“アメリカらしさ”が見える過ごし方
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アメリカのクリスマスは日本のお正月のように家族みんなで過ごします。離れて暮らしている学生も社会人もクリスマスに合わせ数日から1週間ほど休暇をとり帰省するため、この時期のアメリカの交通機関は飛行機も車も帰省ラッシュで大混雑!
クリスマス前日から料理の仕込みを始め、当日はひたすら食べたり飲んだりし、家族との時間を楽しみます。家族ひとりひとりにひとつ以上プレゼントを用意する習慣があるようです。もらったプレゼントはクリスマスツリーの下に置いておき、クリスマス当日になったら包みを開けます。なのでクリスマス当日のリビングは包み紙でいっぱいに!掃除が大変なくらいの量になるのだとか。
彼女や彼氏がいる場合、この時期が家族に紹介するチャンスのようです。
最近はクリスマスの日でも営業しているお店も増えてきましたが、郊外の方のお店はまだかなりの確率で閉まっているのでご注意を。
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ニューヨークのクリスマスはショーやミュージカル、コンサートやJAZZクラブなど、イベントが盛りだくさん。
クリスマスプレゼントを買ったり、街中のイルミネーションやクリスマスツリーを見て回ったり、外に出る機会も自然と増えます。
まとまった休暇をとれる時期でもあるので、寒いのが苦手な人は、マイアミやカリビアンなど南の島に旅行に出かけたりもするそうです。
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多民族が暮らす街なので料理は各家庭によって様々ですが、メインのお肉にポテトやビーンズを付け合せる家庭は多いようです。細かく切ったパンと野菜とひき肉を炒め、七面鳥のお腹に詰めて一緒に焼き上げる『スタッフィング』と呼ばれる料理は、クリスマスディナーの定番料理。七面鳥の丸焼きにクランベリーソースをかけて食べるのはいかにもアメリカ流!デザートのアップルパイやチェリーパイの上にアイスクリームを乗せて食べるのもアメリカらしいです。
パンプキンスパイス味のラテのにおいが街中に漂い始めると、アメリカ人は「ホリデーのにおい!」と心躍り始めます。キャンディーケーンが登場したらいよいよクリスマスシーズンの到来。ミント味のキャンディーケーンはホットチョコレートに刺して、ミントホットチョコレートとして飲むのもおすすめ。見た目もとっても可愛いですよ!
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クリスマス時期になると人々はプレゼントの買い物で大忙し!お店というお店でセールが始まり、街はプレゼントを買う人々でごった返します。最近はオンラインショッピングを利用しているニューヨーカーも増えていますが、それでもこの時期のマンハッタンは観光客とニューヨーカーたちで溢れ返っています。
クリスマス限定アイテムを買うのがショッピングの楽しみのひとつ。特にコスメ系は毎年多くの種類が登場しますので、お気に入りのものがきっと見つかるはず。
おすすめなのは、クリスマス翌日から始まるアフタークリスマスセール。セールの売れ残りや返品されたものが大幅に値引きされ、大バーゲンが始まります。電飾やラッピングなど翌年も使えるアイテムはこのタイミングで買ってしまうというのもアリ。お目当てのものも大幅に値下げされているかもしれないので是非一度覗いてみては。
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ニューヨークのクリスマスはとっても華やか!6番街にはくるみ割り人形のキャラクターや巨大サイズのオーナメントが現れ、ワシントンスクエアパークのツリーは夜になると凱旋門とともに光り輝きます。特に5番街のサックスフィフスアヴェニューのイルミネーションは圧巻!まるでアミューズメントパークのようなイルミネーションは毎年見ても飽きないです。
歴史あるデパート『ロード&テイラー』のクリスマスウィンドウも、ニューヨーカーにとても親しまれています。毎年テーマが変わるので、楽しみにしている人も多いとか。
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ニューヨークの一番寒い時期は、実は2~3月。日本と同じようにニューヨーカーも毎年ホワイトクリスマスを期待しているのですが、12月に雪が降ることは少なく、ホワイトクリスマスになる年はなかなかないみたいです。
この時期のニューヨークはとにかく乾燥するので、ハンドクリームやリップクリームなど保湿アイテムは必須です。ダウンコートも必須ですが、室内に入ると汗が吹き出るくらい暑いので、コートの中に着るものは薄手のものの方がよさそうです。
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ニューヨークの高校を舞台にセレブな高校生たちの恋愛模様を描いた大人気ドラマ『ゴシップガール』に度々登場するこのホテル。ゴシガ好きの女子たちの間では憧れのホテルとなっているようです。
雰囲気のあるクラシカルな外観はそれだけで絵になりますが、中庭にクリスマスツリーが飾られたらより一層フォトジェニックなスポットに!ホテル入口側から撮影するとパトリック大聖堂を背景に写真を撮ることができますよ。ホテルのエントランスにもツリーが飾られているので、こちらもぜひチェックしてみて。