ラクダの背に揺られてオレンジ色の砂漠を歩き、この地で何千年も暮らす先住民ベルベル人のテントへ。テントとはいえ女性でも心地よく過ごせる快適なもの。果てしない砂漠で見る朝日は、どこで見るよりも美しい。
発見。ラクダって、後ろ足から立ち上がるんだ。ラクダに乗って砂漠を歩く。幼い頃から思い描いた光景が、現実になってもまだ、どこか夢の中のようだった。
モロッコの砂漠はオレンジ色。だから空の青との調和が美しい。ラクダに乗ってキャンプ地のテントを目指す旅。
ラクダの背中は意外と高い。砂の上を裸足で歩くと気持ちがいい。ささやかな気付きなのに、大発見のようにドキドキする。
雲や月などの天候条件によっては、真っ暗な中に降るような満天の星空を楽しむこともできる。
北アフリカの先住民ベルベル人は、学問的に出自が明らかになっていない。赤毛、金髪の人がいたり、ブルーやグリーンの目の人もいる。あかちゃんのお尻には蒙古斑があるらしい。彫りが深く美男美女が多い。モロッコ人口の30%を占める、誇り高き民族である。
砂漠のテントでは、砂の音、風の音を感じて、大地に抱かれる夜を体験。
砂漠にあるとは思えないほど設備が整っているホテル。灼熱の砂漠を見ながら、冷たい水に浮かんでいると、味わったことのない感覚になる。
美しすぎる世界の果て-サハラ砂漠。砂以外なにもない地平線に昇る朝日は、どこで見るよりも感動的。
ラクダに乗って砂漠をあるく。幼いころから何度も思い描いた夢を体験する。