シルクロード:長安-天山回廊の交易路網 - 中華人民共和国、キルギス、カザフスタン世界遺産の旅【HIS】

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網 - 中華人民共和国、キルギス、カザフスタン世界遺産の旅

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シルクロード:長安-天山回廊の交易路網

Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor

アジアの繁栄に思いをはせる絹の道

紀元前2世紀から15世紀ほどまで使われていた交易路で、東アジアからヨーロッパまで結ばれていた。「シルクロード（絹の道）」の名前の由来は中国で行われていた絹産業の貿易から。その後絹以外にも、染料や金、ワイン、紙、馬やラクダなどが輸出され、東洋に大きな利益をもたらした。
そんなシルクロードの多数の拠点の中で、中国、キルギス、カザフスタンの33件が「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として、2014年に世界遺産に登録された。
構成遺産は、西安の「唐長安城大明宮」「大雁塔」、ウイグルの「高昌故城」「キジルガハ烽火台」、キルギスの「碎葉城（アクベシム）」など、多岐にわたる。

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おすすめトピックス

世界遺産に登録されたシルクロードには魅力的な観光地がたくさんあります。まずは日本から最も行きやすい西安がおすすめです。西安ではまた別の世界遺産である「兵馬俑」も見ることができます。そして、甘粛省敦煌の河西回廊地区にある「玉門関」や、新彊ウイグル自治区のトルファン市も遺跡が多く、「交河故城」の北部にある101の仏塔は圧巻です。
羊料理が多い新彊料理もおすすめ。クミンなど独特のスパイスが癖になります。

世界遺産情報

登録名

シルクロード：長安−天山回廊の交易路網
Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor
ベストシーズン

春・秋

日本との時差

-1時間
国名

中華人民共和国
飛行時間

４時間～（西安まで）
登録年

2014
世界遺産分類

文化遺産
旅行日数（目安）

7日間～

日本からの行き方（一例）

Google MAPを見る

日本

飛行機：4時間～
西安

バス・地下鉄・タクシー：約50分～1時間半
西安市内

地下鉄
大雁塔駅

徒歩
大雁塔（大慈恩寺）

日本から乗り換えまたは直行で西安へ。西安の空港は実は西安市のお隣。咸陽市にあるため、空港から市内へは行き方により50分から1時間半ほどかかります。タクシーが簡単で早くおすすめです。
直接大雁塔へ行かない場合は、市内中心から地下鉄で「大雁塔駅」へ向かいます。駅を出るとすぐに塔を見えるので迷うことはないでしょう。
また新彊にあるシルクロード世界遺産エリアへは、現地ツアーもしくは日本発着シルクロードツアーへの参加がおすすめです。