Portugal
ポルトガル観光情報
ユーラシア大陸最西端の国・ポルトガル。石畳が美しいリスボンやポルトの街に、ブドウ畑が広がるドウロ渓谷と、魅力ある観光スポットが満載です。海岸線が多い土地柄、ビーチや海鮮料理も楽しめます。
ユーラシア大陸最西端の国・ポルトガル。石畳が美しいリスボンやポルトの街に、ブドウ畑が広がるドウロ渓谷と、魅力ある観光スポットが満載です。海岸線が多い土地柄、ビーチや海鮮料理も楽しめます。
目次
ポルトガルでのおすすめ観光
スポットランキング
リスボン リスボン
ケーブルカーと坂道が印象的な7つの丘の街
縦横無尽に街中を走り抜けるトラム、坂道をゆっくりと上るケーブルカー。目抜き通りにはエッグタルトを頬張りながら散歩する人々。大都市でありながらのんびりとした雰囲気があり、どの風景を切り取ってもそのまま絵葉書になりそうな美しい街です。
ポルト歴史地区ポルト
歴史的建造物が建ち並ぶ世界遺産の街
ボルサ宮やクレリゴス教会など見どころが多く、歴史的建造物がとりわけ多いリベイラ地区がまるっと世界遺産に選定されています。ドウロ川のほとりに広がるリベイラ地区には石畳の道やカラフルな建物が並び、雰囲気抜群。観光はもちろん伝統的な居酒屋やバーがあるので、そちらもぜひどうぞ。
ロカ岬リスボン都市圏
最西端到達証明書もゲットできる
リスボンやシントラから行きやすいロカ岬はユーラシア大陸最西端の地。ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの詩集からの言葉「ここに地果て、海始まる」と書かれた石碑を背景に、雄大な風景を見ることができます。人の少ない朝一か夕日がきれいな夕方がおすすめ。シントラとセットでの観光もできます。
ポルトガル旅行の良いところ!
街のいたる所で歴史を感じられる美しい国。坂道をケーブルカーが走り中世の面影が残るリスボンや、宮殿が美しいシントラなどの旧市街をぶらぶらと歩いたり、ユーラシア大陸最西端のロカ岬で大西洋を望んだりと広く楽しむことができます。ポートワインやポルトガル料理もおいしく、こちらも旅の楽しみとなるでしょう。
ポルトガルでのおすすめ観光地情報
ジェロニモス修道院
ベレン地区にある世界遺産の修道院。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓と、エンリケ航海王子の偉業を称して14~15世紀に建てられました。アズレージョで飾られた絢爛豪華なゴシック建築は見ごたえあり。
リスボン
ベレンの塔
ジェロニモス修道院から1kmほど南下した場所にベレンの塔はあります。16世紀初めにリスボン港を守るための要塞として建てられたマヌエル様式の塔で、作家・司馬遼太郎をして「テージョ川の貴婦人」といわしめたほどの美しい佇まいです。
リスボン
ムーアの城跡
リスボンから近く、もともとが王族の避暑地として栄えたシントラ。旧市街も素敵ですが、山の頂にあるムーアの城跡は、街と大西洋が望める絶景で、こちらもおすすめ。万里の長城のように城壁が連なるさまは一見の価値ありです。
シントラ
クレリゴス教会
18世紀半ばに造られたグレリゴス教会は、76mの鐘塔は目を引くポルトのシンボルです。メインのファサードには、バロック様式ならではの花輪の模様や貝のモチーフが施され非常に華やか。225段の階段を上れば塔の頂上に行くことができます。
ポルト
コインブラ
中部の都市コインブラは、リスボンに遷都されるまで首都がおかれていました。ヨーロッパ屈指の歴史を誇る大学コインブラ大学は世界遺産にも選定されており、中でもジョアン5世図書館は美しいと人気です。
コインブラ
アルト・ドウロ
「魅惑の渓谷」とも称されるドウロ渓谷やその周辺のワイン生産地域。段々畑が美しく世界遺産にも選定されています。畑周辺にはいくつものワイン製造施設や、集落、道路が一体となり独特の景観を作り出しています。
ピニャン
アヴェイロ
「ポルトガルのヴェニス」とも呼ばれる、運河に囲まれた水の都アヴェイロは、塩の産地として有名です。かつては海藻を運ぶために使われた小舟「モリセイロ」に乗って運河をクルーズする観光が人気。塩田地帯や塩を貯蔵する倉庫を眺めながらクルーズできます。
北ポルトガル
アルコバサ
アルコ川とバサ川沿いに街が成長したためその名前となったアルコバサ。とりわけ有名な建築は、ポルトガルで最も荘厳と言われ世界遺産にも選定されているアルコバサ修道院。900年近くの歴史があるにもかかわらず損傷が少なく、その価値が認められています。
セントロ地方
エヴォラ歴史地区
スペインとの国境付近に位置する城壁に囲まれた町・エヴォラ歴史地区。街には古代から中世までの時代を超えた遺跡が点在し、屋根のない博物館さながら。小さな町なのでのんびりと城壁内を散歩してもリスボンから日帰りで観光できます。
アレンテージョ地方
ポルトガルの
旅行選びのポイント
アズレージョに注目!
ポルトガル建築で使用される「アズレージョ」と呼ばれるブルー系の装飾タイル。そのアズレージョをふんだんに取り入れた「サンベント駅」は世界で最も美しい駅の一つに選ばれたこともあります。
ポートワインを味わおう
ポルトガル北部のアルト・ドウロ地区で栽培した、黒ブドウと白ブドウを使って造られるポートワイン。基本は赤の甘口タイプ。19~22度とアルコール度数が高い酒精強化ワインであることが特徴。甘口なのでデザートワインとして、また癖の強いチーズと一緒に楽しめます。ポルトの中心部にはいくつものワイナリーがあるので試飲してみましょう。
民族音楽のファドの音色に酔いしれて
19世紀半ばに生まれたポルトガルの民族音楽ファド。ポルトガルギターやクラシックギター(ヴィオラ)で演奏される伴奏に乗って、民族歌謡が歌われます。食事をしながら楽しめるファドのライブハウスはリスボンの街中にあるので、地元の人と一緒に楽しんでみてください。
見応え抜群!天空の宮殿・城3選
レガレイラ宮殿
シントラの迷宮ともいわれるレガイラ宮殿。敷地内には時代を超えたさまざまな様式の建築が多く見どころになっていますが、宇宙をイメージして造られたという庭園も見逃せません。うっそうとした森に滝や池、緯度が配置されているさまはゲームやアニメの迷宮のようで不思議な感覚に陥ります。
ペーナ宮殿
シントラの街を一望する528mのモンテ・ダ・ペナ頂上に、ペーナ宮殿はあります。黄色を基調としたカラフルで華やかな建物は遠目でも目立ちます。ムデハル様式の塔にゴシック様式のアーチ、ルネッサンス様式のアーケードとさまざまな建築様式が一同に会した珍しい造りになっています。
サン・ジョルジェ城
リスボン中心の小高い丘にあるサンジョルジェ城。紀元前2世紀頃には要塞として使われていたという古い城壁が広がります。高台が多いリスボンの中でも、とりわけ美しい景色が望めるとあって観光客に人気。付近のお店を冷やかしながら坂を上ってもいいですが、近道になるエレベーターを使うのもいいでしょう。
ポルトガルのおすすめグルメ
バカリャウアサード
ポルトガル料理に欠かせない"バカリャウ(干しダラ)"を使った料理はたくさんありますが、塩とニンニクで炒めたものがバカリャウアサードです。ニンニクの香りが食欲をそそります。
ソーパ・デ・レグーメス
ポルトガルの野菜スープ。ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、レタスなどをどっさり入れて柔らかく煮込みます。最後にブレンダーで細かく粉砕し、ポタージュのように滑らかになったところでいただきます。
フランゴアサード
週末などに家庭で食べることが多いチキンを丸ごとローストしたシンプルな料理。一部を切って出してくれるお店もあります。パリパリの皮とジューシーなお肉がたまりません。
アローシュ・デ・パト
アローシュは米でパトはアヒルの意味。要するにアヒルご飯のことですが、アヒルの肉だけでなく、軟骨やにんじん、ベーコンなど具沢山。数人で分けるとちょうどいいくらいです。
フランセジーニャ
ポルトガルのB級グルメともいえるフランセジーニャ。パンにチーズやハム、ソーセージなどの具材をはさみ、上からさらにたっぷりとチーズをかけます。オーブンで温めてチーズが溶けたら食べ頃です。
パステル・デ・ナタ
日本でも有名なエッグタルトのこと。パイ生地にカスタードクリームを乗せた甘いお菓子です。サクサクタイプとしっとりタイプ、プルプルしたカスタードになめらかなカスタードとお店によって見た目も味も違います。
フォトジェニックな街3選
アゲダ
地方都市アゲダでは毎年7月~9月に「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」と呼ばれる傘のお祭りが開催されます。上空5mほどの高さに、色とりどりの傘が無数に浮かぶ様子はまさにフォトジェニック。
オビドス
SNS映えする城壁の街として有名なオビドス。ポルトガルでもっとも美しい街の一つともいわれ、白い壁と窓を飾る花たちの景色は絵本の世界のようです。
レロ書店
ハリーポッターの舞台のようだとファンの間で話題になり、その美しさから行列が絶えないという本屋「レロ書店」。重厚感漂う魔法の世界そのままの雰囲気は行く価値ありです。
おすすめホテル
おすすめオプショナルツアー
※掲載の料金・内容は、 為替レート等が変動する可能性がございます。
購入時の料金と異なる場合がございますので、正確な情報は各ツアー詳細ページにてご確認ください。
おすすめのお土産
お土産をもっと見るポルトガル観光基本情報
概要
国・自治区(国旗) |
ポルトガル共和国 |
---|---|
言語 | ポルトガル語 |
時差 | -9時間(サマータイム中は-8時間)日本が3日15時のとき、ポルトガルは3日7時 |
宗教 | カトリック教徒が圧倒的多数 |
気候 | 北部海岸地方、内陸地方、南部地方では少し気候が異なるもののおおむね年間を通して温暖です。 夏は40℃近くまで気温が上がる日がありますが、乾燥した気候のため日陰に入ると意外と涼しく感じます。観光時には飲料水をお忘れなく。 冬は雨が多くなり、雨が降ったり止んだりの不安定な天気が続きます。 |
服装(あると便利な持ち物) | 夏は日差しが強いので、サングラスや日焼け止め、帽子は必須。日中は気温がかなり上がるものの、朝晩は急に冷えることもあるので長袖の上着があると安心です。 冬は日本の同時期と同じ格好で問題ないですが、雨が多いので撥水効果のあるジャケットなどがあると便利です。 |
通貨 | ユーロ【EUR】 |
チップ | 義務ではないものの、チップの習慣があります。 【ホテル】ベルボーイやルームサービス時に1€程度。 【レストラン】一般的には料金の5~10%くらいを、テーブルでの支払い時にきりのいい額に切り上げて渡すか、おつりの小銭をテーブルに残す。 |
飲み水 | 水道水も飲めますが、カルシウム分が多いのでミネラルウォーターを購入した方が安心です。 |
マナー・習慣・文化 | 寺院や教会等へ出入りする際は、私語や写真撮影、大声を出すなど信者の祈りを妨げるような行為は禁止。男性は帽子をとる。 |
トイレ | 公衆トイレや駅のトイレは基本的に有料(0.5ユーロ程度)。地下鉄の駅にはトイレはないので注意。カフェやレストランに入った際に済ませておくと安心。ペーパーが無いこともあるので常にティッシュを携帯した方がよい。 |
喫煙 | 屋内は全面的に禁煙。全室禁煙のホテルも増えており、窓やベランダでの喫煙も禁止されている場合もあります。 レストランでのテラス席は喫煙可能な場合もあります。 |
世界一古い書店
リスボンのカモンエス広場付近にある書店「Bertrand(ベルトラン)」。創業は1732年と世界一古い書店といわれています。特別豪華なわけでもない、たくさんの本だけが売っている質実剛健な書店。覗いてみてください。
最も早く日本に来たヨーロッパ人
16世紀、種子島にポルトガル人が渡ってきたことは多くの人が知るところだと思いますが、記録としてはこの到来が日本人と接触した初めてのヨーロッパ人とされています。これを機に日本で生まれたものが「天ぷら」「カステラ」といわれています。
夜遅くまで賑やかな週末
みんなでワイワイするのが大好きなポルトガルの人たち。週末は家で夕飯を食べてから出かけて、バーで飲んだり、カフェでおしゃべりしたり、クラブで踊ったりと遅くまで気ままに過ごします。現地の人の楽しい週末をちょっと覗いてみるのもいいですね。
ポルトガルの挨拶
こんにちは | Olá(オラ) |
---|---|
おはよう | Bom dia(ボンジーア) |
さようなら | Adeus(アデウス) |
ありがとう | 男性:Obrigado /女性: Obrigada(オブリガード/オブリガーダ) |
ごめんなさい | Descupa(ジスクゥパ) |
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