-
イギリスでは1日に四季があるといわれます。照りつけるような日差しにさらされているかと思ったら、雨が降り急に冷え込んだりと1日の中で天気の変化や寒暖の差が大きいことが特徴です。雨が多いイメージあると思いますが、実際は土砂降りになることは多くなく、シャワーのような雨の時間が多く、降水量としては日本の約半分しかありません。そんな優しい雨がイギリス各地で見受けられる年間を通じて緑の芝生や花々や樹木をはぐくんでいるかと思うとだんだん気にならなくなり、多くのイギリス人がそうであるように多少の雨では傘の必要性を感じなくなります。北海道よりも高い緯度に位置しているにも関わらず、0℃を下回ることはほとんどありません。非常に日が長く夏至のあたりは夜10時を過ぎてもまだ明るいくらいです。一件目のパブを出てもまだ明るいのでもう一件という気持ちがよくわかります。夏も25℃を超えることが少なく、湿度も低いためとても過ごしやすい時期となります。世界で一番素敵な夏がそこにはあり、夏=Summer と訳すのに疑問を感じるくらいです。逆に冬は4時にはもう暗くなりますが、その反面奇麗なイルミネーションが楽しめる時間が長くなり、暖炉のあるパブに行くのが嬉しくて仕方がない季節です。