シドニーに次ぐオーストラリア第2の都市メルボルンは、イギリスの政治経済誌「エコノミスト」の調査機関による「世界で最も住みやすい都市ランキング」に2011年から7年連続で1位に選ばれていることでも知られています。
ビクトリア様式の歴史的建造物や緑豊かな公園が広がり、少し路地裏に入れば、可愛いカフェやブティックが建ち並びます。
また、郊外に出るとオーストラリア有数のワインの産地ヤラバレーや世界最小のペンギン、リトルペンギンが見られるフィリップ島など、みどころがたくさんあります!
-
メルボルン市内にはヨーロッパを思わせる街並みが美しく、その中をコトコトとトラムが走り抜けます。オーストラリアカフェ発祥の地のメルボルンには、小さなカフェがあちこちにあり、疲れたらホッとひといき入れましょう。
メルボルン観光名所
-
フリンダース・ストリート駅
1854年にオーストラリア最初の駅として建てられたフリンダース・ストリート駅は、フリンダース・ストリートとスワンストン・ストリートの交差点に位置する1日約11万人が利用するターミナル駅で、ここからメルボルン郊外への電車が出ています。エドワード王朝風のこの建物は、メルボルンのシンボルとして広く愛されています。夜間にはライトアップされ、駅舎が一段と美しく浮かび上がります。
-
フェデレーションスクエア
オーストラリア連邦独立100周年を記念して建てられた、ガラスとスチールの近未来的な外観が大変印象的なメルボルンの文化発信基地。美術館やコンサートホール、レストランなどの施設がそろっており、広場ではパブリックビューイングを始め数々のイベントが開催されます。
-
ロイヤルアーケード
1870年にオープンしたメルボルン最古のクラシックアーケード。 ジュエリーや高級ブティックなどのお店はもちろん、メルボルン発祥のチョコレート専門店「Koko Black」、ゲームを集めたお店「The Game Shop」、魔法や魔術専門店「Spellbox」など個性的なショップが揃っています。また、アーケードのシンボルとして神話に登場する「ゴグとマゴグ」像が飾られた仕掛け時計があるので是非お見逃しなく!
-
クイーンビクトリアマーケット
1878年オープンという長い歴史をもつマーケット。 メルボルンの台所といわれ、野菜やお肉などの生鮮食品を中心に600軒以上のお店が並びます。また、食品だけではなく、ハンドメイドの可愛い雑貨やアクセサリー、お土産品など様々な雑貨を販売しているエリアもあり、メルボルンのお土産をここで購入するのもオススメです
-
ビクトリア州立図書館
オーストラリアで最も古い歴史を持つ図書館で、1856年に開館しました。 外観は荘厳な雰囲気、内装は吹き抜けとなっており、ずらりと並べられた蔵書に圧倒されます。特に大きなドーム屋根が特徴の「La Trobe Reading room」はメルボルンで最も写真映えする場所として人気です。また、美術館のようにオーストラリアの絵画や図書館の歴史に触れられるスペースや、外にはチェスを楽しむスペースもあり、地元の人々の憩いの場にもなっています。
-
【世界文化遺産】
ロイヤル・エキシビション・ビル&カールトン庭園1880年に開催されたメルボルン国際博覧会会場として建築され、2004年、オーストラリアで初めて世界文化遺産に登録されました。現在も各種イベントや展覧会、文化行事等に利用されています。ロイヤル・エキシビション・ビルが建つカールトン庭園も世界文化遺産に登録されており、メルボルン市民からピクニックやバーベキュースポットとして愛されています。
また、この庭園はブラッシュテール・ポッサム(フクロギツネ)をはじめとする野生動物の生息場所でもあります。 -
フリンダース・レーン
おしゃれなアートギャラリーや地元デザイナーのお店が数多くあり、オシャレにこだわる人々が集まる通りです。また、カフェがひしめく人気スポットにもなっており、ウィンドウショッピングを楽しんだ後は、気に入ったカフェでまったりしてみるのもお薦めです。
-
メルボルン・スカイデッキ
高さ300mの「ユーレカ・タワー」の88階に位置する展望台。ここからメルボルンの美しい景色が一望できます。ガラス張りのキューブがビルからせり出す「The Edge」では上下左右360°の景色が楽しめ、スリリングで人気のアトラクションとなっています。また最近ではメルボルンの見どころをダイジェストで体験できるVRマシンが設置され、幅広く楽しむことが出来ます。
-
ホージア・レーン
石畳の通りの壁全体がストリートアートで埋め尽くされ、ゴミ箱までもカラフルに落書きされている通りは、メルボルンを代表する観光ポイントとして人気です。メルボルン市内にはストリートアート通りが多くあるので、自分のお気に入りのアートを探しにいってみよう!
-
セントパトリック大聖堂
高さ105.8mの荘厳なゴシック様式で建造されたブルーストーンの外観となっています。内部のモザイクやステンドグラスなどもとても魅力的です。教会内には書籍やオリジナルグッズ、かわいいカードが売られているショップがあります。
-
デグレーブスストリート
「カフェの街」メルボルンを象徴するカフェ通り。地元の人たちはもちろん、観光客にも人気があります。 コーヒーやフードのレベルも高いので、観光での休憩場所にピッタリ。「センター・プレイス」小路地へも繋がっているのでそちらもお忘れなく!
-
フィッツロイ
メルボルンで一番古い町のひとつフィッツロイ。カフェやバー、ギャラリー、アートスタジオ、専門書店など、様々なカルチャーが混ざり合い、楽しさいっぱい!どのお店も独創的な店ばかりで、アートや流行に敏感な人々でいつも賑わっています。
-
ローズストリート・マーケット
毎週土曜・日曜日に開催されるフィッツロイの週末マーケット。 マーケットには、芸術的なアート作品はもちろん、日用雑貨やオリジナルの写真作品、 衣類、アクセサリーなど、あらゆるものが揃い、お土産探しもできます。
-
ブライトンビーチ
メルボルン中心部から車で約20分、フィリップ湾に面した80以上ものカラフルなビーチハウスが並ぶビーチ。文化財としても指定されているハウスもとてもユニークなので、お好みのデザインの前で記念写真がお薦めです。
主要スポットへはトラムでお出かけ!
市内中心部や郊外エリアを網羅するトラムは、メルボルンの観光スポットに行くには必ずといっていいほど利用されています。また、市内中心部とドックランド地区内を走るシティ・サークル・トラムの乗車はなんと無料!(地図枠内)チケットが不要な上、乗車も簡単なので、初めてメルボルンを訪れた人でも気軽に利用できます!
おすすめホテル
-
インターコンチネンタル メルボルン ザ リアルト
メルボルンの重要文化財に指定された建物を利用したこのホテルは、1800年代に立てられたもので、ベネチアのゴシック様式のファサードが特徴。館内は両側に部屋を挟んでB1から9Fまで吹き抜けになっており、優雅な雰囲気が漂っています。館内のバーではビクトリアワインなどいろいろな種類のアルコールをお楽しみいただけます。メルボルン空港からは車で30分のロケーション。ターミナル駅の鉄道サザン・クロス駅までは徒歩5分と、メルボルンの街歩きに便利です。
-
vocoメルボルン・セントラル
メルボルン中心部、ロンズデール通り沿いに位置する大変お洒落なホテル。全252部屋のこのホテルは落ち着いた紺色を基調としたクラッシックなインテリアに、高速Wi-Fi、コーヒーマシン、テラスプール、モダンオーストラリア料理のレストランなどが完備され、都会にいながらリゾートのようなゆったりとした滞在ができます。ショッピングエリアやクイーンビクトリアマーケットに近く、メルボルン観光に適した最新ホテルでおくつろぎください。
-
-
メルボルンは郊外にも魅力あるスポットが数多くあります。全長243kmの壮大な景色が続くグレート・オーシャン・ロード、世界最小のペンギン「フェアリー・ペンギン」をはじめとした野生動物が多く生息するフィリップ島、世界有数のワインの名産地ヤラバレー、オーストラリア最古の蒸気機関車「パッフィンビリー」など、メルボルン市内とは違ったオーストラリアの自然を体感してみてください。
メルボルン郊外のみどころ
-
グレート・オーシャン・ロード
「世界で最も美しい海岸道路」とよばれるグレート・オーシャン・ロード。ここの最大の見どころは、ポートキャンベルの近くで見られる「12人の使徒」や「ギブソンズステップス」「ロックアードゴージ」などの海中からそびえ立つ奇岩群です。波と風雨が長い歳月をかけて創り上げた壮大な景色を観ることができます。そして、美しいのは海の眺めだけではありません。オトウエイ国立公園では野生のコアラが多く生息しており、そして途中の川や沼地ではカモノハシに出会うことも。また、移動途中には野生のカンガルーやワラビーに出会えるなど、動物ウォッチングにも最適です!
-
フィリップ島
ペンギンたちの行進「ペンギンパレード」で有名なフィリップ島。体長わずか30cmほどの野生のフェアリー・ペンギンが、日没とともに海から自分たちの巣へ戻っていく姿を間近で観察することができます。島内には、ペンギンだけでなく、コアラやワラビーも生息する自然保護区となっています。また、コアラ保護センターやオットセイが生息するノビーズへのクルーズ、アトランティックジャーニー(南極への旅)、チャーチル島での農場体験があり、素晴らしい自然環境の中で野生動物と触れ合うことができます。
-
パッフィン・ビリー鉄道
パッフィン・ビリー鉄道は、20世紀初頭に建設されたオーストラリア最古の蒸気機関車で、多雨林が生い茂るダンデノン丘陵の森林地帯を約1時間半で走り抜けます。現地では約600名のボランティアが1920年代に着用されていた制服でみなさんを出迎えてくれます。客車は、窓のないオープンタイプになっており、走行中に素晴らしい景色を堪能できます。
ヤラ・バレー
メルボルンからほんの1時間程で、緑豊かな森が広がるダンデノンレンジと呼ばれる丘陵地帯に到着します。そして、ダンデノン丘陵の北に広がるのが、ワイン産地ヤラバレー。50以上のワイナリーが点在し、オーストラリアを代表するワインカントリーのひとつです。世界大会で受賞歴のあるワイナリーもあります。ワイナリーによって味も香りも異なり、ワインテイスティングツアーに参加して、ワイナリーに併設するレストランでランチやディナーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
-
1Dominique Portet Winery
2000年にフランス出身のオーナーが、ワイナリーを開設。テラス・カフェで軽食も楽しめ、地元の新鮮な食材を使った料理を食べることもできます。
-
2Domain Chandon
フランスのシャンパンメーカー「モエ・エ・シャンドン」社資本のワイナリー。片面がガラス張りとなったテイスティングルームが有名で、スパークリングワインが人気。レストランが併設されています。
-
3De Bortoli Winery & Restrant
80年前にイタリア系移民の一家が創設した、ヤラバレーの中でも歴史あるワイナリーの一つです。レストランやチーズショップもあり、国内外の数々の受賞経験を持っています。
-
4Yearing station
ヤラバレーの中心地に位置する、1854年創業の老舗ワイナリーです。歴史はありながらも規模を広げず、こだわりを持った「ブティック・ワイナリー」として知られています。
250エーカーの敷地にスイートルームが全32室という贅沢な5つ星ホテル「シャトー・イェーリング・ヒストリックハウス・ホテル」のほか、レストランや結婚式などが可能な会場も併設しています。また、毎月第三日曜日には同ワイナリーで、ファーマーズマーケットが開催され、地元観光客で賑わいます。
ヒールスビル・サンクチュアリー
ヤラバレー地区にあるヒールスビル・サンクチュアリーでは、200種以上のオーストラリア固有の野生動物や鳥類が、自然のままの環境の中、飼育されている野生動物たちに近づくことができます。
30ヘクタールの保護区の敷地は、70ヘクタールの自然の森や草原に囲まれ、コアラやカンガルー、ウォンバット、エミュー、ディンゴ、カモノハシ、そして様々な野鳥たちが、生き生きと暮らすサンクチュアリー(聖域)となっています。モーニントン半島
メルボルン市内から車で約1時間半にある、自然豊かなエリアです。多数のワイナリーが点在し、ビクトリア内有数のワイン産地としてもその名を馳せています。広大なぶどう畑や海、アートなど非日常の景色を堪能しながら、美味しいワインや食事が楽しめます。また、オーストラリア国内で最大級の広大な温泉施設や、海岸沿いのお洒落な街の散策、モーニントン半島が一望できるケーブルカーなど多彩な過ごし方ができます。
-
モンタルト・ビンヤード&オリーブ・グローブ(ワイナリー)
レストランが併設されており、大自然のなかで美味しい食事とワインを満喫できます。また、オリーブが有名で、オリーブオイルをお土産にするのもおすすめです。
-
ポイントレオ(ワイナリー)
ワイナリーからは、海や広大なぶどう畑の素晴らしい眺めとともに、このワイナリーの特徴であるアートを嗜むことができます。ワイナリーの横にある屋外のエリアには、国内外のアーティストが手がけた彫刻が随所に飾られています。
-
ペニンシュラ温泉
日本の温泉の寛ぎ効果に着目したオーナーが、世界のスパを研究した後、オープンした国内最大級の温泉施設です。約50℃の天然温泉が湧出しています。バラエティに富んだ温泉の他にもサウナやヨガレッスン、マッサージ、温泉に入りながら映画を鑑賞したり、多数のイベントやアクティビティが行われています。大自然に囲まれながら、心も身体もリラックスできる癒しスポットです。
-
ムーンリット・サンクチュアリー
野生動物保護公園であり、広々とした園内で数多くのオーストラリア固有の動物たちを近くで見ることができます。コアラとの写真が撮れたり、カンガルーやワラビーに餌付けができたりとここでしかできない体験ができます。
-
アーサーズシートイーグルロープーウェイ
モーニントン半島やポートフィリップ湾、メルボルンの街並みなどをケーブルカー「イーグル」に乗り一望できます。
-
おすすめツアー
Ciaoパンフレットの対象ツアーなら追加代金なし(注1)で、滞在中1回、日本語ガイドと巡る「メルボルンGOOD散歩(グッサンポ)」付き!
メルボルンの街中を巡るトラムに乗車して観光スポットを車窓見学。トラム乗車後は、クイーンビクトリアマーケットでお飲み物を片手に散策をお楽しみください。(注2)
ツアースケジュール
- 13:00
- タウンホール前
- ↓
- セントポール大聖堂(入場)
- ↓
- フェデレーションスクエア(外観)
- 乗車
- ≪トラム乗車体験≫
- ↓
- 州議事堂(車窓)
- ↓
- セントパトリック大聖堂(車窓)
- ↓
- カールトン庭園とロイヤルエキシビションビルディング(車窓)
- 徒歩
- クイーンビクトリアマーケット散策&ドリンク付き(コーヒー又はホットチョコレート)(入場) (注2)
- 15:00
- タウンホール前
- (注1)コースにより、一部対象外のコース、また不催行日にあたりご参加いただけない場合もございます。
- (注2)月・水・現地祝日はマーケットがお休みの為、メルボルンセントラルショピングセンターへご案内します。