定番のアンコール遺跡群から、個人では行きづらい幻の遺跡まで、カンボジアの遺跡の見どころ情報が満載です。
アンコールワット
クメール建築の最高傑作
2018年のトリップアドバイザーにて「世界の訪れたいランドマーク」で第1位に選ばれました。12世紀前半から30年かけて建造されたアンコール王朝を代表する遺跡。神々の住む山をイメージした中央祠堂を頂点にピラミッドのような形になっており、参拝者は神の世界にのぼっていくように造られています。各回廊の壁には、ヒンドゥー教や古代インドの叙事詩などが語られたレリーフがあり、その美しさは訪れる人々を魅了しつづけています。建物は真西を向いており、春分の日と秋分の日は、5つの尖塔の中央から日が昇ります。
アンコールワットで朝日観賞
夜が明けるにつれて刻々とアンコールワットを染める神秘的な光は一生に一度は見ておきたい絶景です。雨季の時期は雲が多いため夜空を彩る幻想的な朝焼けを見るチャンスが増えます。
夕日に染まるアンコールワット
あたり一面が夕日に染まる頃、アンコールワットも赤く染まっていきます。この時間にしか見ることができない、日中と異なるアンコールワットの姿が楽しめます。
HISでは、写真を撮る際逆光にならないように、午後にご案内致します。また、美しい逆さアンコールワットが観られるスポットもご紹介いたします。また、一度に100人までの入場制限がある第三回廊にもご案内致します(アンコールワットの観光を含むツアーにご参加の皆様)第三回廊では、アンコールワットの敷地内が一望でき、且アンコールワット内で一番美しいといわれている天女のレリーフを見ることができます。
アンコールトム
アンコール王朝時代の王宮都市
『偉大な王都』の意味を持つ遺跡で、一辺3kmの正方形の城壁に囲まれた都市全体を指す。王宮を中心とした仏教寺院などの建築群が含まれており、12世紀から15世紀にかけて約10万人の人々が暮らしていたといわれています。アンコールトムの中心に位置するピラミッド型の寺院バイヨンには、高さ43mの中央祠堂を16の塔堂が囲み、中央祠堂と尖塔には『クメールの微笑み』と賞される50を超える観音菩薩の四面仏像が配されています。
ゴンドラボート
アンコールトムの壁画に描かれたものを復元したボートです。アンコール王朝の伝統的な手漕ぎボートで、お堀を遊覧するクルーズです。
その他の遺跡を見る
タ・プロム寺院
樹木が侵食する遺跡
12世紀末建立、不思議な姿のタ・プロム寺院。天から降ってきたような巨大なガジュマルの木が遺跡を浸食している。アンコール遺跡群の中で特に崩壊が危惧されている。
バンテアイスレイ
東洋のモナリザと呼ばれる女神
『女の砦』を意味するこの遺跡には『東洋のモナリザ』と呼ばれる美しいレリーフをご覧いただけます。硬質な赤色砂岩ででき名レリーフは繊細かつ立体的で、まるで野外にある美術館のようです。
ロリュオス遺跡群
アンコール以前の王都
アンコール遺跡群最古の遺跡群であるロリュオス遺跡群。見所バゴン寺院は、周囲に環濠をめぐさせたアンコール時代初のピラミッド型の寺院で、その後の遺跡との違いを感じていただけます。
ベンメリア
映画の中の世界。密林の巨大遺跡
『東のアンコール』とよばれ、その神秘的な雰囲気から人々を魅了している密林の巨大遺跡ベンメリア近年はアニメ映画『天空の城のラピュタ』のモデルになったのではと噂され、訪れる人は絶えません。修復の手が入っていないベンメリアの神秘的で独特な世界をお楽しみいただけます。
HISではベンメリア建造の際の石を切り出した石切り場『オートモダップ』にもご案内致します。歪な升目のような跡が残る川底や不自然に角ばった石から当時様子を少し感じていただけます。
アンコール遺跡群の地図を見る
プレアビヒア
天空に浮かぶ寺院
2008年にカンボジア第2の世界遺産に登録された寺院。タイの国境に位置する海抜625mの山の上にたっており、山頂から見るカンボジアのパノラマは絶景。まだまだ訪れた者が少ない感動的な景色をお楽しみください。
サンボープレイクック
カンボジア第3の世界遺産
プノンペンとシェムリアップの間に位置し、2017年7月にカンボジア第3の世界遺産として登録され、注目されている古都サンボープレイクック。アンコール遺跡群より前の7世紀初頭に作られた遺跡は3つの遺跡群と多くの遺跡から形成させる巨大都城遺跡です。