HIS 絶景 - アンテロープキャニオン
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アンテロープキャニオンはアメリカ・アリゾナ州のペイジ近郊にある奇妙な造形をした砂岩に囲まれた渓谷。上流に降る雨がもたらす鉄砲水と風が、砂丘が固まって出来た砂岩を長い年月をかけて狭く深く削り出すことでつくられました。浸食された滑らかな地層がいくつもの渦を巻いたような模様を描く岩壁、その隙間から差し込む太陽光線の神々しさはここでしか味わえない絶景です。
先住民族ナホバ族の居住区域内にあるアンテロープキャニオンが観光地として開放されたのは1990年代に入ってからのことで、現在もナバホ族が管理を行っています。
鉄砲水の通路であることから雨天時は危険なため入場禁止。観光の際は突然の雨がこないかどうか、よく確認してから入場しましょう。
※経路はロサンゼルス乗り継ぎの一例
アンテロープキャニオンを目指すには、まずアメリカのラスベガスへ。日本からはロサンゼルスなどで乗り継ぎ、約15時間ほどで到着します。
ラスベガスからアンテロープキャニオンへは、ツアーに参加するか、もしくは空港でレンタカーを借りて向かいます。
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「日本からラスベガスへ」
東京からロサンゼルスなどでの乗り継ぎ便利用で約15時間
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「ラスベガスからアンテロープキャニオンへ」
空港でレンタカーを借りて向かいます。アンテロープキャニオンの拠点となるペイジの町までは約439kmを約4時間半の道のり。
アッパーキャニオン
入場にはガイドツアーの申し込みが必要。人数制限があるため、出来るだけ事前の予約がおすすめ。
ロウワーキャニオン
駐車場付近にある受付小屋でチケットを購入。
※どちらもアンテロープキャニオン入場税がかかりますが、一度の支払いで両方に入場できるため、レシートを必ず保管しておきましょう。
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一般的には、冬季以外の4月~10月が主な観光シーズンとなります。アンテロープキャニオンには太陽の光が真上から差し込む夏が観光に適していると言われていますが、真夏は気温が40℃近くなる日もあることもあり、またモンスーンの時期は鉄砲水が起こる可能性が高まります。そのため、その2つの時期を避けた6月と10月が最もおすすめです。