この大聖堂を始め、タラゴナ周辺に残された建築物は考古遺産群として世界遺産に登録されています。イスラム教の影響も受け、様々な様式で建築されました。正面の「使途の門」の玄関枠を囲む12使途の彫刻は圧巻です。

2世紀に建てられたこの闘技場では、剣闘士たちや猛獣の闘いなど、人気の見世物がいくつも行われ、時には処刑場としても使われていました。毎年5月には当時を再現する祭が開かれています。

紀元前3世紀ごろ、タラゴナの港から約4キロの城壁が造られました。そのうち約1キロが現存しており、考古学の道と呼ばれる遊歩道を歩くと、当時の城壁の様子をうかがい知ることができます。

タラゴナ郊外にひっそりとたたずむローマ時代に建設された水道橋。当時は25キロの長さがありましたが、現在は217メートルのみ残っています。高さは27メートル。水道橋の上を歩くこともできます。

この教会は、ガウディの弟子であるジュゼップ・ジュジョールが、カタルーニャ人のメッカであるモンセラを再現して1925年に最初の石を置き、1999年に村人の手によって完成させられました。ハート型のステンドグラスがかわいらしい、こぢんまりとした教会です（※平時は閉館しています）

12世紀、カルトゥジオ会の修道士たちが建てたのがこのエスカラデイ修道院。南仏からやってきた修道士たちがブドウ栽培の知識を広めていきました。

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旧市街に立地し、14世紀のゴシック建築を利用したレストラン。当時の石壁がまだ残っており、歴史を感じられます。創造的なカタルーニャ料理をお楽しみいただけます。