Florence
フィレンツェ観光情報
街全体が「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産に登録されている美しい都市。トスカーナ州の州都でもあり、おいしい料理やワインが楽しめるのもうれしいポイントです。
街全体が「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産に登録されている美しい都市。トスカーナ州の州都でもあり、おいしい料理やワインが楽しめるのもうれしいポイントです。
目次
イタリア・フィレンツェでのおすすめ観光
スポットランキング
ウフィツィ美術館
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」は必見
歴史、文化が根付いているフィレンツェには素晴らしい美術館がたくさんありますが、中でも圧倒的人気を誇るのがこのウフィツィ美術館です。ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」やダ・ヴィンチの「受胎告知」など、ルネッサンス期を中心とした有名作品が多く所蔵されています。大変混雑するため、チケットは事前に予約することをおすすめします。
ドゥオーモ
街中が美術館のようなフィレンツェのシンボル
フィレンツェのドゥオーモといえば「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。140年以上の歳月をかけて建設された高さ107mもあるクーポラ(円屋根)は、現在でも世界最大。屋上からフィレンツェの街を見下ろす大パノラマは、忘れられない思い出になるはずです。「花の聖母大聖堂」という名にふさわしい華麗な装飾の数々にも目を奪われます。
ヴェッキオ橋
ヴァサーリが設計した石造りの3連のアーチ橋
イタリア語で「古い橋」の意味があるヴェッキオ橋は、アルノ川にかかるフレンツェ最古の橋。ヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで外に出ることなく歩くことができる、メディチ家の専用通路として造られたヴァザーリの回廊の一部です。二階建ての構造になっており、内部では伝統工芸品が販売されています。
フィレンツェ旅行の良いところ!
街全体がまるで美術館のように美しく「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。歩いているだけでも雰囲気がよく楽しめますが、至る所に宮殿やミュージアムがあり、芸術や文化を堪能できます。味わい深いトスカーナ料理が楽しめるのもフィレンツェの魅力の一つでしょう。
イタリア・フィレンツェでのおすすめ観光地情報
ヴェッキオ宮殿
シニョリーア広場に面したヴェッキオ宮殿は、現在市庁舎として利用されており、一部は公開されています。一番の見どころは2階の「五百人広間」。ヴァサーリが描いたフレスコ壁画と豪華な天井画は圧巻の迫力です。
シニョリーア広場周辺
シニョリーア広場
ヴェッキオ宮殿の正面、そしてウフィツィ美術館からもほど近いフィレンツェの中心にある広場。ダヴィデ像の複製やコジモ1世の乗馬像、獅子像などの彫像が並ぶフリースペースで市民の憩いの場にもなっています。
シニョリーア広場周辺
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」はフィレンツェのターミナル駅。その駅名の由来となったのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。ゴシック様式のファサードやいくつかの美術品も見ごたえがあります。
サンタ・マリア・ノヴェッラ
メディチ家礼拝堂
メディチ家礼拝堂は、サン・ロレンツォ聖堂付属の「新聖具室」と「君主の礼拝堂」の二つで構成されています。霊廟として、初代の「コジモ1世」から6代目までトスカーナ大公がまつられています。
サンタ・マリア・ノヴェッラ
ジョットの鐘楼
ドゥオーモの南に建つ塔で、美しいゴシック建築が特徴です。414段の階段を上って屋上に出れば、フィレンツェの街が一望のもとに。ドゥオーモの屋根(クーポラ)をきれいに写真に収めるにはここからの景色が一番です。
ドゥオーモ周辺
サンジョバンニ洗礼堂
ドゥオーモの正面に建つ礼拝堂。大理石を使った八角形の建築が特徴で、起源は4~5世紀とかなり古いロマネスク様式の建築物と言われています。天井に描かれているモザイク画は豪華で見応えがあります。
ドゥオーモ周辺
ミケランジェロ広場
アルノ川の対岸、中心部から少し離れた小高い丘の上にある広場。ミケランジェロが設計にかかわっているわけではないのですが、広場にはダヴィデ像のレプリカが立っています。フィレンツェの街並みを眺めながらのんびりとできる広場です。
ミケランジェロ広場
ピッティ宮殿
フィレンツェの中心部からヴェッキオ橋を渡った先にあるピッティ宮殿。メディチ家のライバルでもあったピッティ家が建てたもので、現在は4つの美術館と宮殿からなっています。中でもパラティーナ美術館ははコレクションが多く見どころがあります。
メトロポリタンシティ
ボーボリ庭園
アルノ川の南にあるメディチ家がつくった庭園。4万5000平米の広さをほこり、一度では回り切れないほどです。ルネッサンス時代の彫像が並び、ちょっとした屋外美術館さながら。世界遺産「フィレンツェ歴史地区」の構成遺産の一つにもなっています。
メトロポリタンシティ
イタリア・フィレンツェの
旅行選びのポイント
トスカーナ料理を楽しむ
トスカーナ料理の本場・フィレンツェ。トスカーナ料理は豪快かつシンプルな味付けが特徴で、牛肉はもちろんイノシシやシカ、ウサギの肉も使われます。高級な料理から庶民的な料理まで、フィレンツェの街中にはさまざまなレストランがありますので、ぜひご当地グルメを味わってみてください。
ワインを楽しむ
トスカーナ料理をいただくなら、トスカーナのワインは外せません。フィレンツェを州都とするトスカーナ州はイタリアでも有数のワインの産地。サンジョヴェーゼやトレッビアーノといったブドウを使ったワインは世界的に人気です。レストランで選んでもらってもいいですし、街のワインバーで気軽に楽しむこともできます。
素敵な宮殿を巡りたい
フィレンツェには歴史ある素敵な宮殿がたくさんあります。ヴェッキオ宮殿やサン ジョヴァンニ洗礼堂、ピッティ宮殿といった有名どころは特に見逃せません。美しい街を歩きながらいくつかの宮殿を巡ってみるのも旅の楽しみです。
博物館・美術館は必見
博物館や美術館が多いのもフィレンツェの特徴。ウフィツィ美術館やアカデミア美術館などの有名美術館はもちろん、フェラガモ博物館やグッチガーデンなどのブランド系博物館まで、数日では周りきれないほどの博物館や美術館があります。
ショッピングを楽しむ
ぜひショッピングを楽しみましょう。郊外にあるアウトレット「THE MALL」や、世界最古の薬局として知られる「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」の香水やポプリはお土産にぴったりです。また、上質な革製品もおすすめ。値は張りますが長く使える上思い出にもなるでしょう。
おすすめトスカーナ料理
トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ
「ハチノス」(牛の第2胃袋)の臭みを丁寧にとってから、セロリや香草を加えトマトソースで煮込んだフィレンツェではポピュラーな家庭料理。フィレンツェでは内臓料理専門店があるほど、内臓料理の人気があります。
リボッリータ
寒い冬によく食卓に上がるミネストローネのようなスープ。家庭によって具材はさまざまで、基本的には豆と野菜、硬くなったパンなどを入れて煮込みます。
クロスティーニ
こちらは前菜の定番。鶏レバーのパテを筆頭に、生ハム、羊のチーズ、サラミなどが盛り付けられており、パンに乗せていただきます。白ワインにぴったり。
ビステッカ・フィオレンティーナ
トスカーナを代表する料理で、フレンツェ風ステーキともいわれます。大型で白い牛「キアニーナ牛」を使ったボリュームのあるTボーンステーキです。
ピーチ
トスカーナを代表するパスタ・ピーチ。直径3mm以上と太く歯ごたえのある手打ち麺で、ボロネーゼやトマトソースがよく合います。
ペポーゾ
牛すね肉を赤ワインと黒コショウで煮込んだ家庭料理。ドゥオーモを建設した作業員たちが安いすね肉を使って作ったことが始まりといわれています。
PICK UPミュージアム3選
サン・マルコ美術館
フィレンツェのサン・マルコ広場にある国立の美術館。修道院の一部を美術館として公開しています。ネサンスの巨匠であるフラ・アンジェリコとその弟子たちのフレスコ画作品が多く展示されています。
アカデミア美術館
フィレンツェ美術学校の美術館でミケランジェロのダビデ像を所蔵していることで有名です。ほかに、ルネッサンス期の絵画をはじめ、この学校の学生だった画家による絵画も展示されています。
ドゥオーモ付属博物館
ドゥオーモの東側に建つ博物館で、過去に大聖堂を飾ってきたオリジナルの絵画や装飾、彫刻が展示されています。ドゥオーモのファサードの巨大模型や、ギベルティ作の「天国の門」も見どころの一つ。屋上からの眺めも良いのでお忘れなく。
おすすめホテル
おすすめオプショナルツアー
※掲載の料金・内容は、 為替レート等が変動する可能性がございます。
購入時の料金と異なる場合がございますので、正確な情報は各ツアー詳細ページにてご確認ください。
おすすめのお土産
お土産をもっと見るフィレンツェ観光基本情報
概要
国・自治区(国旗) |
イタリア共和国 |
---|---|
言語 | イタリア語 |
時差 | -8時間 日本が3日15時のとき、イタリアは3日7時 |
宗教 | キリスト教(大部分はカトリック) |
気候 | 四季があり東京と似た気候です。夏場は最高気温が30℃を超える日が続きますが、東京ほど蒸し暑くはなく、朝晩は気温が下がるので比較的快適に過ごせます。 |
服装(あると便利な持ち物) | 日本と同様の服装で問題ないでしょう。露出の多い服装だと宗教上の関係で立ち入りを禁じられる場所や、エアコンが効き過ぎの場所もあるため、夏でも羽織れるものが必要です。 |
通貨 | ユーロ【EUR】 |
チップ | 義務ではないが渡した方が印象がよいでしょう。【ホテル】ルームサービスやポーターに€1~2程度。【レストラン】食事代金に含んで請求されることがほとんどなので不要。【タクシー】料金の10%程度。 |
飲み水 | 水道水が飲めるが、硬水なので気になる方はミネラルウォーターの購入を。 |
マナー・習慣・文化 | 教会の参拝時には肌の露出を控えるように。食事の時には極力音をたてないようにしましょう。パスタなどの麺をすするのもNG。 |
トイレ | 公共のトイレは通常有料。便座がなかったり、ペーパーを流せないところもあります。レストランやカフェでこまめに済ませた方がよいでしょう。 |
喫煙 | 公共の場所の室内は全面禁煙。カフェのテラス席や美術館のバルコニーなど、外には比較的喫煙場所が多くあります。 |
エレベーターにあるはずのボタンがない
イタリアのエレベーターには「閉」ボタンがないことが多いです。日本だとつい「閉」を押してしまいたくなることもありますが、ここはじっと我慢。たかだか数秒。イタリアに限らずおおらかなお国柄の国はこのタイプのエレベーターが多いそうです。
革産業が盛んなフィレンツェ
フィレンツェは古くから革職人(タンナー)の街といわれ、皮産業が盛ん。イタリアンレザーは化学薬品を使わず、コストと時間をかけて丁寧になめしていきます。一生モノの一点を選んでみてはいかがでしょうか。
ミケランジェロの落書き?
ヴェッキオ宮殿の外壁はごつごつとした石を積み上げて造られています。そのなかの一つに何やら掘られた横顔の落書きが?誰が彫ったのかは不明ですが、ミケランジェロの作品ではないかとの都市伝説がささやかれています。
フィレンツェの挨拶
こんにちは/おはよう | Buongiorno(ボンジョルノ) |
---|---|
やぁ/じゃあね | Ciao(チャオ) |
ありがとう | Grazie(グラッツィエ) |
ごめんなさい | Mi scusi(ミ スクーズィ) |
~をください | Per Favore(ペルファヴォーレ) |
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