Shanghai
上海観光情報
租界時代の歴史を感じる洋風建築と、豫園商城などの中国式建築、そして最先端の高層ビル。さまざまな時代の空気感がうまく調和し、独特の雰囲気を醸し出している上海。おすすめのグルメや観光スポットを紹介します。
租界時代の歴史を感じる洋風建築と、豫園などの中国式建築、そして最先端の高層ビル。さまざまな時代の空気感がうまく調和し、独特の雰囲気を醸し出している上海。おすすめのグルメや観光スポットを紹介します。
目次
上海でのおすすめ観光
スポットランキング
外灘
石造りの洋館が川べりに並ぶさまは圧巻
黄浦江沿いに、租界建築と呼ばれる壮麗な洋館建築群が残る上海最大の観光スポット。朝は太極拳を楽しむ人々を眺め、昼はレトロな街並みでのんびり散歩を。食事やショッピングも洗練された店が揃っているので、雰囲気を楽しむだけではもったいない!くまなく散策して、夜はライトアップの美しさを堪能しましょう。
朱家角
市内から行きやすい風光明媚な水郷
上海江蘇地区にはたくさんの水郷がありますが、ここ朱家角は上海中心部から地下鉄でアクセスできるため、とりわけ人気です。川の両側に寺院や史跡、レストランやカフェ、バーなどがずらりと並んでおり、時間ごとにさまざまな楽しみ方ができます。細い運河を小舟で進む運河クルーズも人気。夕暮れ時、ぽつぽつと明かりが灯る時間帯はとくにきれいなのでおすすめです。
豫園
上海市内中心部に広大な敷地を持つ庭園
明代の造園師、張南陽が手掛けた江南屈指の古典庭園。名石太湖石と豊かな水、緑に囲まれた2万㎡もの幽玄たる庭園、明代、清代の40近い建築物は見応えたっぷりです。豫園の周りに広がる古くからのマーケット豫園商城は観光客がひしめくいわば“仲見世”。老舗のレストランや雑貨店が並び、週末にはお祭りのような賑わいになります。小籠包の人気店もありますよ。
上海旅行の良いところ!
近代的な高層ビル群とレトロな洋館建築群が黄浦江を挟んで向かい合う、アジアの大都会・上海。賑やかな通りでお買い物するもよし、上海料理に舌鼓を打つもよし、博物館や寺院で壮大な歴史に思いを馳せてもよし。モダンとレトロの対照的な光景が広がる黄浦江沿岸の夜景は絶対に押さえたいポイント。どこへ行っても活気があり、パワーをもらえる街です。
中国・上海でのおすすめ観光地情報
浦東高層ビル群
外灘の川を挟んだ向いの浦東地区には超高層ビルやタワーが林立しています。上海タワー、上海ヒルズ、東方明珠など…名だたるビル・タワーは必見。
陸家嘴(浦東)
上海海洋水族館
1万匹もの魚介類を扱うアジア最大規模の水族館。エイやサメが泳ぎ回る155mのトンネル水槽は必見。
陸家嘴(浦東)
東方明珠電視塔
大小11個の球体が施された、上海の景色を代表するテレビ塔。地上から90m、263m、350mの場所にある球体がそれぞれ展望台になっており、違った景色が楽しめます。
陸家嘴(浦東)
黄浦公園
外灘の名建築群と浦東の高層ビル群を一度に望む公園は、早朝に太極拳を楽しむ人が集まる名所でもあります。朝日が昇る時間がシャッターチャンス!
外灘
南京東路
おしゃれなカフェから伝統的なレストラン、土産物店まで多くの店舗が建ち並び、平日でも人があふれる歩行者天国。観光用の可愛いミニバスも運行しています。
南京東路・人民広場
新天地
古きよきレンガ造りの建物を活かした、おしゃれなレストランやショップが集まっているエリア。夜遅くまで開いているバーもあり、いつでも賑わっています。
黄陂南路・新天地
南翔老街
上海中心部から地下鉄で40分ほど行ったところにある南翔エリアは小籠包発祥の地と言われています。閑静な住宅街の中に現れる古く美しい町並み。史跡を見学したり、小籠包や串焼きなどの食べ歩きも楽しめます。
嘉定
静安寺
地下鉄「静安寺駅」の目の前にある仏教寺院。その名前のイメージとは裏腹に、黄金の瓦を使った屋根が特徴のきらびやかな外観をしています。周辺には高級ホテルや高級ショッピングモールがあり、不思議とその姿は溶け込んでいます。
静安寺
龍華寺
上海最古の名刹。曼荼羅が美しい弥勒菩薩像に七層八角の龍華塔、樹齢百年を超す牡丹など見どころ満載です。
徐家匯
田子坊
昔ながらの住宅街が建ち並ぶ一角がリノベーションされ、2000年ごろからアーティストの街になりました。現在ではカフェやショップ、バーが並び、人気の観光地となっています。
淮海中路・陝西南路
武康路
1920年代に完成した歴史あるビル・武康大楼の横から伸びる「武康路」はプラタナスが美しい並木道。おしゃれなショップやカフェが点在していることから、週末には流行に敏感な地元の人や観光客で賑わいます。
交通大学
上海ディズニーリゾート
2016年のオープン以来、新しいアトラクションも続々と増え、常に人気上位のテーマパークです。上海中心部から地下鉄でアクセスできるため、観光客にとっても行きやすい立地です。
浦東新区
中国・上海での旅行選びのポイント
上海雑技団でプロの技を見る
中国に数ある雑伎団の中でも、頂点に君臨する上海雑伎団の公演はぜひ見ておきたいところ。驚異的なアクロバットやパフォーマンスは、幼少時から長年鍛えてきたスーパーエリート、少数精鋭のメンバーだからこそ。本場で味わう一流のエンタテインメントは迫力満点です。
上海グルメを味わう
日本人の口に合う甘い味付けが多いといわれる上海のグルメ。小籠包や焼き小籠包、紅焼肉(豚角煮)は1年中味わえます。また秋から冬にかけては上海蟹が、夏にはザリガニ料理のお店も盛況します。
プラタナス並木を散歩しよう
フランス租界地区を中心に、プラタナス並木が非常に多い上海。夏は青々とした葉を付け、秋は黄色く、冬は枝になり、季節の移ろいを肌で感じることができます。地下鉄10 号線の「上海図書館駅」「交通大学駅」で下車して歩くのがおすすめです。
F1グランプリが開催される上海
カーレース好きなら見逃せないのが上海で開催されるF1中国グランプリ。会場の上海国際サーキット場は上海の「上」の字をモチーフにした(実は偶然という噂も?)ユニークなコースになっています。
黄浦江ナイトクルーズを体験
黄浦江からは複数の船会社がクルーズ船を運航。楊浦大橋や、外灘の歴史的建築群、浦東の近代的な高層ビルが美しくライトアップされた夜景を船上から堪能できます。外灘から浦東へ渡るだけの船は最もお安く気軽に乗れます。
洗練されたフランス租界地区
1849年から1943年までフランスが上海に置いた租界地。淮海路を中心としたエリアには、当時の名残で、重厚感のある邸宅やプラタナス並木、おしゃれなカフェやショップが並び、週末は賑わいを見せます。
龍のモチーフを探そう
中国一高い「上海タワー」は龍が空に登る姿を模したらせん状の姿。中国で龍は神獣とされ、縁起のいいモチーフのひとつなのです。上海でもあらゆるところで龍のモチーフが見られます。
上海博物館
青銅器、陶器、書画など約12万点の歴史資料や美術品を所蔵、中国四千年の歴史が凝縮された空間です。日本語の音声ガイドも貸し出されているのでじっくり鑑賞を。
かわいくおしゃれな上海の雑貨をお土産に
茶器などのアンティークは意外な掘り出し物に出会えることも。伝統のモチーフや工芸品に、西洋のセンスが取り入れられたシノワズリ雑貨もレトロモダンな魅力たっぷり。
上海のおすすめグルメ
小籠包
おなじみ小籠包。豫園や南翔にある「南翔饅頭店」が有名。気軽に食べられるフロアと高級店のフロアに分かれており、入りやすい雰囲気です。また焼き小籠包は「小楊生煎」というチェーン店が有名です。
上海ガニ
中国には「菊黄蟹肥」という言葉があり、菊の花が咲くころ(10月半ば)から上海ガニが市場に出回ります。陽澄湖産の上海ガニは特に上質。足の身は少ないものの、甲羅に詰まった内子や味噌は濃厚で絶品です。
湯圓
中国では春節の1週間後の元宵節に食べるのが習慣になっている「湯圓」。白玉の中に、胡麻餡や肉などの餡を詰め、茹でて造られます。もっちりとした白玉からとろっとした餡があふれ出し、いくつでも食べたくなるおいしさです。
紅焼肉
豚肉を皮付きのまま、「老抽」と呼ばれる濃い口醤油と八角や紹興酒で煮込んだ上海の家庭料理。日本の角煮やラフテーによく似ています。やわらかくしっとりと甘みがありどこか懐かしい味がします。
葱油拌麺
街の食堂でもとりわけ安価で気軽に食べることができる麺料理。日本では直訳して「ねぎ油混ぜ麺」などと呼ばれることがあります。その名の通り汁なしの麺に葱油をかけたシンプルな料理。基本のトッピングは葱程度ですが、追加で肉などを乗せることもできます。
蟹粉豆腐
ほぐした蟹の身、蟹味噌、内子、鶏卵、豆腐を炒め煮てつくる人気上海料理。シーズンには上海ガニが使われる店もありますが、そのほかの時期は別のカニで調理されます。濃厚な味わいながらしつこくない絶品料理。
上海浦東の超高層ビル3兄弟
上海中心大厦(上海タワー)/632m
登り龍をモチーフにした超高層ビルで、2024年時点で世界第三位の高さを誇ります。竣工当時世界最速としてギネスにも認定された三菱製のエレベーターも有名です。125/126階の展望台は並んででも見る価値あり!夕暮れ時が特におすすめです。
上海環球金融中心(上海ヒルズ)/492m
栓抜きのような独特の見た目をした上海ヒルズ。上海タワーが完成するまでは上海一の超高層ビルでした。展望台付近のスーベニアショップでは、上海ヒルズの形をした栓抜きを買うことができます。
金茂タワー/420.5m
上海ヒルズと上海タワーができるまでは、上海一の高層ビルでした。ほかの2つのビルよりも高さは低いですが、何より展望台から2つの高層ビル&東方明珠電視塔がすべて見えるのはここだけです。穴場でもあるのでぜひ!
上海から1DAYトリップ
蘇州
上海のお隣、江蘇省東南部に位置する蘇州。高速鉄道を使い30分ほどでアクセスできます。街には運河が流れる水郷都市で、留園や拙政園などの有名な庭園もあります。昔なららの街並みも残っており、どこか懐かしさを感じるかもしれません。
杭州
G20の会場にも選ばれた浙江省杭州。上海から高速鉄道を使い約45分でアクセスできます。世界遺産にも選定されている「西湖」は外せない観光地。龍井茶の産地でもあるため、お土産にお茶を買うのもおすすめです。
西塘
浙江省にある観光地・西塘は上海から約80km離れていますが、直行バスが出ているため日帰り観光が可能です。石造りの家々が並ぶ素朴な運河が特徴的な水郷。「石皮弄」と呼ばれる入り組んだ路地も必見です。ハリウッド映画のロケ地になったことで知名度がぐんと上がりました。
おすすめホテル
おすすめオプショナルツアー
※掲載の料金・内容は、 為替レート等が変動する可能性がございます。
購入時の料金と異なる場合がございますので、正確な情報は各ツアー詳細ページにてご確認ください。
おすすめのお土産
お土産をもっと見る上海観光基本情報
概要
国・自治区(国旗) |
中華人民共和国 |
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言語 | 上海地方独特の方言もありますが、基本は一般的な中国語(普通語)が通じます。カフェやレストランでは比較的英語も通じます。 |
時差 | -1時間 日本が3日15時のとき、上海は3日14時 |
宗教 | 仏教(チベット仏教を含む)、道教、キリスト教、イスラム教など |
気候 | 上海は、日本の本州の気候に似ています。7月・8月は最高気温が30℃を越え、時には40℃に達する日も。冬も気温は日本の本州と変わらないものの、湿度が高いため体感温度が低いことが特徴です。 |
服装(あると便利な持ち物) | 服装は日本の本州と同様で大丈夫。夏の室内は冷房が効いていることもあるので羽織るものを。冬の寒さは厳しいのでオーバーコートか、ダウンジャケットが必須です。空気が悪い日もあるのでマスクがあると安心です。 |
通貨 | 人民元【RMB】 |
チップ | 中国にはチップの習慣はないので基本的には不要。よいサービスをしてもらった時には20~30元程度渡すとよいでしょう。 |
飲み水 | 水質的に合わないことが多いので、ミネラルウォーターを買って飲んだ方がいいでしょう。 |
マナー・習慣・文化 | 車優先の社会であるため、信号が青でも必ず左右の確認を。右側通行で車道側の信号が赤でも右折はOKであるため、歩行者がいてもどんどん右折してきます。また観光客の多い外灘周辺では信号無視の取り締まりも厳しいので、急いでいても信号は守りましょう。 |
トイレ | 市街のトイレはトイレットペーパーの備え付けがない場所が多いため、ポケットティッシュは必需品。また水量が少なく、トイレットベーパーを便器わきの容器に捨てるようになっているトイレもあります。 |
喫煙 | 飲酒、喫煙は18歳から可能。「上海市公共場所控制吸烟条例」通称 “控烟令”が施行され、飲食店・オフィスなど屋内では全面禁煙となっています。 |
公園・広場も必見
朝の公園で太極拳に興じる人々は有名ですが、最近ではダンスや剣舞などさまざまな健康法を実践する人たちがいます。中高年の女性が中心となって集まり、広場や公園でダンスをする「広場ダンス」は有名です。
上海の気温
年間を通して日本に近いものの、夏は猛暑日が10日以上に及ぶなど、暑さは上海の方がやや厳しいようです。また冬も体感温度が低いので防寒対策はしっかりと。
上海地下鉄
市内のかなり広い範囲を網羅している上海地下鉄。入場と出場の改札口がしっかりと分かれており、入場時には簡単な荷物検査があります。
上海の挨拶
こんにちは | 你好(ニーハオ) |
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さようなら | 再见(ザイジェン) |
ありがとう | 谢谢(シェシェ) |
いくらですか | 多少钱(ドゥオ シャオ チェン) |
これをください | (指をさして)我要这个(ウォ ヤオ チェガ) |
すみません | 不好意思(ブーハオイース) |
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かつては租界(外国人居留地)として和洋の文化が融合したエキゾチックな歴史を持ち、現代では近代的なビルが建ち並ぶ上海。中国随一のハイパーシティです。
中国で使えないSNSや検索に代わるアプリはこれ!スマホを駆使して快適な旅を!
中国本土では、皆さんが日本で親しんでいるAPP(アプリ)や検索エンジンも使えないので、何も準備せずに丸腰で中国を訪れると、結構困ることも。