トロルの舌は、ノルウェー南西部のオッダという町に位置する山の標高約1,000m付近にある絶景スポット。
断崖絶壁から突き出た岩盤が、ノルウェーで語り継がれる岩の妖精トロルの舌のように見えることから、この名で呼ばれています。
SNSに投稿された写真からトロルの舌の名が広がり、世界中から登山客が訪れる人気の絶景スポットとなりました。
その先端に立てば眼下に広がるのは大自然の絶景!
曇りの日は雲海を、晴天の日はノルウェー「5大フィヨルド」のひとつとも称される眺めを楽しむことができます。
※柵など一切建てられていない崖っぷちは極めて危険な場所のため、十分ご注意の上、危険な体勢は絶対に避けてください。
ベストシーズンは夏季の7月~9月。それ以外の時期は雪が積もっているため危険性が高まります。
また、シーズン中であれば登山口までの専用バスやハイキングツアーなどが用意されています。
トロルの舌へ最もアクセスしやすいオッダの町には宿泊客が多く訪れるため、早めに宿の予約がおすすめします。
トロルの舌まではロッククライミングのような険しい道はなく、体力があれば登る事が可能。
とはいえ往復8時間~10時間ほどかかる登山には本格的な装備が必要です。
また、登山道にはお店やトイレなどの設備はありません。十分な飲食物や常備薬、トイレットペーパー、ゴミ袋なども用意していきましょう。
北欧ノルウェーの観光といえばフィヨルド。中でも、トロルの舌があるハダンゲルフィヨルド地帯はノルウェーの「5大フィヨルド」に数えられ、果樹園と牧歌的な風景が特徴です。
フィヨルドを臨む美しい景色を部屋から一望できるホテルも多数あり、トロルの舌観光の拠点としてもおすすめ。
トロルの舌を目指すには、まずノルウェー第二の都市ベルゲンへ。日本からは基本的にヨーロッパで1回乗り継ぎが必要です。
ベルゲンからはトロルの舌へ最もアクセスしやすいオッダの町までバスが出ています。
また、レンタカーを借りて移動することも可能です。
ベルゲンへは一般的に北欧の都市での乗り継ぎ便を利用します。
東京出発の乗り継ぎ時間を含めた合計の所要時間は約13時間~
ベルゲンの空港からベルゲン市内のバスターミナルへ移動し、
そこからバスで約3時間~4時間。
ベルゲンの空港からレンタカーを借りて直接オッダの町へ向かうことも可能です。
国際免許証と、事前の予約が必要となります。
空港からの所要時間は約3時間。
一般的に、オッダからトロルの舌まではオッダ観光協会が主催するハイキングツアーに参加します。
ガイドツアーの所要時間は8時間~10時間で、本格的なハイキング装備と中・上級者レベルの経験が必須となります。
ハイキングツアー詳細はオッダ観光協会のホームページでご確認下さい。(英語・ドイツ語)
http://www.hardangerfjord.com/en/Odda/