HIS 絶景 - 元陽の棚田
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中国雲南省にある元陽県は、ハニ族・イ族・ミャオ族・タイ族などの少数民族が住む山岳地帯。海抜が1,400m~2,000mで霧と雨が多く、稲作に適した土地であったため、今からおよそ1,200年前の唐の時代からハニ族によって棚田がつくられてきました。
現在、山の麓から山頂までびっしりと連なる棚田の総面積は12万ヘクタール!傾斜が12~75度もある険しい斜面に築かれた大小さまざまな形の棚田が、麓から海抜2,000mの山頂まで5,000段以上も続く壮大な光景は圧巻。
※経路は北京乗り継ぎの一例
元陽を目指すには、まず中国の昆明へ。日本からは北京や成都などの都市で乗り継ぎます。東京出発の乗り継ぎ時間を含めた合計の所要時間は約10時間~が目安。
昆明から元陽の新街鎮までは高速バスを利用して向かいます。昆明バスターミナル(昆明汽車客運駅)から元陽(新街鎮)まで約330km、所要時間は6~8時間。
元陽の新街鎮から棚田へは車で約50分ほど。タクシーやミニバンをチャーターして向かいます。
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季節によってそれぞれ美しい姿を見せる元陽の棚田ですが、一番のおすすめは田んぼにきれいに水が張っている2~3月。
朝日や夕日に照らされてキラキラと輝く棚田の美しい光景が見られます。霧がかかり雲海に棚田が浮かびあがる光景も幻想的です。
5月の田植えの時期になると、棚田には水が張っていないのでご注意ください。