四方を海に囲まれ、マリンアクティビティが盛んな沖縄。
手軽な岸釣りや本格的な船釣りなど、さまざまなスタイルで魚釣りを楽しめる沖縄は、日本有数のフィッシング天国。
温暖な海流で育まれた魚たちは、ブルーやレッド、グリーンといった鮮やかな色も多く、本土とはひと味違った、亜熱帯ならではの表情を見せます。
釣りが初心者でも、沖縄観光の一つにフィッシングを入れてみると、その面白さに病みつきになるかも知れません。
釣りにはどんな種類があるの?
●岸釣り
沖縄で手軽に釣りをしたい釣り初心者の人は「岸釣り」から始めてみるのがいいでしょう。
おすすめの釣りスポットは、漁港や磯場、防波堤などです。
釣り初心者には、サビキ釣りがおすすめ。
サビキ釣りとは、餌カゴに入れた撒き餌を海中に拡散させ、魚をおびき寄せて「サビキ」と呼ばれる仕掛けで釣りあげる方法。
ハリに餌を付けたり、仕掛けを遠くに飛ばす必要がないため、子どもや初心者でも手軽に楽しめる方法です。
●船釣り・沖釣り
沖縄で釣りを楽しむなら、とことんダイナミックに楽しみたい!
そんなときは、大物狙いの「船釣り」で、オキナワ・フィッシングを満喫しましょう。
また、船釣りでも初心者向けの「体験フィッシング」もあります。
沖縄での釣りにおすすめのシーズンは?
沖縄は年間通じて温暖な気候なので一年中釣りを楽しめます。
シーズンによって釣れる魚が違うため、釣りの熟練度によっておすすめのシーズンが異なります。
●初心者におすすめ5月~8月
春先から夏にかけては魚の動きが活発になり、カラフルな小魚・トロピカルフィッシュが増える時期です。
浅瀬にも魚が多く訪れる時期なので岸釣りでも釣りやすく初心者向きです。
日差しが強いので帽子や薄手の長袖など日焼け対策をお忘れなく!
●慣れてきたら9月~11月
船釣りで釣果が期待できる季節です。
釣るのにコツがいる魚が増えるほか、気温が下がってくるのでしっかりとした防寒装備が必要です。
また、この時期の沖縄は台風の影響を受けやすいです。
悪天候時は沖釣りはもちろん、岸釣りも危険なので注意しましょう。
●本格的な釣りをしたいなら11月~1月
沖縄は冬でも水温が20℃近くあるため、カジキをはじめとする大物を狙えます。
大物を狙うならしっかりとした釣りの装備が必要なため上級者向きです。
また、気温が下がってくるため防寒装備も必要です。
沖縄での釣りの服装は?
亜熱帯地方にある沖縄は、本土よりも紫外線の量が1.5倍ほど多いと言われています。
釣りは、同じ場所にずっと立ち、海面などからの照り返しを受けるというシチュエーション。
日焼けや紫外線対策には、十分な注意が必要です。
つば付きの帽子やサングラスなどでガードしましょう。
暑くても薄手の長袖、長ズボンがおすすめです。
服装は、動きやすいものを。
水濡れしても大丈夫なものを着用しましょう。
釣り場の地面は、陸でも船上でも濡れています。
靴は、濡れた場所でも滑らず、水に濡れてもいいものを選びましょう。
船釣りの際は、急なアクシデントに備えてライフジャケットをしっかり装備しましょう。
沖縄での釣りはどんな魚が釣れるの?
岸釣りで釣れる代表的な魚は、チン(ミナミクロダイ)カーエー(ゴマアイゴ)イラブチャー(オビブダイ)イシミーバイ(カンモンハタ)グルクン(タカサゴ)タマン(ハマフエフキ)アバサー(ハリセンボン)アオリイカなどがあります。
中でもタマンとカーエーは沖縄の人気2大ターゲットで春から夏にかけてがシーズンです。
初心者でも簡単に50cmほどのタマンを釣れるかも!
カーエーは磯からウキ釣りで釣れますが引きが強く、中級~上級者向けです。
船釣りで釣れる代表的な魚は、アーラミーバイ(ヤイトハタ)ガーラ(ロウニンアジ)マンビカー(シイラ)アカジン(スジアラ)カジキ、マグロなどです。
沖縄の船釣りで人気なのが、パヤオのマグロ釣り。
パヤオとは浮き魚礁のことで、沖縄近海の水深1,000~2,000mの場所に鎖のネットのようなものが沈められています。
そこに付着しているプランクトンを食べに集まっている小魚を追いかけて大物のマグロやカツオ、カジキなどが集まってきます。
パヤオまでは約2時間。
船をチャーターし、連れて行ってもらいます。
沖縄で釣りをするならオプショナルツアーを利用するのが便利!
沖縄では釣りのツアーが豊富。
本格的なチャーター船のトローリングから、フィッシングショップが企画するもの、そして旅行ツアーに組み込まれているもの、初心者向けの「体験フィッシング」など、さまざまです。
基本的には予約制なので、自分に合ったプランを事前に立てておき、万全の体制で沖縄に向かいましょう。
初心者向けの釣りツアーは、イカダ釣りや沖釣り、カヤックフィッシングなどがあります。
体験コース程度なら、所要時間は2〜3時間ほどで、手ぶらでも参加OKです。
中~上級者向けの釣りツアーには、夜釣りやパヤオ釣り、トローリングなどがあります。
マグロやカジキといった大物釣りも夢ではありません。
トローリングは、料金設定が1人当たりの計算ではなく、クルーザー1台あたりの設定が多いので、5〜6人のグループで利用したほうが割安です。
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沖縄では漁業体験もおすすめ!
魚釣りではありませんが、沖縄では「漁業体験」ができます。
魚釣りとはまたひと味違った、収穫の醍醐味を満喫できます。
沖縄では漁師など海に関わる人のことを「海人(うみんちゅ)」と呼び、漁業体験を「海人(うみんちゅ)体験」と呼ぶことも。
モリを使って魚やタコなどを仕留めるワイルドなモリ突き体験は一度はやってみたいアクティビティです。
シュノーケリングとのセットになったツアーなどもあるので、ちょっと欲張りなマリンアクティビティを楽しんでみては。
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いかがでしたか?
シュノーケリングやダイビングなど、沖縄はマリンアクティビティの宝庫ですが、釣りも立派なマリンアクティビティ!
一年中釣りが楽しめる沖縄でぜひ、釣りを楽しんでくださいね。
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