HIS 絶景 - ペリト・モレノ氷河
世界の絶景・大自然を旅しよう
アルゼンチン・サンタクルス州の南西に、世界自然遺産ロス・グラシアレス国立公園があります。園内には47もの氷河が存在し、その中で最も有名な氷河が「ペリト・モレノ氷河」です。
全長約35km、面積約250km²という巨大な氷河は、淡水独特の青みを帯びていて、公園の緑と湖の青に映えたとても美しい姿をしています。
近年では地球温暖化の影響で地球上の氷河が毎年小さくなっている中、ペリト・モレノ氷河は現在も成長と崩壊を繰り返し、ほぼ大きさを変えていません。そのためペリト・モレノ氷河は、別名「生きた氷河」とも呼ばれています。
※経路はアメリカ乗り継ぎの一例
ペリト・モリノ氷河を目指すには、まずアルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ。日本からの直行便はなく、一般的にアメリカの主要都市で乗り継ぎます。東京からの所要時間は約27時間。
ブエノスアイレスから更に空路で約4時間かけてカラファテへ向かいます。カラファテのバスターミナルから、ペリト・モレノ氷河までバスで約1時間ほどで到着します。カラファテ発着のツアー(氷河クルーズ)への参加が一般的です。
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ペリト・モレノ氷河の観光ベストシーズンは、有名な氷河の「大崩落」が見られる春から秋(12月~3月頃)。最高気温10~15℃と気候も過ごしやすく、このシーズンには毎年大勢の観光客が訪れています。
しかし、実は冬の「ペリト・モレノ氷河」も神秘的で大変美しい姿を見せてくれます。気候的には寒いので、しっかりと防寒準備をしていく必要がありますが、夏とは一味違った絶景を堪能することができます。
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夏の氷河の「大崩落」
ペリト・モレノ氷河の見所は、夏場にみられる氷河の「大崩落」!ゆっくりと押し出された氷河の先端の巨大な氷壁の一部が崩れ、轟音とともに湖へ落ちる様は見る者を圧倒します。年間約700mの速度で成長していると言われるペリト・モレノ氷河ならではの光景。
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現地ツアー
最も一般的な展望台からの眺望を楽しむコースは、氷河の展望台から眺める巨大な青い氷河と緑に輝く湖、周辺の山々の自然のパノラマをゆったりと楽しめます。
船で湖面から氷壁に近づくツアーでは、湖面からそびえるような巨大な氷壁が間近に!