpg)
沖縄本島北部ドライブ
沖縄本島北部のドライブコースは、名護市や本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村などを巡ります。定番中の定番「美ら海水族館」から、パワースポットの「大石林山」まで、バラエティ豊かな立ち寄りスポットが魅力です。
![沖縄本島北部ドライブ](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-10-roadimage-620.jpg)
「道の駅」許田 やんばる物産センター
沖縄北部観光のアクセスポイント
やんばる(沖縄北部)の魅力が凝縮された、沖縄本島北部の観光拠点。1994年にオープンした沖縄県初の道の駅にして、年間150万人ほどが訪れるスポットです。物産販売スポットでは、近隣の栽培農家によるフルーツや野菜などを販売。特にパイン類は絶品です。
また沖縄ならではのグルメコーナーのほか、「道路情報ターミナル」では畳敷きでゴロリと横になれる仮眠室や休憩ラウンジ、そして観光情報などを知ることができます。
ここに立ち寄ってから、「美ら海水族館」など観光スポットへ向かう人も少なくありません。
![「道の駅」許田 やんばる物産センター](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-11-kyodacenter1-620.jpg)
今帰仁城(なきじんぐすく)跡
琉球の歴史を感じさせる名城
沖縄本島の中でも、指折りの名城として知られる城(グスク)。琉球統一前の「三山鼎立時代」には、難攻不落の城として北山王(ほくざんおう)の居城に使われていました。また統一後には、琉球王府からの監守(役人)の居城として使われました。
地形を生かした石垣は長さ1.5kmにも及び、独特の美しさが特徴。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産となりました。
![今帰仁城(なきじんぐすく)跡](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-12-nakijin1-620.jpg)
古宇利(こうり)オーシャンタワー
幸せの鐘を鳴らせるトロピカルアイランド
クイジマ(恋の島)と呼ばれる古宇利島にある観光タワー。海抜82mの高台にあり、36mの高さがあります。1万点以上の世界中の貝を展示する「世界の貝展示館」をはじめ、展望フロアからははるか古宇利大橋などを見渡せる雄大なロケーションが楽しめます。展望台にある「幸せの鐘」は、鳴らせば誰もがハッピーになれます。
また、オーシャンビューを楽しみながら、ゆっくりとデザートブッフェを楽しめるカフェも人気です。
![古宇利(こうり)オーシャンタワー](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-13-kouritower3-620.jpg)
大石林山
沖縄の自然がパワーを宿す
沖縄のいにしえの自然が残るパワースポット。聖なる地として昔から畏敬の念で大切にされてきました。2億年の年月をかけて形作られた亜熱帯カルスト地形は、圧倒的なスケール。コースはダイナミックな風景が続く道のりで、時には岩肌を歩くときもあり、探検隊のような気分を味わえます。多数のパワースポットポイントがあるので、たくさんの願いを込めて歩きましょう。
また、ここから車で5分ほど行くと、沖縄本島最北の岬である「辺戸岬」があり、素晴らしい眺望が楽しめます。
![大石林山](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-14-daisekirinzan1-620.jpg)
沖縄本島東海岸ドライブ
沖縄本島東海岸のドライブコースは、南城市をはじめ北中城村、うるま市、宜野座村、東村などを横断します。沖縄ドライブの定番コースと言える「海中道路」や、美しい城郭で有名な「中城城跡」や「勝連城跡」などを巡る、歴史ロマンや自然に彩られたドライブコースです。
![沖縄本島東海岸ドライブ](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-15-roadimage-620.jpg)
中城城跡(なかぐすくじょうあと)・勝連城跡(かつれんじょうあと)
ロマンあふれる琉球王朝の舞台を訪ねる
中城城跡は、標高150mから170mの高台にある、石灰岩丘陵上にある山城。城郭がなだらかで美しいラインを描いています。築城年代は不明ですが、14世紀後半に築かれたとされています。1440年頃、座喜味城主で読谷山按司の「護佐丸」が王府の命令で中城城に移り、当時の最高の築城技術で増築し、現在の形になりました。ちなみに護佐丸は、政争に巻き込まれて1458年に自刃。その後は、王子の居城となりました。
1853年にアメリカのペリー提督が日本に来たときは、本土上陸前に琉球に立ち寄り、探検隊が中城城にも立ち寄った、との記録が残されています。
![中城城跡(なかぐすくじょうあと)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-16-nakagusuku2-620.jpg)
勝連城跡は、12世紀ごろに作られたとされる、沖縄最古の城。15世紀ごろ、海外貿易によってこの地域を大いに栄えさせたといわれる阿麻和利(あまわり)の居城としても知られています。標高60〜98mの高台にあり、自然の断崖を利用した難攻不落の城と言われる城ですが、その城壁は優雅な曲線を描き、女性的な美しさを感じさせます。
城内はWi-Fi完備。城内の掲示板はスマホと連動し、バーチャルツアーで当時の再現映像を観たり、音声ガイダンスを聞いたりすることができます。
![勝連城跡(かつれんじょうあと)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-17-katuren1-620.jpg)
海中道路
海と空と同化できる沖縄ドライブの特選コース
沖縄本島の与勝半島と、うるま市内の平安座島を結ぶ5.2kmの「海中道路」。ドライバーの目線と同じ高さに遠浅の海が広がり、海と空の境界を走っているような爽快なドライブが楽しめます。
橋の中間地点にある「海の駅あやはし館」では、地元特産品のショッピングのほか、ビュッフェスタイルで食事も可能。2階には「海の文化資料館」もあります。屋上のデッキからの眺めも最高です。
![海中道路](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-18-kaityudoro1-620.jpg)
大浦湾
美しい海が広がるビーチリゾート
東海岸のビーチリゾート。大規模リゾートハウス「カヌチャリゾート」では、一年を通して楽しめるジェットパックやフライボード、ウェイクボードなど、さまざまなマリンアクティビティが楽しめます。
また室内外で行われるリラクゼーションも人気。各種アクティビティは予約制なので、事前に手配しておけば、ドライブの途中に立ち寄って楽しむことができます。
また近隣にある「メロディーロード」では、アスファルトに細かな筋が刻まれ、時速40kmほどのスピードで車を走らせると、沖縄民謡の「二見情話」が流れます。
![大浦湾](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-19-kanucharesort2-620.jpg)
東村(ひがしそん)
村全体で自然を満喫できるフィールド!
自然豊かな沖縄本島北部の東海岸に位置する東村は、約1,900人の村人が住む、沖縄本島ではもっとも人口が少ない地域です。約73%は森林と、豊かな自然が魅力です。
国の特別天然記念物のノグチゲラなどが住む「やんばるの森」のほか、沖縄本島では最大級のマングローブ林が残されている慶佐次川(げさしがわ)など、自然がそのままの姿で残されています。キャンプやトレッキング、農業体験や文化体験など、さまざまなアウトドアのアクティビティが充実しています。
![東村(ひがしそん)](https://www.his-j.com/images/owned-media/catchy/uploads/2018/06/042-20-yanbaru1-620.jpg)
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