HIS 絶景 - シャウエン
世界の絶景・大自然を旅しよう
北アフリカ・モロッコ北部のリフ山脈の奥深くの町・シャウエン(シェフシャウエン)。山間の美しいブルーの町は「おとぎの国」と絶賛される世界中の旅行者の憧れ。
シャウエンの旧市街(メディナ)は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。その理由として最も有力なのが、その昔スペインから追われシャウエンに住みついたユダヤ人によるもの、という説。ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから、家や道をつくる際に青色で染めていったのだそうです。
イスラエルが建国されると、シャウエンにいたユダヤ人のほとんどはイスラエルへと移住していきましたが、町を青色に染める習慣だけは残った、ということです。
その他にも、夏の暑さを視覚的に紛らわせるため…や、虫除けのため…という現実的な説もあるようです。
※経路はドバイ乗り継ぎの一例
シャウエンを目指すには、まずモロッコの空の玄関口であるカサブランカへ。おすすめは運航本数の多いエミレーツ航空を利用した中東の都市ドバイからの乗り継ぎ。
カサブランカからは鉄道でフェズへ向かうか、モロッコ航空に乗り換えてタンジェへ向かいます。
どちらの都市からも、モロッコ国営バス・CTMを利用して約3~4時間でシャウエンへ到着します。
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「日本からカサブランカへ」
カサブランカへは一般的に中東の都市かヨーロッパでの乗り継ぎ便を利用します。東京出発の乗り継ぎ時間を含めた合計の所要時間は約18時間~
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「カサブランカからフェズへ」
鉄道で約3時間半
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「フェズからシャウエンへ」
モロッコ国営バス・CTMを利用して約3~4時間
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アフリカ大陸にあるモロッコですが、四季があり年間の寒暖差も比較的大きいため、真夏と真冬を避けたシーズンが旅行に適していて、春(3~5月頃)と、秋(9~11月)がおすすめです。
シャウエンはリフ山脈の山間に位置するため、他の街に比べて比較的涼しい気候となります。寒暖差の対策もお忘れなく。