社員旅行 平均予算やおすすめシーズンなどをご紹介!
社員旅行の気になる平均予算、沖縄や北海道・韓国やハワイなどの方面別モデルコースやツアーに加えて、新しい旅のスタイルをご案内します。
社員旅行の日程・行先を決め、いざ参加者を募集したところ、思うように参加者が集まらず、集客に苦戦をするといった声を幹事様からお伺いすることがあります。
今まさにこのようなお悩みを抱えている幹事様はいらっしゃいませんか?
そこで今回は、長年多くの企業様の社員旅行を手配している団体旅行担当者が実際に提案している社員旅行に参加したくなるような参加率向上への4つの秘訣をご紹介いたします。
INDEX
まずは実際に参加する従業員の社員旅行に対する意見を見ていきましょう。
2022年末に実施した、HIS法人営業本部メルマガなどを利用したインターネット調査「エンゲージメント・コミュニケーション意識調査」(アンケート回答数:約1,100件)の結果では、社員旅行についてこのような意見をいただいております。
同僚と仲良くなりたい
チームや組織の一体感が出るから
リフレッシュになるから
以前と比較して在宅ワークやフレックス勤務が増加し、チームや組織のコミュニケーションが希薄になっていたり、オンライン上でのコミュニケーションがメインになってしまっている企業様もいらっしゃるかと思います。そのため、従業員の方は社員旅行を機にコミュニケーションを深めたいといった思いを持たれているのではないでしょうか。
しかし中にはこのような意見もいただいております。
仕事とプライベートは別で考えている
会社の方と旅行に行くのに気を遣ってしまう
団体行動が苦手
業務や家庭の事情で行くことができない
ワークライフバランスを重視する企業が増加したことで「職場の方と行く旅行は仕事」といった考えを持つ従業員が増加しています。このような意見を受け止め、マイナス要素をできるだけ少なくし、参加しやすい旅行に変化させていくことが参加率向上への重要なポイントです。
これまで従業員の方からの意見をご紹介してまいりましたが、ここからは参加率向上のポイントをご紹介していきます。
1つ目のポイントは社員全員が同じ旅行先、同じ日程での旅行を設定するのではなく、複数の旅行パターンで計画することです。
さまざまな理由で、設定している日程やスケジュールでは参加できないという方もいらっしゃるかと思います。
また「会社の方と旅行に行くのに気を遣ってしまう」と思っている方は、日程や内容によっては参加に前向きになりにくいかもしれません。そのため参加者の選択肢を増えるよう、複数パターンを計画しましょう。
例えば、ハワイ3泊5日の旅行を計画している場合、複数の出発日を設けたり、行先や泊数が異なるコースを計画してみてはいかがでしょうか。
2つ目のポイントは、滞在中の過ごし方にメリハリをつけることです。
参加希望の方でも「仲良くない人と四六時中一緒にいたくない」という意見を伺うことがあります。このような悩みを解決するのが、フリープランを取り入れた社員旅行です。
滞在中は各々で過ごし、最終日の夜に全員参加のパーティーを実施し、社員同士のコミュニケーションの場を設けます。
終日社員同士で過ごす旅行スタイルに苦手意識を持っている従業員が多いからこそ、各々楽しむ時間とみんなで楽しむ時間のメリハリを付けましょう。
また観光用に充てていた費用は、ホテルやパーティーなどに回し内容を充実させることで、参加者の満足度の向上に繋がるかもしれません。
3つ目のポイントは、プライベート旅行では味わえない、団体旅行ならではの特別な体験を盛り込むことです。観光をしたり、食事を楽しむことももちろん素敵ですが、プライベート旅行でも同様の楽しみ方はできますよね。
そこで、参加者に「団体で行くからこそ、こんな楽しみ方ができるんだ」と思ってもらえるような特別な体験を計画してみてはいかがでしょうか。
人気観光地を貸し切りしたり、特別演出を加えたパーティーを実施するなど「こんな体験ができるなら参加してみたい」と思ってもらえるようなプランを計画し、参加意欲を掻き立てましょう。
このようなプランが1つでもあれば、参加者の興味関心を高めるきっかけになりますし、プライベートで訪れた旅行先でも、また新たな楽しみ方を味わうことができます。
4つ目のポイントは、旅行に行きたいという意欲を掻き立てる工夫をすることです。
旅行先や旅行自体にあまり興味がない方もいらっしゃるかと思います。
そのような方へ参加を求めても、前向きな気持ちになるまでに時間がかかるかもしれません。
そのため日常業務の中で旅行に触れる機会を作り出し、興味関心を掻き立ててみてはいかがでしょうか。
社員旅行を実施する趣旨や思いを伝えるだけでなく、旅行先について自然と意識するきっかけが増えることで、参加意欲を徐々に高めていくことができるでしょう。
参加率向上のポイントをご紹介してみましたが、いかがでしょうか。
さまざまな価値観や働き方へ変化している今、社員旅行に対してもさまざまな考えを持つ方が増え、今までのように社員旅行を実施しても中々前向きに参加してもらえないといった企業様もいらっしゃるかと思います。
このコラムを読んでいただき、少しでも幹事様のお手伝いができればと思います。
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