フランス北西部、ノルマンディー地方は葡萄よりも林檎の栽培に適しており、ワインではなく『シードル』と呼ばれる林檎で作った発泡酒でも有名です。是非、この地域を訪れたら試していただきたいお酒。お好きな方は、シードルを蒸留して作るブランデー『カルヴァドス』もお勧め。是非、郷土料理と共にご賞味ください。

パリ『食』の日常を覘くにはマルシェ（市場）がお勧め。パリジャンやパリジェンヌたちで賑わうマルシェへ、ちょっと足を踏み入れてみてください。色鮮やかで新鮮な食材と、お店の人との会話を楽しむ地元の人達を見つけることができると思います。

2014年ニース観光局により、ニースの伝統料理を今も変わらずに提供している市内17軒のレストランに『ニースの伝統料理店』のラベルが交付されました。南仏ニースの本場の伝統料理をお楽しみいただけます。

モン・サン・ミッシェル湾周辺の海辺に生える牧草は塩分やヨード分を豊富に含んでいます。そんな草を食べて育つ羊『プレサレ』の特徴は、潮の香りがもたらす独特の風味です。

フランス南東部、ローヌ川・ソーヌ川の豊かな水の恩恵を受け、長い繁栄の歴史を持つリヨン。美食の街として知られるリヨンの伝統料理を提供するビストロ『ブション』が多く建ち並んでいます。偉大なるシェフ ポール・ボキューズ氏の味を守るブションやリヨンにしかない老舗ショコラトリーなどフランス屈指の美食の街でパリでは味わうことのできない古き良きフランスの味を探してみてください。

世界三大スープの一つとして有名なフランスのシーフード料理の代表格『ブイヤベース』。 新鮮な魚介類が豊富に水揚げされる漁港があるブイヤベースの本場マルセイユにはブイヤベース憲章というマルセイユ市が定めたオフィシャル・レシピが存在します。本物の味はマルセイユで！近年の再開発と共に観光都市としても生まれ変わったマルセイユにはモンテクリスト伯でも有名な牢獄だったイフ島、丘の上に建つバジリカ聖堂、美術館や博物館など見所も充実！

世界的に有名なワインの産地ボルドー。ガロンヌ川に沿って続く石造りの街並みを車で抜けると一面に広がるぶどう畑。 18世紀にはワイン貿易で黄金時代を築き、街のいたるところに古典様式の重厚な建物が並びます。現在ワイン生産者のシャトーは8,000以上！ワインシャトー巡りや『月の港』として世界遺産に登録されているボルドーの街並みをゆっくりと散策してみてください。