挨拶
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、国が定める「健康・医療戦略」の下、我が国における医療分野の研究開発とその環境整備の中核的な役割を担う資金配分機関(ファンディングエージェンシー)として、2015年に設立されました。これまで、AMEDの取組を最大化させるべく、研究開発マネジメント機能の構築とさらなる高度化に取り組んでまいりました。
この度、設立10年をむかえたことを記念して、基調講演や有識者等によるディスカッションを通じて振り返るとともに、今後の研究開発の方向性やあり方を国民や関係者に広くお伝えすべく、以下のシンポジウムを開催いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
開催概要
■日時
令和7年3月10日 9:30~18:00(受付開始:8:45)
■会場
一橋講堂
〒101-8439
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内
■参加形式
会場参加またはオンライン参加
会場参加の方は当日「AMED10周年史」をお配りさせていただきます。
■参加費
無料
■昼食のお持ち込み、
周辺レストランご利用のお願い
昼食のご用意はございません。昼食をお持ち込みされる場合、昼食会場をご利用いただけますが、利用可能人数に限りがございますので、周辺レストランのご利用を推奨しております。詳細については以下をご参照ください。
プログラム(順次更新予定)
プログラムは変更になる可能性がございます。
参加登録
登壇者略歴(順次更新予定)
■理事長講演
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 理事長
三島 良直(みしま よしなお) |
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―略歴― |
1973年 |
東京工業大学 工学部金属工学科卒業 |
1975年 |
東京工業大学 大学院理工学研究科金属工学専攻 修士課程修了 |
1979年 |
カリフォルニア大学バークレー校 大学院 材料科学専攻
博士課程修了 |
1981年 |
東京工業大学 精密工学研究所 助手 |
1989年 |
東京工業大学 助教授 |
1997年 |
東京工業大学 大学院総合理工学研究科材料物理科学専攻 教授 |
2011年 |
東京工業大学 理事・副学長 (教育・国際担当) |
2012年 |
東京工業大学 学長(~2018年3月) |
2019年 |
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
技術戦略研究センター長 (2019年4月~2020年3月) |
2019年 |
戦略的イノベーション創造プログラム (SIP)第2期
「統合型材料開発によるマテリアル 革命」 PD(2019年5月~2023年3月) |
2020年 |
国立研究開発法人 日本医療研究 開発機構 理事長 (2020年4月~現在に至る) |
■基調講演
東京大学 医学系研究科 応用病理学 卓越教授
宮園 浩平(みやぞの こうへい) |
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―略歴― |
1981年 |
東京大学医学部医学科卒業、医師 |
1986年 |
スウェーデンウプサラ大学研究員・ 主任研究員(通算8年間) |
1988年 |
東京大学助手 (医学部附属病院第3内科) |
1995年 |
財)癌研究会癌研究所部長 (生化学部) |
2000年 |
東京大学教授 (医学系研究科分子病理学) |
2011年 |
東京大学医学系研究科長・医学部長 (2019年まで) |
2017年 |
日本学士院会員、現在に至る |
2019年 |
東京大学理事・副学長(2022年まで) |
2020年 |
AMED疾患基礎研究プロジェクト プログラムディレクター(PD)、 現在に至る |
2021年 |
東京大学卓越教授 (医学系研究科応用病理学)、 現在に至る |
2022年 |
理化学研究所理事、現在に至る |
2022年 |
理化学研究所チームリーダー (IMS がん浸潤・転移研究チーム)、 現在に至る |
米国国立衛生研究所
Dr.Tara A. Schwetz(タラ・シュウェッツ) |
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―略歴― |
近日更新予定 |
英国保健社会福祉省 副主席医務官
Professor. Thomas Waite (トーマス・ウエイト) |
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―略歴― |
2006年 |
カーディフ大学医学部卒業(MB BCh)
その後、公衆衛生、医療毒物学、医療教育の修士号を取得 |
2015年 |
欧州介入疫学研修プログラム(EPIET)卒業 |
2016年 |
英国公衆衛生庁におけるUK Public Health Rapid Support Teamの設立に協力 |
2017年 ~2020年 |
英国公衆衛生庁で、異常気象健康保護チーム、NISグローバル公衆衛生チーム、 フィールド疫学研修プログラムのディレクターなど、さまざまな指導的役割を担う |
2020年 ~2021年 |
COVID-19パンデミックの際には、合同バイオセキュリティセンター(JBC)の設立に 貢献し、後に同センターの健康分析ディレクターに就任 |
2021年 |
イングランド副主任医務官、現在に至る |
欧州委員会 研究イノベーション総局A局長代理
Ms. Signe Ratso(シグネ・ラッツォ) |
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―略歴― |
1983年 |
エストニアのタルトゥ大学で英語学を学ぶ |
1993年 |
エストニアのタルトゥ大学で国際貿易と経済学を学ぶ |
1994年 ~2005年 |
エストニア共和国経済通信省の副事務総長 |
2006年 |
貿易総局の上級管理職 |
2018年 |
研究・イノベーション総局でヒューマンフロンティアサイエンスプログラムなど、 委員会の優先分野の一部を監督 |
2024年 |
欧州委員会の研究・イノベーション総局A局長代理、副局長、理事会メンバー、 現在に至る |
世界保健機関(WHO) 主席科学者
Sir. Jeremy Farrar(ジェレミー・ファーラー) |
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―略歴― |
1996年 ~2013年 |
ロンドン、エディンバラ、オックスフォード、メルボルンで神経学と感染症学を学ぶ。
カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校と提携するオックスフォード大学で 免疫学博士号を取得。
現:英国医学員、米国国立アカデミー、欧州分子生物学機構、王立協会 フェロー |
1996年 |
ベトナム オックスフォード大学 臨床研究ユニット ディレクター |
2013年 |
医療研究財団ウェルカム・トラスト 所長 |
2023年 |
WHO世界保健機関 主席科学者、 現在に至る |
■パネルディスカッション①
COVID-19:我々は何を経験したか、何を考えるべきか
〈モデレーター〉
AMED SCARDA (先進的研究開発戦略センター) センター長
濵口 道成(はまぐち みちなり) |
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―略歴― |
1980年 |
名古屋大学大学院医学研究科 博士課程修了 |
1985年 |
米国ロックフェラー大学研究員 |
1993年 |
名古屋大学医学部教授 |
2005年 |
名古屋大学医学系研究科長・ 医学部長 |
2009年 |
名古屋大学 総長 |
2015年 |
科学技術振興機構 理事長 |
2022年 |
AMED先進的研究開発戦略センター(SCARDA)センター長、 現在に至る |
〈パネリスト〉
米国国立アレルギー感染症研究所 所長
Dr. Jeanne Marrazzo(ジーニ・マラッツォ) |
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―略歴― |
1988年 |
ジェファーソンメディカルカレッジで医学博士号(MD)を取得 |
1988年 |
イェール・ニューヘーブン病院 内科研修医およびチーフ研修医 |
1994年 |
ワシントン大学公衆衛生学修士号(MPH)を取得 |
1998年 |
ワシントン大学医学部感染症科教授(助手、准教授、教授) |
2002年 |
米国内科医会フェロー(現職) |
2007年 |
米国感染症学会フェロー(現職) |
2016年 |
アラバマ大学バーミンガム校(UAB) エイズ研究センター共同ディレクター、
アラバマ大学バーミンガム校医学部(SOM)感染症部門教授及びディレクター |
2017年 |
アラバマ大学バーミンガム校(UAB)医学部 医師 |
2021年 |
アラバマ大学バーミンガム校医学部 副学部長 |
2023年 |
米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)・ 国立衛生研究所(メリーランド州ベセスダ) 所長、現在に至る |
ボストン大学国立新興感染症研究所 所長
Dr. Nancy J. Sullivan (ナンシー・サリバン) |
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―略歴― |
近日更新予定 |
感染症流行対策 イノベーション連合 CEO
Dr. Richard J. Hatchett (リチャード・ハチェット) |
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―略歴― |
1989年 |
ヴァンダービルト大学、文学部、 文学士(BA)最優秀学位 |
1995年 |
ヴァンダービルト大学、医学部、 医学博士(MD) |
1995年 |
ニューヨーク病院 – コーネルメディカルセンターおよび
メモリアルスローンケタリングがんセンターの医療インターンシップおよび研修 |
2003年 |
デューク大学メディカルセンターの医療腫瘍学フェローシップ |
2005年 |
米国国立衛生研究所、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所、アソシエイト ディレクター(放射線対策研究および防災) |
2005年 |
合衆国国土安全保障会議 防衛ディレクター |
2009年 |
ホワイトハウス国家安全保障事務局員、医療防災政策ディレクター |
2011年 |
アメリカ生物医学先端研究開発局 代理最高医療責任者兼副所長 |
2017年 |
感染症流行対策イノベーション連合(CEPI) 最高経営責任者、現在に至る |
■パネルディスカッション②
我が国の第一線人材が語る創薬エコシステム
〈モデレーター〉
シミックホールディングス株式会社 代表取締役 社長 COO
大石 圭子(おおいし けいこ) |
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―略歴― |
1982年 |
東京大学理学系大学院植物学教室修士課程修了 |
1982年 |
日経マグロウヒル社(現日経BP社) 入社 |
1989年 |
ジェネンテック株式会社 入社 |
1996年 |
シミック株式会社(現シミックホールディングス株式会社) 入社 |
2000年 |
シミック株式会社(現シミックホールディングス株式会社)取締役 就任 |
2013年 |
シミックホールディングス株式会社 代表取締役副社長執行役員 国際事業開発本部長 就任 |
2018年 |
シミックホールディングス株式会社 代表取締役社長執行役員COO 就任、 現在に至る |
〈パネリスト〉
ARC Therapies株式会社 代表取締役社長 CEO
鈴木 蘭美(すずき らみ) |
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―略歴― |
1999年 |
University College London大学 博士課程修了
インペリアルカレッジ ポストドクター 研究員 |
2001年 |
ITX コーポレーションコーポレート ベンチャーキャピタル 欧州ライフサイエンス担当 |
2004年 |
エーザイ株式会社 事業開発がん領域 担当課長からコーポレート事業開発担当執行役まで |
2017年 |
ヤンセンファーマ株式会社 事業開発 本部長 メディカル事業部門本部長 |
2020年 |
フェリングファーマ株式会社 最高経営責任者兼代表取締役 |
2021年 |
モデルナ・ジャパン株式会社 代表取締役 社長 |
2024年 |
ARC Therapies株式会社 代表取締役社長 CEO、現在に至る |
株式会社サイフューズ 代表取締役
秋枝 静香(あきえだ しずか) |
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―略歴― |
2004年 |
九州大学病院において遺伝子及び 再生医療分野の研究に従事 |
2010年 |
九州大学発ベンチャーとして、株式会社サイフューズを創業
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、国立研究開発法人新エネルギー・ 産業技術総合開発機構(NEDO)等公的機関の複数プロジェクトに参画 |
2017年 |
大学発ベンチャー表彰にて科学技術振興機構理事長賞を受賞
産学官連携功労者表彰にて日本学術会議会長賞を受賞 |
2019年 |
JAPAN VENTURE AWARDSにて中小機構理事長賞を受賞 |
2022年 |
東京証券取引所グロース市場に上場
産官学パートナーシップ戦略による日本発・世界初の製品開発を通じ、 ライフサイエンスならびに先端医療分野の市場・産業の創出に取り組み、 グローバルでの社会貢献を目指す。
現在、日本バイオテク協議会理事、 日本再生医療学会国際委員 |
ARCH Venture Partners シニアアドバイザー
吉川 真由(よしかわ まゆ) |
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―略歴― |
2014年 |
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、生命科学博士
マッキンゼー・アンド・カンパニー 入社 |
2016年 |
国内VCに参画、バイオ投資や アクセラレーションプログラムを統括
科学技術振興機構「大学発新産業創出プログラム」の事業プロモーター等を兼任 |
2023年 |
ARCH Venture Partnersシニアアドバイザーとして、主に日本のアカデミア技術を用いた カンパニークリエーションや事業開発に携わる。
並行して、自らも日米複数のバイオテックスタートアップの経営に携わる。 |
株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ プリンシパル
塩原 梓(しおはら あずさ) |
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―略歴― |
2013年 |
東京大学薬学部卒 |
2015年 |
同大学院薬学系研究科修了 |
2015年 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン 入社 |
2019年 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージャー |
2021年 |
ロンドン・ビジネス・スクール経営学修了(MBA) |
2021年 |
株式会社東京大学エッジキャピタル パートナーズ 入社 |
2023年 |
株式会社東京大学エッジキャピタル パートナーズ プリンシパル、 現在に至る |
アクセス
問い合わせ先
AMED10周年シンポジウム 運営事務局
〒163-1312
東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー 9階
営業時間: 10:00~17:00 / 土・日・祝日休み
電話番号:050-1748-7112
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