HIS 絶景 - シルクロード
世界の絶景・大自然を旅しよう
シルクロードとは、中国、中央アジア、西アジア、ヨーロッパを結ぶ古代の通商路の総称。諸説ありますが、一般的に西は中国の洛陽を起点とし、東はローマまでの道がシルクロードとされています。その西域にはウイグルと中国の文化が融合した砂漠とオアシスの街から、標高6000m級の山々を抱く天山山脈といった大自然の絶景が広がります。
シルクロードとして最も有名なものが、敦煌を経ていくつかのルートに分かれる陸路「オアシスの道」。
敦煌から北上してトルファンを経てウルムチを通り、天山山脈の北側をサマルカンドへ抜ける「天山北路」。そして同じく敦煌からトルファンに抜けて天山山脈の南側、タクラマカン砂漠を囲むオアシス都市を辿る、三蔵法師が通ったともされる「天山南路」。これらの道沿いには史跡なども数多く残り、はるか古代のシルクロードを感じられます。
特に紀元前2世紀頃から中国と西域を結ぶ交通の要衝として栄えた敦煌は、多民族が融合したシルクロード文化の中心地として知られます。4世紀から1000年以上かけて築かれた一大石窟群の「莫高窟」は必見。
※経路は西安乗り継ぎの一例
シルクロードの分岐点都市として栄えた敦煌へは、東京からは一般的に西安や北京などの都市で乗り継ぎ便を利用します。
乗り継ぎ都市までの所要時間は約4時間~5時間半ほど、さらにそこから敦煌まで約2時間半~で到着します。乗り継ぎ時間によっては一泊する必要があります。
同じく北京などの都市での乗り継ぎ便を利用し、ウルムチを起点としてシルクロード観光に向かうルートもあります。