カリブ海の真珠といわれるキューバは、フロリダの南に横たわる東西に延びる細長い島。本島のほか1,600あまりの島や岩礁からなる、カリブ海最大の島だ。カストロやチェ・ゲバラの率いる革命軍がバチスタ政権を打倒した1959年の革命戦争ののち、アメリカの経済制裁により一時はどん底ともいえる状態だったが、現在はカナダやヨーロッパ諸国からの観光客で活気を取り戻している。まだまだ手つかずの美しい海や自然、スペイン・コロニアル時代そのままの町、アメリカングラフィティを彷彿とさせる風景などが魅力だ。
国名 | キューバ共和国 Republica de Cuba |
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面積 | 111,000km2(日本の本州の約2分の1) |
人口 | 約1126万人(2014年)。ハバナ市に約210万人が住む首都集中型 |
首都 | ラ・アバーナ(ハバナ)La Habana |
政体 | 共和制(社会主義) |
民族構成 | ヨーロッパ系25%、混血50%、アフリカ系25%(推定)。世界のなかでも人種差別のない国として知られている。 |
宗教 | カトリックとアフリカ宗教が中心。無宗教の人も多い。 |
言語 | 公用語はスペイン語。ホテル、レストラン、航空会社などは英語が通じる。 |
通貨 | キューバには、主として外国人が使う兌換(だかん)ペソ(CUC)と、主として国民が使う人民ペソ(CUP)がある。 |
時差 | 日本とハバナの時差:-14時間 |