沖縄に行くなら、「美ら海水族館」や「首里城」、「ひめゆりの塔」などの有名な観光スポットが頭に浮かびます。しかし、沖縄の見どころスポットは実に豊富。沖縄に行くなら、ココにも行こう!というスポットを集めてご紹介します。
古宇利オーシャンタワー
「恋の島」古宇利島の絶景タワー
恋伝説が残り、「恋の島」と呼ばれるロマンチックアイランドの古宇利島。古宇利大橋などで沖縄本島から直接アクセスでき、エメラルドグリーンの海の上を爽快にドライブできます。
そんな古宇利島の海抜82mの高台にたつ観光タワーの「古宇利オーシャンタワー」。タワー自体の高さが36mもあり、3階と4階にある展望フロアからは、古宇利大橋や海のダイナミックな風景を一望できます。展望フロアには「幸せの鐘」があり、ここで鐘を鳴らすのはお約束。沖縄の思い出にひと鳴らししましょう。
展望タワーに行く途中には、世界から集めた1万点以上の貝殻が展示されている「シェルミュージアム」もあり、幻想的な世界が広がります。
古宇利オーシャンタワーのもう一つの楽しみは、カフェレストラン。オーシャンビューを楽しみながら、おいしいイタリアンメニューやカラフルなデザートブッフェを満喫できます。
今帰仁城(なきじんぐすく)跡
琉球の歴史を見つめてきた名城
沖縄の城(グスク)といえば、真っ先に「首里城」が思い浮かびますが、沖縄本島の中でも著名な城は少なくありません。数ある城の中でも屈指の名城が、「今帰仁城(なきじんぐすく)」です。
琉球統一前の「三山鼎立時代」には北山王(ほくざんおう)の居城に使われ、難攻不落の城として威容を誇りました。琉球王朝の時代になってからは、監守(役人)の居城として使用されるなど、琉球の歴史において常に重要な使命を果たしました。
外郭を合わせて7つの郭からなる城郭は、地形を巧みに生かした構造。緩やかなカーブを描く石垣は、長さ1.5kmにも及びます。「日本100名城」で、2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産にも指定されました。
城郭だけあり、見晴らしの抜群なビューポイントとしても知られています。中でも「御内原」という場所からは、城壁の彼方に大海原がダイナミックに広がります。1月頃にはカンヒザクラ(寒緋桜)が咲く「日本一早い桜名所」としても有名です。
大石(だいせき)林山
「やんばる」の自然が織りなす巨石群が圧巻!
沖縄本島の北部は「やんばる」と呼ばれ、豊かな亜熱帯の自然が残っています。そんなやんばるの自然をダイナミックに体感できるスポットが「大石林山」です。
2億年かけて雨水などで削られた石灰岩がまるで岩山のように積み重なったような風景は、映画のセットのような異空間の風景。岩間からは野生のソテツが縦横に伸び、亜熱帯ならではの風景を作り上げています。
初めて訪れる人は、ガイドツアーへの参加がオススメです。歩きながらガイドの話を聞くことで、沖縄の自然により深く理解することができます。岩にはさまざまな名前が付けられていて、実にユニーク。巨大なガジュマルの木や、「美ら海展望台」からの眺めも素晴らしいものです。
道の駅かでな
嘉手納空軍基地を一望できる異色の展望スポット
沖縄本島の中部にある嘉手納町には、極東最大規模の米軍基地「嘉手納空軍基地」があることで知られています。その嘉手納基地に隣接する道の駅が、「道の駅かでな」です。
ドライブの休憩やランチなどに便利なスポットですが、ここで有名なのは屋上の展望台です。
東京ドーム420個分の規模を誇る嘉手納空軍基地には、4,000m級の滑走路が2本あります。道の駅かでなの展望台からは、この空軍基地の風景をパノラミックに見渡すことができます。もちろん双眼鏡も完備されているので、飛行機などをじっくりと観察することができます。
ギフトショップには、空軍機などのブロマイド写真が販売されていて、隠れた人気のおみやげです。また、3階には「学習展示室」があり、パネルやモニターなどで地域の歴史を詳しく説明しています。
道の駅かでなで人気の味は、「ロータリードライブインUP-KITTY」で販売されている「ジャンボバーガー」。スパイシーでジューシーなハンバーグは食べごたえ満点です。
残波岬
見渡すばかりの絶景に心奪われる
沖縄本島の最西端に位置する絶景ポイントが「残波岬」。東シナ海に面した断崖絶壁が約2kmも続いています。崖の高さは30mほどもあり、眼下に打ち寄せる波が実にダイナミックです。「イノー」と呼ばれる礁湖(潮だまり)は、沖縄本島でも有数の広さを誇ります。晴れた日には慶良間諸島も一望でき、沖縄本島では最後に夕日が沈む場所としても知られています。
岬のシンボル的な存在といえるのが、高さ31mある白亜の「残波岬灯台」です。展望台から360度のパノラミックな眺めが楽しめ、展望好きにはたまらないスポット。岬の一帯は公園として整備されているので、ゆっくりのんびり過ごすことができます。また、高さ約9mある「残波大獅子」は、インスタ映えスポットとしても知られています。
水納島(みんなじま)
沖縄本島から15分で行ける手軽な離島リゾート
沖縄本島の北部にある本部(もとぶ)半島から北西に約1.5kmの位置にある島が、水納島(みんなじま)です。上から見ると三日月型の形をしているので「クロワッサンアイランド」と呼ばれています。沖縄本島から近く、船でたった15分で到着するので、午前や午後の時間だけ遊ぶといった人も少なくありません。
水納島の魅力は、透明度が抜群に高い海。夏のシーズンには海水浴はもちろん、ダイビングやボートシュノーケリング、水上バイクやバナナボートなど、さまざまなマリンアクティビティを楽しむことができます。
メインビーチは、定期便の発着場所に近い「水納ビーチ」。波が静かなので、誰でも安心して楽しめます。ビーチからほど近い総合案内所にはトイレやシャワー、更衣室、売店、自動販売機などが完備されていて便利。浮き輪やパラソルといったレンタルもあり、ハイシーズンには多くの人出で賑わいます。また、静かなビーチもあるので、のんびりと過ごしたい人はそちらに足を運びましょう。
▼レンタカーのご予約はこちら!