亜熱帯地方にある南国オキナワ、一年を通して温暖な気候は、冬でも20度を超える日があるほどです。
季節に関係なく冷たいスイーツが愛されるのも、ある意味当然と言えます。
沖縄のアイスクリームは、高温多湿な沖縄の気候に合わせたさっぱり風味が特徴。
また、マンゴーやパッションフルーツなど、沖縄のフルーツをたっぷり使い、素材感も満点です。
その一方で、「ブルーシール」に代表されるアメリカナイズされたアイスクリームも沖縄に根付いています。
(1)H&B ジェラ沖縄 牧志店
那覇市民の胃袋を支える「牧志公設市場」の2階。
沖縄料理や海鮮料理が並ぶフロアの中にある、ある意味穴場的なジェラート店。
特殊な陶器の上で、生のフルーツとジェラートを混ぜて作る「生ジェラート」は、素材そのものの甘みや素材感がストレートに伝わります。
濃厚な味わいながら低カロリーで、アイスクリームの約半分の脂肪分と、超ヘルシー志向。
さっぱり食べられて、のども乾かない後口に、根強いファンが少なくありません。
フレーバーは沖縄県産の旬のフルーツで、シークワーサーやマンゴー、パパイヤなど、沖縄の季節感も満喫できます。
また、ママの「ヨーコおばちゃん」も名物です。
H&B ジェラ沖縄 牧志店 基本情報
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-10-1 牧志公設市場2F
- 電話:090-8708-9047
(2)うるまジェラート
コクがあって濃厚と評判な沖縄産の「宮平牛乳」など、地元沖縄や北海道の天然素材を使ったこだわりのジェラート。
乳化剤や安定剤などの添加物は一切使用せず、糖分は体にやさしい国内産きび砂糖と宮古産黒糖を使う徹底ぶりです。
オリジナル商品の「Due(デューエ)」は、2つのフレーバーを1つにミックスしたジェラートで、それぞれの味わいが口の中で溶け合う新感覚が病みつきになります。
黄金いもと紅いもの「なかよしポテト」、大東島産ラム酒と沖縄産ドラゴンフルーツを使った「ピンクのラム」など、ネーミングも秀逸です。
工房ではカフェスペースもあり、工房の作業風景や海を眺めながら、ゆったりとジェラートを楽しめます。
うるまジェラート 基本情報
- 住所:〒904-2301 うるま市与那城照間1860-1
- 電話:098-978-8017
(3)アイスクリンcafeアーク
創業40年のこのかた、沖縄の路上販売でおなじみの「アイスクリン」、その直営店がこちら「アイスクリンcafeアーク」です。
南国と洋風がミックスされた独創的な外観は、眼前に広がるオーシャンビューが楽しめます。
アイスクリンはシークヮーサーやさとうきび、紅いも、パッションフルーツなど12種類そろい、どれも昔懐かしいさっぱりとした味わい。
アイスクリン食べ放題もあるので、アイス好きにはたまりません。
また、パスタなどフードメニューも楽しめます。
なお、瀬長島ウミカジテラスにある店舗「アイスクリンcafe瀬長茶屋」では、ジーマーミー豆腐やちんすこうとアイスクリンのミックスなどの限定メニューが好評です。
(4)塩屋 平和通り店
国内外の厳選された塩を販売する、塩専門店の塩屋(まーすやー)。
沖縄県内に4店舗のほか、東京や大阪にも店舗があります。
ここで販売されている「雪塩ソフトクリーム」には、宮古島の雪塩を使用。
濃厚なアイスの味わいをさっぱりとまとめ、後口を引く微妙な塩加減が評判です。
また、店頭にある「ココア塩」「抹茶塩」などをかけて、オリジナルの味わいにすることも可能です。
沖縄では、国際通り松尾店、平和通り店、宮古店、石垣店の全店舗で食べることができます。
また平和通り店には、イートインスペースもあります。
(5)おっぱじぇらーと工房
今帰仁村の乙羽(おっぱ)岳にちなんで作られた「おっぱ乳業」。
そこで生産された濃厚な沖縄産牛乳をふんだんに使った、ソフトクリームとジェラートが楽しめる店です。
全国1,000以上の道の駅でランキング1位に輝いた「道の駅許田 やんばる物産センター」の中にあり、観光のドライバーに愛されています。
フレーバーはミルクやイチゴなど15種類ほどで、マンゴー泡盛レーズン、さんぴんミルクティーなど、独自の味わいも豊富。
まろやかな口どけが絶品です。
おっぱじぇらーと工房 基本情報
- 住所:〒905-0024 沖縄県名護市許田17-1 道の駅許田やんばる物産センター内
- 電話:0980-56-5326
(6)CUPCUP
那覇市の開南交差点の近くにある、隠れ家的な「アイスクリームカフェ」で、子どもから大人までおいしく食べられる、さっぱりとした風味が魅力です。
フレーバーは15種類ほどあり、日替わりで提供。
モンブランやリッチチョコといったスタンダード系から、ほどよい塩味がいきた海ぶどう、さわやかなソルベ感があるシークワーサーなど、ラインナップには沖縄らしい味わいもあります。
かき氷は自家製練乳やハイビスカスティのオリジナルシロップ、じっくり煮詰めたイチゴやマンゴーなど6種類が用意され、こちらも好評です。
もちろんフードメニューやドリンクもあるので、おしゃれなカフェとしても使いでがあります。
CUPCUP 基本情報
- 住所:〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1-4-29
- 電話:098-894-6533
(7)ブルーシールアイスクリーム 牧港本店
「アメリカ生まれ、沖縄育ち」沖縄でアイスクリームの最強ブランドと言えば、ブルーシール。
その歴史は古く、1948年に米軍基地内に設立された乳製品会社がルーツとなっています。
現在、沖縄県内だけでも約10店ほどの店舗があるほか、さまざまなショップでカップアイスが販売されています。
アメリカ仕込みのレシピをもとに、高温多湿な沖縄の気候に合わせたさっぱり感と口どけの良さが特徴。
現在、季節限定も含めて30種類以上のフレーバーがあります。
また、浦添市にあるテーマパーク「ブルーシールアイスパーク」では、ミニプラント(ミニ工場)見学などが楽しめます。
特に、アイスバー作り(要予約)は、世界にひとつだけのアイスを作れるとあって人気です。
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