タイは仏教の信仰をとても大切にしている為、人前で肌を露出する文化はありません。その為、公衆の温泉では男性は水着にTシャツ、女性は水着にTシャツ、短パンのスタイルや濡れても良い服などがいいでしょう。
タイ人の一般的な温泉のイメージは足湯と温泉卵です。源泉地の地元民や一部の人が健康やリラックスとして伝統的に利用しているだけで一般的には温浴の習慣はありませんでしたが、最近は静かに温泉ブームが到来してきてバンコク市内にも温泉施設がオープンしてます。
タイの温泉は、花崗岩というマグマが固まって出来た深成岩によって作られます。地中に浸み込んだ雨水が、地下深くで300度ほどの温度を保っている花崗岩によって温められ温泉が出来ます。タイの山々は半数以上が花崗岩でできているため、タイのあちこちで温泉が存在してます。また掘削で温泉を出すことは禁止されているので、すべて自噴の完全ナチュラル温泉です!
タイには100個以上の温泉がありますがその多くは郊外にあり、地元民の憩いの場所となっています。また観光地化されていない場所も多く、大自然の中にある為、旅行ならではの交流が出来るのも魅力。
日本のガイドブックにはなかなか登場してこないタイの温泉ですが、欧米諸国の海外のガイドブックには多数の情報が出てる為、旅の目的になっているようです!異国の地での裸の付き合いで旅先での思い出を語ってみてはいかかでしょうか?
タイでおすすめは大自然の楽園と謳われるクラビにあるクロントームホットスプリングス!
水温38℃ほどの天然温泉が、森の中の滝や川に湧き出ていて、まるでジャングル×露天風呂!段々畑みたいになっている温泉は深さも温度もそれぞれ違います。温度は上の方が熱くなってますが、深さは逆に下の方が深くなってます。深いと言っても女性が立って入ると丁度よい深さくらいです。地元民の憩いの場所で、家族連れからカップルまで温泉を楽しんでおり、地元民との交流が出来るスポットです。
この温泉から7~8km程はなれた所には、透明度も高く神秘的な色のエメラルドプール、鮮やかな青色で静寂に包まれたブループールがあります。2つのプールまでの道中の森の中は、晴れてると緑の間から差し込む光がとても綺麗で空気も美味しく、ちょっとした森林浴気分でリフレッシュ出来ます!温泉の後に思いっきり泳いじゃいましょう!周りは木が揺れる音と鳥の囀りしか聞こえない静かな神秘的な空間です。